2009年5月27日水曜日

紫陽花  Hortensia


立教のキャンパスを歩いていると季節の移り変わりを感じます。
バラも盛りを過ぎ、紫陽花の季節が始まりました。
登校時、ときどきは本館側キャンパスで散歩なども楽しんでください。

2009年5月21日木曜日

Semana Argentina en el Instituto Cervantes en Tokio


セルバンテス文化センターで行われる、アルゼンチン週間のご紹介です。

6月2日(火)19:00
エルネスト・サバト・出版発表会
「作家とその亡霊たち~アルゼンチンから世界文学へ~」日本語/スペイン語同時通訳つき

6月3日(水)19:00
「アタウルパ・ユパンキに捧ぐ、ギター・コンサート&講演会」
浜田滋郎氏のトークと
アルゼンチン・ギタリスト、アリエル・アッセルボーン、レオナルド・ブラボを迎えてのコンサート

6月4日(木)18:00
ドキュメンタリー上映「ボルヘス、南米の運命」、スペイン語上映日本語字幕つき
ハイロ・アストリコ コンサート

詳細はこちらから
http://www.tokio.cervantes.es/jp/default.shtm

キリバン


偶然ですが、記念すべき「10000」のキリバンを踏んでしまいました。

キリバンを踏んだ方に記念品を用意していたわけではないのですが、
本日は一人で祝杯でもあげようかと思います。

1万を超えるまで約1年と1月ちょっとかかりました。
皆様のご協力に心から感謝いたします。

2009年5月20日水曜日

Haruki Murakami

Cumbre de escritores en Santiago
12.03.2009 Haruki Murakami y Molina Foix llegaron ayer a Compostela para recoger sus premios San Clemente

http://www.elcorreogallego.es/indexCanales.php?idMenu=107&idNoticia=405066


5月末に村上春樹の新刊が発売される。首を長くして待っているファンがたくさんいるだろうと思う。

同じように彼の作品の翻訳を首を長くして待っているスペイン語圏のファンも数多く存在する。

2009年3月、村上春樹はガリシアのサン・クレメンテ文学賞を受け取るためにスペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れた。

ガリシアの高校生たちが審査員となって決めた受賞作は「海辺のカフカ」。

今回ガリシアを訪れたのは「純粋な好奇心から。作品を選んでくれた審査員である十代の若者たちに会ってみたかった。」と述べ、授賞式後は世界遺産である王立カトリック両王巡礼者施設で審査をした若者たちと語らい食事をとったそうだ。
(食事会の様子についてはEl Paisの記事が詳しい)
http://www.elpais.com/articulo/cultura/cena/gallega/Murakami/elpepucul/20090314elpepicul_1/Tes

http://www.elperiodico.com/default.asp?idpublicacio_PK=46&idioma=CAS&idnoticia_PK=594476&idseccio_PK=1013

この記事を読むと村上春樹が公の場に姿を現さないということはスペインでも周知の事実であるようだ。授賞式に出席したのは奇跡だと言っている。

今回の彼の訪問時に出版された「走ることについて語るときに僕の語ること」の翻訳も「アフターダーク」どちらもスペイン語(カスティーリャ語)よりも先にガリシア語の翻訳が出版されたとのことだ。

またこの記事は5月末に出版される村上春樹の新作についても語っている。

«Realmente, la última la entregué la semana pasada al editor, así que saldrá pronto en Japón. Es así de grande», explicó, extendiendo los dedos índice y pulgar casi todo lo que puede. «Muy gruesa, ufff. Me levanté todos los días a las cuatro de la mañana y me puse a escribir. Es la hora en la que mejor me concentro. Escribí unas cinco horas seguidas. Y así todos los días, durante dos años, hasta que la terminé». Se pasa la mano por la frente, como si finalizase un maratón. «Pero ya está. ¡Voilà!» Del libro aún no sabe el título ni en inglés ni en español («además, seguro que tardan en traducirlo», apuntó), pero sí sabe a que suena. «A Bach, a Louis Amstrong y… y ya está».

・・・・・毎日朝4時に起きて、書き始めました。僕はこの時間が一番集中できるのです。毎日5時間集中して書きました。2年間、書き終わるまでずっとそれを続けました・・・・・

・・・翻訳されるまでには時間がかかるのは間違いないが、出版される長編がどのような響きを持つのかはわかっている、「バッハ、そしてルイ・アームストロング・・・の響きを奏でる・・」のだそうだ。


どちらも詳細はスペイン語でどうぞ・・・

<文責:篠塚>

2009年5月11日月曜日

5月のキャンパス


5月のキャンパスといえば芍薬、バラ、藤でしょうか。
今日は芍薬をお届けします。

2009年5月1日金曜日

新型インフルエンザ(Fiebre porcina)

日本では新型インフルエンザと呼ばれるようになったが、スペイン語圏のニュースではまだgripe porcina とか fiebre porcina とか「豚」という形容詞がついている記事が多い。

そんな中、新型インフルエンザが日本で発生したらどうなるか、の先を行くようなニュースを見つけた。
メキシコの雑誌、Procesoのデジタル版である。

http://www.proceso.com.mx/opinion_articulo.php?articulo=68393

上記の記事からの抜粋。

Así, de un día a otro, la ciudad de México transformó su cara. El tráfico disminuyó, salieron aproximadamente medio millón de personas a ciudades aledañas como Cuernavaca y Querétaro y otros más aprovecharon para mandar a sus familias a las playas más cercanas de Guerrero y Veracruz.
メキシコシティーはその表情を変えてしまった。行き交う車は減り、50万人もがシティーから近郊の都市へ移り住み、もっと多くの住民が家族を近くの海辺の町に疎開させた。

En las farmacias se agotaron los antigripales y los cubrebocas, y en los supermercados han empezado a surgir compras de pánico de alimentos enlatados, agua, verduras y carnes, menos la de puerco, a pesar de que ya se dijo que el contagio es de humano a humano.

薬局では風邪薬とマスクが売り切れ、スーパーでは缶詰、水、野菜、肉のパニック買いが起き始めた。人から人への感染であると言われているのに、豚肉は売れ残る。

Abarrotados los hospitales, clínicas y centros médicos de toda la ciudad, los que sufren un catarro o gripe son vistos como un peligro. Un estornudo es signo de peligro y pobre de aquel que lo haga en público porque de inmediato es señalado con las miradas y marginado de cualquier grupo.

町中の病院、診療所はどこもすし詰め。風邪をひいている人は危険物そのもののように見られる。くしゃみをすれば危険物のレッテルが貼られる。公衆の面前でくしゃみをすれば刺すような視線で、集まりから締め出される。
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