2025年7月5日土曜日

映画『入国審査』8/1(金)~ロードショー


2025/8/1(金)~
新宿ピカデリー、ヒューマントラスト渋谷、シネ・リーブル池袋、その他全国公開

NYに到着したが、なぜか入国できないカップル
「入国の目的は?」
その答えが、あなたの人生を左右する―
NYの空港で入国審査を待つ幸せなカップル。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜ二人は止められたのか?審査官は何かを知っているのか?予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が二人の間に沸き起こり──。

ホセ・パルラ「Home Away from Home」7/27(日)まで

ポーラミュージアムアネックス


〇入場無料 11:00-19:00(入場は18:30まで)

〇2025年7月27日(日)まで開催

パルラは、1973年マイアミ生まれ。アメリカ、プエルトリコ、キューバといった多様な移民文化に囲まれて育った。そうした環境は、都市生活や芸術に対する理解に深く影響を与え、パルラの作品に大きなインスピレーションをもたらしてきた。独特のカリグラフィーと、幾層にも塗りかさねられた絵肌に特徴付けられるパルラの作品は、都市の壁に残された記憶や痕跡を想起させると同時に、自身の経験が色濃くかさねあわせられている。とくに世界中を移動するなかで出会った都市や多様な表現との対話は、異なる抽象表現を交差させたパルラの独自の視覚言語の探求をうながしてきた。パルラの痕跡を刻む行為は身体性と質感に富んでおり、加筆や消去、かさね描きといった手法を織り交ぜられることで、身体の動きを反映した絵画的な意識の流れを生み出し、視覚文化の既成概念への揺さぶりをかけている。

都内2会場で同時開催する本展では「日本」を共通のテーマに展示。本展では、ひとつに限定される「ホーム」ではなく、記憶、移動、人とのつながりによって形成され、つねに変化し続ける風景という視点からパルラの作品を紹介する。

 パルラは1999年から幾度も日本を訪れており、日本の風土や文化様式からも多大な影響を受けてきている。ポーラ ミュージアム アネックスではこれまでの重要作品を中心に、パルラの芸術実践やクリエイターたちとの交流の軌跡を辿る。会場では、窯元で滞在制作された備前焼の作品や日本のアーティストやファッションデザイナーとのコラボレーション作品なども展示される。

2025年7月3日木曜日

ペルーコンテンポラリー映画祭 2025年7/18(金)-7/19(土) インスティトゥト・セルバンテス東京



ペルーコンテンポラリー映画祭2025 / FESTIVAL DE CINE PERUANO EN JAPÓN 2025 (VOL4)
2025年7/18(金)-7/19(土)
会場: インスティトゥト・セルバンテス東京
入場料無料、要予約。各回入替制、映画毎にご予約ください。

全作日本語字幕付、ペルーの誇る現代の映画関係者の素晴らしい才能をご覧ください。作品は数々の国際的な賞を獲得しており、現代ラテンアメリカの映画産業に大きく寄与しています。
豊かな多様性、美しい土地と習慣が千年の歴史の中で息づくペルー映画をどうぞお楽しみに。

[プログラム]

7月18日 (金) 
17:45 開場
18:00 開会のご挨拶
   『ラ・エレンシア・デ・フローラ』上映
20:30 終了予定

7月19日 (土)
開場9:50 / 上映10:10〜『Reinas』
開場12:40 / 上映13:10〜『勇気と聖性 ― アナ・デ・ロス・アンヘレス修道女の物語』
開場14:45 / 15:15〜『Yana-Wara』(2023年)

詳細お申し込みはこちら

2025年7月1日火曜日

【公開講演会】立教大学ラテンアメリカ研究所主催 2025/7/12

    公開講演会「日本とボリビアの絆 移住と国際協力から見る関係史」

1899年にペルーからボリビアに転住した日本人移民93名を嚆矢として、ゴム産業で興隆したボリビア・アマゾン地域への日本人移住が20世紀初頭に始まった。北部ベニ県のリベラルタに集住した日本人は、日本人協会を立ち上げ、地元社会との共生を試みた。その後、ゴム産業の衰退とともに日本人移民は各地に拡散したが、第二次世界大戦後、サンタクルス県にサンファン移住地とオキナワ移住地が創設され、同移住地への支援からボリビアへの国際協力や日系人支援が活発になった。1980年以降は、オキナワ移住地から横浜市鶴見区などへの日系人の逆流現象も起きている。彼らは地域コミュニティを支え、多文化共生の推進役としても活躍している。本講演会では3人の講演者が、移住と国際協力から見た日本とボリビアの100年にわたる関係を解説する。

講師:
・本学ラテンアメリカ研究所研究員
 大島 正裕(おおしま まさひろ) 氏
・国際協力機構(JICA)海外移住資料館 副館長
 小原 学(おはら まなぶ) 氏
・関東学院大学社会学部准教授
 藤浪 海(ふじなみ かい) 氏


日時:2025年7月12日(土)17:30~20:00
場所:立教大学池袋キャンパス14号館4階D401教室&Zoom
参加費無料
定員:教室参加200名、Zoom参加300名
事前申込必要 
→ 教室参加希望の方:https://s.rikkyo.ac.jp/yaqi7epr


→ Zoom参加希望の方:https://s.rikkyo.ac.jp/vti6zenm



映画『ボサノヴァ 撃たれたピアニスト』


2023年製作/103分/G/スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル合作
原題または英題:Dispararon al pianista
配給:2ミーターテインメント、ゴンゾ
劇場公開日:2025年4月11日
監督:フェルナンド・トルエバ ハビエル・マリスカル
製作:クリスティナ・ウエテ 脚本:フェルナンド・トルエバ
出演者:ジェフ・ゴールドブラム

フェルナンド・トルエバ監督が、「チコとリタ」でもタッグを組んだハビエル・マリスカル監督と共同監督を務め、ブラジル音楽の伝説的ピアニストであるテノーリオ・ジュニオルが1976年軍事クーデター直前のブエノスアイレスで姿を消した実話を題材に、ラテンアメリカの光と影を描いたアニメーション映画。

<上映館>
7/17(木)オーディオルーム トーク付 ボサノヴァ 撃たれたピアニスト 19:10
★上映後トーク:中原仁さん(放送・音楽プロデューサー/選曲家)、オノ セイゲンさん(マスタリング・エンジニア)
7/19(土)オーディオルーム ボサノヴァ 撃たれたピアニスト 17:00

8/16(土)~8/22(金) 17:50~(終19:38)
★先着でポストカードプレゼント!

2025年6月27日金曜日

週刊読書人2025年6月27日号巻頭特集:対談=伊高浩昭・柳原孝敦 <追悼・マリオ・バルガス=リョサ>

週刊読書人2025年6月27日号に、本研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭氏とラテンアメリカ講座「ラテンアメリカ文学」講師で東京大学教授の柳原孝敦氏の対談が掲載。
巻頭特集<追悼・マリオ・バルガス=リョサ>「ラテンアメリカ文学ブーム」を牽引した最後の作家

https://dokushojin.net/news/1017/


2025年6月26日木曜日

映画『マルティネス』8月22日公開

 

メキシコ人若手女性監督ロレーナ・パディージャの長編デビュー作品。パンデミックを通してメキシコにおける若者と高齢者との関係性が変化したことに着想を得て、老いや死、孤独に直面し愛に迷う60歳の男性を主人公にしたユニークでほろ苦い人間ドラマを作り上げた。主演は、第90回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ナチュラルウーマン』(2017)で印象的な演技を見せたチリ人俳優フランシスコ・レジェス。字幕監修は当研究所の洲崎圭子研究員。

映画『マルティネス』原題:Martinez 2023年製作/96分/G/メキシコ
配給:カルチュアルライフ
監督・脚本:ロレーナ・パディージャ
キャスト:フランシスコ・レジェス、ウンベルト・ブスト、マルタ・クラウディア・モレノ

2025年8月22日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、テアトル梅田、アップリンク京都 他、全国順次公開!



2025年6月21日土曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
波打ち際でカメノテ漁

中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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★6月22日 (日) 午前 3:27 ~ 4:10(NHK総合1)
ヨーロッパ絶景の道「スペインから南フランスへ」
「ヨーロッパ 絶景の道」シリーズ ヨーロッパ各地の美しい風景や
街並みをお届けします。今回は、スペインから南フランスへの道を
たどります。
スペイン、アンダルシア地方の港町・カディスからイベリア半島
最南端の街・タリファを巡った後、古都グラナダへ向かい、夜の幻想的な
アルハンブラ宮殿へ。そしてカタルーニャ地方のバルセロナや、ガウディが
インスピレーションを受けたといわれる聖地・モンセラートへ進み、
雲海に包まれる修道院を巡ります。さらにフランス・カマルグや
マルセイユをたどり、ロザリオ礼拝堂のあるヴァンスや、エズ、
マントンの海岸へ進みます。
(Gガイドテレビ王国)
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★6月22日 (日) 18:00 ~ 18:30(TBS)
世界遺産「ブラジル 大湿地が育む命の楽園」
南米大陸のほぼ中央に位置するブラジルのパンタナール保全地域。日本の
本州と同じくらいの広さの大湿地だが、雨季と乾季で水量が激変する。
雨季はほぼ水に覆われるが、乾季になると水が引き草原や川が現れる。
すると水場が狭まることで魚が集中、それを食べるために鳥や動物たちが
集まるのだ。世界屈指の大湿原は、そんな生き物の食物連鎖が間近で
見られる稀有な場所。雨季と乾季のパンタナールの魅力をすべて
お見せする。
登録名:パンタナール保全地域 登録年:2000年
登録理由:Ⅶ)パンタナールの広大な湿地が織りなす独特の景観
 Ⅸ)独自の生態系  Ⅹ)ジャガーなど絶滅危惧種の生息域であること
ディレクター:小澤政志/パンタナールは野生のジャガーが間近で見られる
場所として有名です。各ボートのスタッフが無線で「ジャガーが出たぞ!」
と通信すると瞬く間に、観光客でギュウギュウ状態になります。
(Gガイドテレビ王国)
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★6月22日 (日) 19:58 ~ 20:54(日テレ)
イッテQ!イモトのスペイン絶叫ツアー&温泉同好会の台湾爆笑穴場ツアー
温泉同好会の台湾穴場ツアー!つつじの名所で絶景ご来光登山&大島感動!
野生のハチミツ探し▼イモトはスペインで危険すぎ波打ち際カメノテ漁&
命がけ高所鐘つきリポート
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆6月22日 (日) 21:50 ~ 22:00(NHK BS)
空からクルージングmini
 「アルハンブラ宮殿 グラナダ王国の栄光と滅亡」
スペイン南部、アンダルシア地方に空から旅して、15世紀に滅びた
グラナダ王国の栄枯盛衰を描く。訪れるのはアルハンブラ宮殿、
アルバイシン、ロンダ、フリヒリアナの街。
(Gガイドテレビ王国)

2025年6月17日火曜日

”清貧大統領”ペペ・ムヒーカ死去 / 中国 ラ米・カリブ進出を本格化 【ラテンアメリカ ニュースダイナミクス】伊高浩昭×高瀬毅

ラテンアメリカ研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭先生が出演されています。

2025年5月13日に病死した元ウルグアイ大統領ホセ・"ペペ"・ムヒーカ(89)の生き方について、冒頭特集でお伝えします。本特集は、中国のラテンアメリカ(ラ米)・カリブ進出戦略の本格的開始を意味する北京での「第4回中国・CELACフォーラム」を詳しく紹介し、縦横に話し合います。対米対抗戦略の大きな柱の一つとしての「ラ米・カリブ取り込み」は、急速に進んでいくでしょう。

2025年6月4日 収録

2025年6月16日月曜日

上映会『ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦 ¡Viva Maestro!』上智大学

2025.6月20日 (金)18:30 – 20:30
会場: 四谷キャンパス内 (詳細は決まり次第 Webでご案内)
言語: 英語・スペイン語
字幕: 日本語(一部日・英)
対象:学生・一般の方 無料・要事前申込
問合せ先:hrc-ic-co@sophia.ac.jp

プログラム:

冒頭挨拶・モデレーター 近藤 哲生
上智大学国際協力人材育成センター所長
グローバル教育センター特任教授
前国連開発計画 (UNDP) 駐日代表

ミニレクチャー 坂口 安紀
アジア経済研究所地域研究センター
主任研究員 (専門地域:ベネズエラ)

映画上映(約100分)
『ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦 ¡Viva Maestro!』
主演: グスターボ・ドゥダメル / 監督: テッド・ブラウン/ 2022年

小松健一写真展「遥かなる チリ 1989」6月16~21日 銀座・吉井画廊

【会期】2025年6月16日(月)~6月21日(土)
【時間】10:00~19:00(土18:00まで)
【会場】吉井画廊
    東京都中央区銀座8-4-25
    ☎03-3571-0412
ギャラリートーク(無料)6月16日(月)・19日(木)15:00~16:00
『遥かなるチリ 1989』(東京印書館刊・定価2,900円税込)同時刊行!

1989年の大統領選と民衆の姿を撮った写真家、小松健一さんの作品展

2025年6月14日土曜日

【映画】『ローマ法王になる日まで』@下高井戸シネマ

 

上映期間:6/28(土)~7/4(金) 11:45~(終13:43)

2013年3月13日、第266代ローマ法王に就任したフランシスコはサンピエトロ広場に集まった20万人の信徒に歓喜の熱狂によって迎えられた。その期待を裏切ることなく、新法王は貧しさや困難にあえぐ人々に寄り添った活動を展開、環境問題や人種差別や金融システムにも言及し、壁を作ると発言した選挙中のトランプ大統領候補(当時)に苦言を呈するなど、今や世界で政治家以上の影響力を持つ。ローリング・ストーン誌の表紙まで飾ったその人気は、“ロックスター”のようだと喩えられるほどだ。本作は、一人の心優しきアルゼンチンの青年が、史上初のアメリカ大陸出身のカトリック教会長となるまでの激動の半生を、事実に基づき再現した実話の映画化である。

【映画】『アイム・スティル・ヒア』8/8(金)~公開

 言葉を奪われた時代── 彼女はただ、名を呼びつづけた。


2024年製作 ブラジル・フランス
第97回アカデミー賞 <国際長編映画賞>受賞!
第97回アカデミー賞 3 部門ノミネート(作品賞・主演女優賞・国際長編映画賞)
第81回ヴェネツィア国際映画祭 最優秀脚本賞受賞
第82回ゴールデングローブ賞 主演女優賞受賞

名匠ウォルター・サレスが、16年ぶりに祖国ブラジルにカメラを向けた本作は、軍事独裁政権下で消息を絶ったルーベンス・パイヴァと、夫の行方を追い続けた妻エウニセの実話に基づいている。サレス自身、幼少期にパイヴァ家と親交を持ち、この記憶を、喪失と沈黙をめぐる私的な問いとして丁寧に掘り起こした。自由を奪われ、言葉を封じられても、彼女は声をあげることをやめなかった。サレスは、理不尽な時代に抗い続けたひとりの女性の姿を、美しくも力強い映像で永遠の記憶として刻みつける。
主演はサレス作品の常連で名優フェルナンダ・トーレス。老年期のエウニセを演じるのは実の母であり『セントラル・ステーション』でブラジル人初のアカデミー主演女優賞候補となったフェルナンダ・モンテネグロ。母と娘、ふたりの女優が、記憶と時代、そして命の継承を映し出す。

【映画】『皆殺しの天使』@早稲田松竹

 


開映時間 【6/21(土)・23(月)・25(水)・27(金)】10:10 / 14:10 / 18:10(~終映19:50)

ルイス・ブニュエル監督作品/1962年/メキシコ/95分/DCP

■監督・脚本 ルイス・ブニュエル
■製作 グスタボ・アラトリステ
■原案 ルイス・ブニュエル/ルイス・アルコリサ
■撮影 カブリエル・フィゲロア
■音楽 ラウル・ラビスタ
■出演 シルビア・ピナル/エンリケ・ランバル/ジャクリーヌ・アンデレ/ルシー・カリャルド/エンリケ・G・アルバレス
■第15回カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞
■オフィシャルサイト(「シュルレアリスム100年映画祭」特集サイト)

2025年6月13日金曜日

【映画】『旅するローマ教皇』

 


シネマネコ 6/13(金)~6/26(木)

下高井戸シネマ 7/5(土)~7/11(金)

第79回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に正式出品されたドキュメンタリー。ローマ教皇フランシスコが着任した2013年から2021年まで、500時間にわたる海外訪問の記録映像と撮りおろし映像で構成される。様々な世界の問題に耳を傾け、言葉を投げかける教皇フランシスコ。本作を通して私たちは彼と共に旅をする。この教皇の旅は、現在の社会情勢を映し出し、私たちの心をゆさぶる。(上映時間: 83分 )

2025年6月7日土曜日

【映画】ウカマウ集団60年の全軌跡 横浜シネマリン

ボリビア独立200周年/日本との協働50周年記念
ウカマウ集団 60年の全軌跡
未公開作品の新作2本を含む全14作の特集上映

6/28(土)-7/18(金) 横浜シネマリン
入場料 一般1,600円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円

配給 シネマテーク・インディアス
配給協力 スタンス・カンパニー/ムヴィオラ
宣伝 スリーピン
©Fundación Grupo Ukamau

アンデス地域の先住民の視点に立った映画づくりで、世界に衝撃を与えた
ボリビアの映画集団ウカマウの軌跡を全作上映で展観する。
南米ボリビアの映画集団ウカマウ─
世界をひっくり返した新しい映画運動と時を同じく
60年代から先住民の視点に立った映画づくりを続ける
その60年の軌跡の全てを一挙上映!

<イベント情報>
6/29(日)13:30『B 30年後 -ふたりのボリビア兵-』上映後、太田昌国さん(おおたまさくに/シネマテーク・インディアス)のトークイベントがございます。


2025年6月5日木曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
スペインの古都メリダ

 中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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★6月4日 (水) 昼 13:05 ~ 13:10(NHKEテレ1)
 →6月10日(火) 05:55〜06:00 NHK BSで再放送予定
名曲アルバム「ショーロス 第1番」ヴィラ・ローボス作曲
リオで生まれた音楽「ショーロ」は、ポルトガル語で「泣く」という意味。
どこか寂しくはかなげな音色に魅了されたヴィラ・ローボスが作曲したのが
連作「ショーロス」なのだ
ロケ地:リオデジャネイロ(ブラジル)
<ギター>大萩康司
(Gガイドテレビ王国)
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★6月5日 (木) 午前 5:30 ~ 5:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(8)今月の復習
スペイン北西部のガリシア地方。豊かな大自然に生きる人々の暮らしに
密着しながら、初歩的な会話を学ぶ新シリーズ。前園真聖さんと一緒に
しあわせになるヒントを探そう!
▽ガリシア語はスペイン語とならぶガリシアの公用語▽ガリシア語教育が
行われる公立小学校へ「ちょうちょはガリシア語で何と言いますか?」
▽サンティアゴ巡礼に密着!「なぜ巡礼手帳を持っているのですか?」
▽紀元前のケルト人の大規模住居跡「バローニャ遺跡」へ「なんて
おもしろいんでしょう!」▽前園真聖さんとサッカーで学ぶスペイン語
練習!
<出演>前園真聖,プリエト,マリア・ベロニカ,セニャリス・ビダル,
 ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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★6月5日 (木) 23:30 ~ 23:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(9)週末の家庭料理
スペイン北西部のガリシア地方。豊かな大自然に生きる人々の暮らしに
密着しながら、初歩的な会話を学ぶ新シリーズ。前園真聖さんと一緒に
しあわせになるヒントを探そう!
▽密着!週末の家庭料理と食卓▽定番の朝ごはんは?▽スペインの代表的な
料理・トルティージャ作り▽ランチは14時から、夕食は22時から!?
▽「いくつの卵が必要ですか?」▽「○○が必要です」「おいくら
ですか?」買い物に便利な表現▽豊かな海の幸をもたらす「リアス海岸」
▽海難事故とボランティア▽日常生活で使われるジェスチャー
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,セニャリス・ビダル・
 ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆6月7日 (土) 午前 4:25 ~ 5:00(NHK BS)
地球でイチバンの乾いた大地と天空の塩田「南米編~チリ・ペルー~」
紀行番組「地球イチバン」の特選映像。南米編は世界一乾いた大地チリ・
アタカマ砂漠など。
(Gガイドテレビ王国)
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☆6月7日 (土) 朝 9:30 ~ 9:55(BS朝日)
世界の船旅 「大自然を体感!夢の南極クルーズ」
自然を体感する氷の世界へと誘うのはオーシャン・ダイヤモンド。
船内では環境保護のためのルールや動植物の生態など、専門家による
レクチャーも。赤茶色の断崖と氷の景観が印象的なブラウンブラフでは、
アデリーペンギンの姿に癒やされる。ポートロックロイではかつての
イギリス観測基地を見学。南極の海をカヤックで巡る体験も。氷に囲まれた
ネコ湾ではジェンツーペンギンやクジラの群れと出合い、氷山の崩落などを
堪能する。
<アルゼンチン>ウシュアイア~<南極半島>ブラウンブラフ
 ~ポートロックロイ~ネコ湾
(Gガイドテレビ王国)
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★6月7日 (土) 昼 11:30 ~ 11:55(TOKYO MX2)
洋上の楽園クルーズ
「楽しさ詰まった大型客船で 海と太陽のカリブ海へ」
今回はノルウェージャン・エピックで個性豊かなカリブ海の島を巡ります。
旅の船は自由気ままにフリースタイルの船旅を楽しめるノルウェージャン
クルーズラインの客船ノルウェージャン・エピック。15万トンクラスの
大型客船の船内は多彩なアクティビティとグルメが満載。あらゆる世代が
楽しめる充実のクルーズライフが待っています。
今回のクルーズはカリビアンブルーの海と南国らしいカラフルな街並みが
魅力のカリブ海。最初の寄港地セント・マーチンは北側がフランス領、
南側がオランダ領と中央の国境を境に領土が分かれるユニークな島。街中を
走る車も両方の国のナンバープレートが混在、ヨーロッパの食文化と
融合したクレオール料理など、独特の文化を楽しめます。
そして、セント・トーマスの絶景スポットやバージン諸島に現存する最古の
砦跡、バハマのナッソーではパステルカラーの街並みと名物グルメを堪能。
陽気な南国の雰囲気と美しい海に癒されるカリブ海クルーズをお届け
します。
寄港地:マイアミ~セント・マーチン~セント・トーマス~ナッソー
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆6月7日 (土) 13:30 ~ 14:30(NHK BS)
街角ピアノ スペシャル ハラミちゃん ブラジルを行く
ポップスピアニストのハラミちゃんが音楽大国ブラジルへ。世界最大の
祭典といわれるカーニバル直前のリオデジャネイロでサンバを肌で体感!
熱狂のリズムに酔いしれる。
街角ピアノの特別編。ポップスピアニストのハラミちゃんが、初めて南米
ブラジルへ。多様な民族の文化が融合し、サンバやボサノバを生んだ
音楽大国ブラジル。ピアニストとしての幅を広げようと、サンバを学ぶ
武者修行の旅に出た。独特のリズムを習得しようと打楽器に初挑戦。
地元ミュージシャンとのセッションも!。熱気あふれるリオのカーニバルの
リハーサルにも遭遇。旅の最後にストリートピアノで、こん身のサンバ曲を
披露する。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★6月7日 (土) 18:30 ~ 20:00(テレ朝)
サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん
 芦田愛菜 バルセロナで暮らしてみたSP
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆6月8日 (日) 朝 9:30 ~ 11:00(NHK BS)
体感!グレートネイチャー
 赤道直下!標高差6000mの小宇宙南米エクアドル
海岸からアンデス山脈の頂まで、標高差は6千m以上という南米
エクアドル。標高300m地点では、燃えるジャングルに遭遇!
千m付近では連続する巨大滝を体感!3千mを超えると、そこには
独特の生態系をなす大草原と「南米版逆さ富士」の風景が広がっていた。
これら垂直分布の絶景誕生には、造山運動とそこから発する水系が
関わっていた。そしてアンデス名峰・カヤンベ山へ!熱帯氷河と
これまでの絶景を見下ろす頂に立つ。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★6月8日 (日) 18:00 ~ 18:30(TBS)
世界遺産「続々発掘!古代ローマ都市」
スペイン南西部の古都メリダ。約2000年前の古代ローマを代表する建造物が
至るところで見られる貴重な街。見所は、円形闘技場や巨大水道橋など
保存状態の良い遺跡。
スペイン南西部の古都メリダは、2000年ほど前の古代ローマ遺跡が
数多く残る。毎年のように発見が相次いでいる遺跡の宝庫だ。メリダは
ローマ帝国の属州ルシタニアの都として栄え、円形闘技場や劇場、巨大な
水道橋が建設された。帝都ローマと、同じように高度なインフラ設備が
整えられていたのだ。メリダは、ローマ帝国の輝きを今も宿す、タイム
カプセルのような街だ。
<ナビゲーター/ナレーター>   鈴木亮平
登録名:メリダの考古遺跡群 登録年:1993年
登録理由:Ⅲ)古代ローマの建築技術が当時のままよく残されていること
 Ⅳ)ローマ帝国最盛期の建築技術への評価
ディレクター:田口 亮 メリダは、スペインの観光地の中でも、あまり
知られていない街かもしれません。それでも魅力的なローマ遺跡が多くあり
お薦めです。博物館は1日あっても周りきれないほどの規模でした。

次回は6月15日放送。メキシコのユカタン半島にあるマヤ文明の古代都市
遺跡「ウシュマル」。魅力は、プウク様式と呼ばれるマヤ独自の建築様式で
精緻なモザイク文様は見所。美しい遺跡が築かれた背景に迫る!

※番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。
(Gガイドテレビ王国)
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★6月9日 (月) 18:25 ~ 21:54(テレビ東京)
YOUは何しに日本へ?&ニッポン行きたい人応援団 合体3時間半!
世界からニッポンを再発見!▼「YOU」カツカレーうどんに魅せられ
日本留学▼夜8時「応援団」“大福”愛するスペイン人&“抹茶”
どハマりアメリカ人が人生激変!
【MC】バナナマン  【ナレーター】パックン
「ニッポン行きたい人応援団」  ●バルセロナで“大福”のお店を出す
スペイン人のアグネサさん  ●本物を求めて都内で1、2を争う大福の
名店へ!発祥店が明かすいちご大福誕生秘話&内閣総理大臣賞を獲得した
豆大福の作り方を公開!  ●13歳から毎日ほぼ欠かさず“抹茶”を飲む
アメリカ人のマリーさん  ●7年ぶりに再開すると衝撃の展開に!
(Gガイドテレビ王国)
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2025年6月3日火曜日

第24回JAALA国際交流展2025 6/15(日)~6/21(土)@東京都美術館

 


2025/6/15(日)~2025/6/21(土)
9:30~17:30 
初日14:00~ 最終日14:00まで(16日は休館)
東京都美術館 1階・第3展示室
入場無料
グアテマラの民族衣装とボリビア山岳部の織物の展示あり。

2025年5月23日金曜日

映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』期間限定上映

 

     © 1999 Road Movies Courtesy of Wim Wenders Stiftung

ライ・クーダーがキューバ音楽の巨人たちと創り上げたグラミー賞®受賞アルバム「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。ヴェンダース監督がクーダーに同行し彼らを追いかけた本作は、90年代に最も愛されたドキュメンタリーのひとつであり、キューバ革命前の遺産への熱烈な頌歌である。

監督:ヴィム・ヴェンダース
キャスト:ライ・クーダー、イブライム・フェレール、ルベーン・ゴンザレス、エリアデス・オチョア、オマーラ・ポルトゥオンド、コンパイ・セグンド


上映予定劇場:新宿武蔵野館       6/6(金)公開~1週間限定上映
       ヒューマントラスト渋谷  6/6(金)公開

2025年5月17日土曜日

【追悼】ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領

「世界で一番貧しい大統領」として知られたウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が13日、亡くなりました。


当研究所のダニエル・マチャド研究員に、以前ホセ・ムヒカ元大統領を取材撮影した画像を送っていただいたので共有します。

https://youtu.be/YLZvJPVd3QM


【公開講演会】立教大学ラテンアメリカ研究所主催 2025/6/21

 立教大学ラテンアメリカ研究所主催 公開講演会のお知らせ


パラグアイにおける言語政策と先住民教育 

―異文化間複言語教育をめぐる課題―

パラグアイは、旧宗主国言語であるスペイン語と土着言語であるグアラニー語を憲法で公用語と定め、それら二言語の併用に基づく教育改革を展開してきた。周辺諸国の例のように、一部の住民(先住民・移民等)のみを対象とするのではなく、全国民のバイリンガル化を目指し推進してきたところに特異性がある。しかしその一方で、現存する19の先住民族諸語の中でのグアラニー語の威信言語化という現象も生じている。「複文化・二言語国家」を憲法に謳うパラグアイを事例として、子どもたちの母語を重視する教育の展開に着目し、多様な民族の自律的統合を実現するには、いかなる言語文化政策や教育改革が求められるのかに関し、主として異文化間複言語教育の観点から考察する


講師:牛田 千鶴 氏(南山大学外国語学部スペイン・ラテンアメリカ学科教授)

日時:2025年6月21日(土)17:30~19:00

場所:立教大学池袋キャンパス14号館4階D401教室&Zoom

参加費無料

定員:教室参加200名、Zoom参加300名

事前申込必要 

 → 教室参加希望の方:https://s.rikkyo.ac.jp/0621tm   


 → Zoom参加希望の方:https://s.rikkyo.ac.jp/0621on
                                                 




2025年5月9日金曜日

【映画】『ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997』@ユーロスペース 5/24(土)公開

 ユーロスペースHP


『ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997』

出会うこと そして、映しとること
鬼才ペドロ・コスタ、“はじまりの軌跡”をみつめる
ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997
『ヴァンダの部屋』から25 年、『コロッサル・ユース』から19年――世界を驚かせ続けるポルトガルの鬼才、ペドロ・コスタ。
その伝説前夜とも言える、漆黒のモノクロが鮮烈な長編デビュー作『血』、“カーボ・ヴェルデ”というペドロ・コスタの後の作品群に繋がる場所が初めて登場した重要作『溶岩の家』、スラム街フォンタイーニャスに住む人々を起用し、圧倒的なリアリズムで底辺の生活の厳しさを描く『骨』の初期3 作を監督自ら監修した4Kレストア版で初めて劇場公開する。
また、破壊されつつあるフォンタイーニャスを舞台にそこに生きる人々の営みを強烈な映画手法で描いた、『ヴァンダの部屋』と『コロッサル・ユース』も特別上映し、その類まれな軌跡を見つめる――。
【上映作品】
◉『血』(4Kレストア版)※当館では2K上映
◉『溶岩の家』(4Kレストア版)※当館では2K上映
◉『骨』(4K レストア版)※当館では2K上映
<特別上映>
◉『ヴァンダの部屋』(2K レストア版)
◉『コロッサル・ユース』(2K レストア版)

【映画】『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』@川崎市アートセンター

 川崎市アートセンターHP


『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』

世界を席巻したボサノヴァ大ヒットの影で 謎の失踪を遂げたピアニストを追う

ニューヨークのジャーナリストが、ボサノヴァの歴史を書くため、ブラジルに取材旅行に赴く。実在の巨匠たちを次々と取材する彼は、1976年にアルゼンチンで謎の失踪を遂げたピアニスト、テノーリオ・ジュニオルの存在を知る。南米の政治の暗黒を突くアニメーション。

作品情報:2023年/スペイン、仏、蘭、ポルトガル/カラー/シネスコ/1h43/DCP
監督:フェルナンド・トルエバ、ハビエル・マリスカル
脚本:フェルナンド・トルエバ
声の出演:ジェフ・ゴールドブラム

24年ヨーロッパ映画賞 作品賞&長篇アニメーション賞ノミネート
24年ゴヤ賞 長篇アニメーション賞ノミネート
23年ワシントンDC映画批評家協会賞 ドキュメンタリー賞ノミネート
上映日:
2025年5/13(火)~16(金) 17:05
5/17(土)、18(日)、20(火)~23(金) 17:00
※休映日…5/19(月)

【映画】『トレンケ・ラウケン』、ラウラ・シタレラ監督特集ほか@下高井戸シネマ

 下高井戸シネマHP

・『トレンケ・ラウケン』
2023年カイエ・デュ・シネマ誌第1位、ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門出品
監督・脚本:ラウラ・シタレラ/脚本:ラウラ・パレーデス
出演:【Part1】ラウラ・パレーデス、エセキエル・ピエリ、ラファエル・スプレゲルブル、セシリア・ライネロ
【Part2】ラウラ・パレーデス、エセキエル・ピエリ、フリアナ・ムラス、エリサ・カリカホ、ベロニカ・ジナス
2022年/アルゼンチン・ドイツ/Part1:2h08/Part2:2h12
アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンで、植物学者のラウラが姿を消す。恋人ラファエルと同僚のエセキエルは、ラウラを追って町や平原をさまよう。彼女はなぜいなくなったのか。この土地には何が眠っているのかー。
昨年末の限定上映で好評を博した話題作!注目のアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」の集大成的作品であり、世界中の批評家や映画ファンを魅了した4時間超の超大作迷宮的ミステリー。
※【Part1】【Part2】各回入替制
4/26(土)~5/2(金)
【Part1】13:50~(終16:03)
【Part2】16:20~(終18:35)

5/3(土)〜5/9(金)
【Part1】15:35~(終17:48)
【Part2】18:05~(終20:20)

5/10(土)〜5/16(金)は日替り上映
連日19:50~(Part1終22:03)、(Part2終22:05)、
【Part1】5/10(土)、12(月)、14(水)、16(金)
【Part2】5/11(日)、13(火)、15(木)

5/17(土)〜5/23(金)
【Part1】17:35~(終19:48)
【Part2】20:00~(終22:17)

・ラウラ・シタレラ監督特集 響きあう秘密
『トレンケ・ラウケン』公開を記念してラウラ・シタレラ監督の全長編作品を特集上映します。エル・パンペロ・シネ常連の役者やスタッフとシタレラが作り上げたこのサーガでは、個々の作品の謎めいた魅力がきらめきつつ、すべての物語が奇跡的に連動していきます。『トレンケ・ラウケン』を見る前もしくは見た後に、ラウラたちが織りなす壮大な世界の秘密にもっと近づいてみませんか。

オステンデ
ドッグ・レディ
詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く

4/26(土)~5/2(金)18:45
5/3(土)〜5/9(金) 20:30
5/10(土)〜5/16(金) 16:00/ 17:55
5/24(土)〜5/30(金) 20:15
※作品日替り
※5/17(土)~5/23(金)は特集の上映はございません。


・『あの歌を憶えている』
ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門 男優賞

2023年/アメリカ・メキシコ/1h43
監督・脚本:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャステイン、ピーター・サースガード

13歳の娘とNYで暮らすシルヴィアは若年性認知症を抱えるソールと出会い…。記憶に翻弄される二人が、過去や人生と向き合う姿を静かに優しく描き出す。

6/21(土)~6/27(金) 13:30~(終15:18)

【講演会】ラテンアメリカ・レクチャーシリーズ13「中米の今―移民、人権、法の支配」

 「中米の今―移民、人権、法の支配」

司会: 幡谷則子/上智大学外国語学部教授・イベロアメリカ研究所所員

第1回 6月16日(月)笛田千容/駒澤大学総合教育研究部准教授
           「移民の『安全保障化』を中米から考える」

「人の越境移動→国家間の相互依存→戦争しなくなる、平和になる」というリベラルな国際秩序観がこの四半世紀でなぜ、どのように後退したのか。「安全保障化」を鍵概念に、中米3カ国から米国への移民に焦点を当てて考えてみます。日本のメディアでも目にした「移民キャラバン」についてもお話しします。

第2回 6月23日(月)狐崎知己/専修大学経済学部教授
    「中米移民の経済学―光と影」

主に開発経済学の視点から、移民の功罪を国家、コミュニティ、家族、個人を単位に考えてみます。在米エルサルバドルやホンジュラス移民についての具体的な調査にもとづいてお話しします。

第3回 6月30日(月)Nancy Eunice Alas Moreno/上智大学外国語学部准教授・イベロアメリカ研究所所員
"El fenómeno del habeas SNS en El Salvador ante la inoperancia del habeas corpus"

Del habeas corpus al habeas SNS. Recurriendo a las críticas de los usuarios de las redes sociales en países con un sistema de justicia debilitado: el caso de El Salvador.

開催方法:Zoomミーティングによるオンライン開催

使用言語:第1回、第2回:日本語 第3回:スペイン語

■参加費無料
■要事前申込
以下のURLからお申し込みください。
一括でのお申し込みはできません。各回ごとにお申し込みください。

第1回 https://eipro.jp/sophia/events/view/IB20250616 (締切:6月15日23時)

第2回 https://eipro.jp/sophia/events/view/IB20250623 (締切:6月22日23時)

第3回 https://eipro.jp/sophia/events/view/IB20260630 (締切:6月29日23時)

【講演会】関東大震災に遭ったメキシコ人:記録と経験

 講演会「関東大震災に遭ったメキシコ人:記録と経験」

講師 :カルロス・ウスカンガ (メキシコ国立自治大学教授)
日時 :2025年5月30日(金)17:30~19:00
概要
1923年の関東大震災から102年。当時日本にいたメキシコ人がこの大災害の混乱のなかでどのように生き、苦闘したのかはほとんど知られていません。
本講演では、メキシコ外交官による報告書やメキシコの新聞記事、米国の出版物に掲載されたものに基づく歴史復元の中で一連の出来事を明らかにすることを試みます。
外交官や数少ない居住者によるこれらの資料は、日本のメキシコ人たちの経験を詳細に記録しており、関東大震災という同じ―しかしそれぞれ異なる形での―経験をした彼らとその家族の生活を再現します。
本講演では次のように5つの重要な側面を浮き彫りにしていきます。1)最も甚大な被害を受けた東京と横浜の情況を直接目撃したメキシコ人の語り、2)大地震、余震、火災による絶望的状況での人命救助を前に、この緊急事態に対してなされた人々の努力、3)震災とその後のメキシコ人の生活への影響、4)迅速な対日財政支援に向けてアルバロ・オブレゴン政府が果たした役割と、それによって深まった友好の絆、そして最後に、友好通商修交条約(1888年)の締結による日墨の外交関係樹立から137年という認識枠のなかに、両国の歴史の集団的記憶における関東大震災の影響という要素を分析に加える価値を考えます。

会場:上智大学中央図書館8階L-821会議室
使用言語:スペイン語
参加費無料/事前申込不要
主催:上智大学イベロアメリカ研究所   問合せ: ibero@sophia.ac.jp

2025年5月2日金曜日

ルシアノ・フェルナンド(元プロ野球外野手)ランチョンミーティング

日本ブラジル中央協会主催
ルシアノ・フェルナンド(元プロ野球外野手)ランチョンミーティング

講演者
ルシアノ・フェルナンド氏(元プロ野球外野手)
演 題
「日系4世、野球で日本とブラジルをつなぐ」

対談の聞き手は日本経済新聞社の宮本英威デスク(前サンパウロ支局長)

日 時:2025年5月19日(月)12:00-14:00
会 場:シュハスカリア・キボン 新虎店
港区新橋4-1-1 新虎通りCore2F

会 費:​
ブラジル料理ビュッフェランチ、ソフトドリンク付
会 員 4,000円
(ご家族も会員価格でお申し込みいただけます)
非会員 5,000円
※お申込みいただき次第振込先を連絡しますので、事前振込をお願いします。


2025年5月1日木曜日

連帯と国際化へ動くラテンアメリカ 【ラテンアメリカ ニュースダイナミクス】伊高浩昭×高瀬毅

ラテンアメリカ研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭先生が出演されています。

今回は飛び込んできた「アルゼンチン出身のローマ教皇フランシスコ死去」を冒頭で取り上げます。特集は、時代遅れのトランプ「保護貿易戦争」で打撃を受けるラ米諸国がカリブ海諸国とも話し合い、自由貿易維持を謳い、アジア・中東、アフリカ、欧州、BRICSなどとの関係拡大に向かいつつある動きについて話し合います。3月下旬に国賓来日したルイス・ルーラ伯大統領と日本政府との話し合いや、年内に伯べレーン市で開かれるCOP30 などに触れます。

2025年4月23日 収録


2025年4月26日土曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
なにもない高原を走る列車

  中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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☆☆4月26日 (土) 19:30 ~ 21:00(NHK BS)
体感!グレートネイチャー
 赤道直下!標高差6000mの小宇宙~南米エクアドル
海岸からアンデス山脈の頂まで、標高差は6千m以上という南米
エクアドル。標高300m地点では、燃えるジャングルに遭遇!
千m付近では連続する巨大滝を体感!3千mを超えると、そこには
独特の生態系をなす大草原と「南米版逆さ富士」の風景が広がっていた。
これら垂直分布の絶景誕生には、造山運動とそこから発する水系が
関わっていた。そしてアンデス名峰・カヤンベ山へ! 熱帯氷河と
これまでの絶景を見下ろす頂に立つ。
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆4月26日 (土) 22:00 ~ 22:30(NHK BS)
買い物カゴから世界が見える メキシコ
異国のスーパーマーケットを探訪するのは旅の楽しみの一つ。地元の人々は
普段、どんな商品を買っている?「買い物カゴ」を見せてもらうと、
日本では見慣れないものが次々と。それ何ですか?どんな料理にするの?
舞台は「メキシコ」。アステカやマヤの遺跡で知られる国だが、あまり
知られていない北部を訪ねると、神話に登場する珍しい食材が。多種の肉を
混ぜた不思議な料理や、カラフルでおしゃれな郷土料理も登場。その
秘密とは?
(Gガイドテレビ王国)
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★4月26日 (土) 23:00 ~ 23:30(日テレ)
アナザースカイ
 黒島結菜/ポルトガル/母の顔/街全体が世界遺産
黒島結菜がポルトガルの思い出の街へ!母になった彼女の出産後、初の
密着ロケ!子育ては発見の連続?今の仕事の向き合い方は?俳優として、
母として、彼女が今想うこと…
MC:今田耕司、山本舞香  ゲスト:黒島結菜
偶然辿り着いた世界遺産の街シントラ。見たことない唯一無二の宮殿に
感動! さらに、大好きになった街ポルトを再訪!ここで「一人の時間は
もう充分」と感じた心境を振り返る。ポルトガルのお気に入りはタコの
リゾット!そして絶品のエッグタルトは驚きの食感!編み物にハマっている
彼女が子供のために毛糸選び!憧れのポルトガルで人生感が大きく変わった
こととは?
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆4月27日 (日) 午前 3:00 ~ 4:00(NHK BS)
世界の祭り スペイン・パンプローナ 牛追い祭り
一生に一度は見てみたい世界の祭り。今回紹介するのは、スペイン北部
バスク地方のパンプローナで毎年夏に開かれる“牛追い祭り”サン・
フェルミン祭。歴史あるパンプローナの旧市街を闘牛と人が全力で疾走。
さらに歌と踊りで街中が盛り上がる。熱狂の9日間を、映像と音で余す
ところなく体感する。
(Gガイドテレビ王国)
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★4月27日 (日) 16:35 ~ 16:45(NHK総合)
ダーウィンが来た!10min.
 「真っ赤な湖に大集合!天空のフラミンゴ」
南米アンデス山脈、標高4千メートルを超える乾いた高地に数万羽の
フラミンゴが集まる奇妙な湖がある。毒々しい真っ赤な水をたたえ、
濃度は海水の5倍もあるため魚は全くいない。しかも夜には氷点下
30度まで冷え込み凍結してしまうという極限の環境。にもかかわらず、
フラミンゴたちはこの湖に集まり、恋のダンスパーティーを繰り広げ、
かわいいヒナを育てる。なぜこんな場所で?天空の湖に生きるフラミンゴの
謎に迫る。
(Gガイドテレビ王国)
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★4月27日 (日) 19:58 ~ 20:54(日テレ)
イッテQ! 中岡メキシコで火の玉ホッケー!オーシャンズ金子は
 マッコウクジラを狙う
中岡はメキシコのプロレスラーたちとイス取りデスマッチ!爆笑マッチョ
スーツも登場!火の玉ホッケーも挑戦!金子は幻の光景「マッコウクジラの
集団立ち寝」の撮影を狙う!(ドミニカ)
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆4月28日 (月) 14:51 ~ 15:41(NHK BS)
NHK特集「私は日本のスパイだった~秘密諜報員ベラスコ~」
公開されたアメリカの機密文書を糸口に、太平洋戦争中に行われた日本の
諜報活動の実態に迫ったドキュメンタリー。アメリカに潜入して多くの
機密情報を日本に送り続けたのはスペイン人のスパイ組織。リーダーは
アンヘル・アルカサール・デ・ベラスコという人物だった。戦争末期には
開発中の原爆についても警告を発し続けたが、、日本の上層部はその情報を
無視した。
昭和57年度の芸術祭でテレビドキュメンタリー部門の大賞を受賞。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆4月28日 (月) 18:55 ~ 19:00(NHK BS)
グレートネイチャー 5min. パタゴニア 神秘の巨石
南米・チリ、パタゴニア南部の青き湖に浮かぶ、神秘の巨石。細い柱に
支えられ、所々に丸い穴があいていたり、逆三角形に削られていたり、
不思議な文様を浮かべたりと、奇想天外な造形を見せてくれる。この巨石と
周辺の地形をつぶさに観察していくと、3億年に及ぶパタゴニアの大地
誕生の物語がひも解かれていく。神秘の巨石に秘められた壮大な地球史を
解き明かす!
(Gガイドテレビ王国)
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★4月28日 (月) 19:55 ~ 20:00(NHKEテレ1)
世界を応援しよう! 5大陸セレクション(5)北米・中南米
世界210の国・地域の応援コールをご紹介する「世界を応援しよう!」
から5大陸別にセレクト。全5回シリーズでお届けします。第5回は
北米・中南米編。
「応援されるとうれしくなる。きっとそれは世界共通の感情です。
互いにエールを送りあったなら、世界はきっとひとつになれる…」
▼世界210の国・地域の応援コールをご紹介する「世界を
応援しよう!」。5大陸セレクションの第5回は、北米・中南米編。
登場するのは、紹介順にニカラグア・アメリカ・バルバドス・チリ・
ガイアナの応援コール。
(Gガイドテレビ王国)
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★4月28日 (月) 23:10 ~ 23:15(テレ朝)
世界の車窓から
インカの記憶・アンデスの風・南米ペルーの旅 #11015
 『なにもない高原を走る列車』
曲名♪ 「Summer Wind」 by.Frank Sinatra
(Gガイドテレビ王国)
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★4月29日 (火) 朝 10:16 ~ 10:38(TOKYO MX2)
洋上の楽園クルーズ
「7つの街を持つ客船で カラフルな楽園を巡る」
今回は、アリュール・オブ・ザ・シーズで行く西カリブ海クルーズです。
アリュール・オブ・ザ・シーズは乗客乗員合わせて最大8000名が
乗船できる22万トンクラスの客船。巨大な船内には7つの街があり、
緑あふれる公園や回転木馬のある遊園地、水がテーマの円形劇場、さらには
本場アメリカならではのエンターテインメントショー等など遊び尽くせない
ほどの施設やサービスが満載。選択肢の多いバラエティに富んだグルメで
食べ比べするのも楽しみ。ビーチリゾートだけでないカリブ海の魅力に
出会う今回のクルーズ。ラバディでは山頂からビーチまで一気に滑り降りる
人気のアクティビティに挑戦。遺跡観光の玄関口、コスタ・マヤでは
熱帯雨林に囲まれたマヤ文明の遺跡コフンリッチ最大の見どころ、マスクの
神殿が登場します。もちろんカリビアンブルーの美しい海も堪能する
南国カリブの旅をお届けします。
寄港地■フォートローダーデール~ラバディ~コスタ・マヤ~コズメル
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★4月29日 (火) 23:10 ~ 23:15(テレ朝)
世界の車窓から
インカの記憶・アンデスの風・南米ペルーの旅 #11016
 『ラ・ラヤ到着』
曲名♪ 「La Raya」 by.Eric Serra
(Gガイドテレビ王国)
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2025年4月25日金曜日

2025年第3回スペイン語スピーチコンテスト:申込期間 6/15~7/15(18時まで)

2025年第3回スペイン語スピーチコンテスト申込期間:
2025年6月15日~7月15日(18時まで)

原稿・動画提出締切:2025年7月25日提出締切  
提出先:oratoria@supertokio. com
決勝大会:2025年9月13日(土)
インスティトウト・セルバンテス東京にて予定

参加カテゴリー(詳細は.後日)
•初級部門
•上級部門
コミュニティ1  (14~19歳)
コミュニティ2  (10~13歳)
コミュニティ3 (7~9歳)

動画の時間制限
初級・コミュニティ3→ 3分以内
上級・コミュニティ1 • 2→ 4分以内
 
応募用QRコード

     申込期間 6/15~7/15(18時まで)
※注意事項
政治的・宗教的・攻撃的な内容、または公序良俗に反する内容のスピーチはご遠慮ください。不適切な表現が含まれる場合は失格となります。

ジャン・グレミヨン&ジャック・ベッケル特集 2025/05/31 ~ 2025/06/20@シネマヴェーラ

〇 ジャン・グレミヨン Jean Grémillon(1902 - 1959)

シネマテーク・フランセーズの館長を務めたが(1943~58)、その評価は遅れ、呪われた映画作家として知られる。ヌーヴェル・ヴァーグのゆりかごと言われるコクトー、バザンらのシネクラブ「オブジェクティフ49」主催「呪われた映画祭」の賛同人。ゴダールが熱狂的に支持したと言われている。ごく最近「カイエ・デュ・シネマ」誌はグレミヨン特集を組んだが、「1950年代の『カイエ』はなぜグレミヨンを無視したのか」というインタビューで、ジャン・ドゥーシェは当時を振り返り、グレミヨンがルノワールと並ぶ最も偉大な映画作家であることは自明だったが、「ラ・ルヴュ・デュ・シネマ」誌が盛んに擁護していたためグレミヨンを忘れてしまったと語っている。

〇 ジャック・ベッケル Jacques Becker(1906 - 1960)

ルノワールと少年時代から親交があり30年代に彼の助監督を務めたベッケルをトリュフォーは映画作家として擁護し、ベッケルもヌーヴェル・ヴァーグの作家たちと交流が深かった。ゴダールは追悼文で“ジャック兄”と呼びかけ「フランス映画を撮るのに真にフランス式であり続けたのはジャック・ベッケルただ1人だけだった。」との賛辞を捧げた。


『番兵、気をつけろ! ¡Centinela, Alerta!(74分/デジタル)』
上映スケジュール:5/5 14:50、5/8 11:00、5/17 12:45、5/20 20:35
公開:1937年
監督:ジャン・グレミヨン、ルイス・ブニュエル
出演:アナ・マリーア・クストディオ、アンジェリーオ、ルイス・エレディア、パブロ・ヒダルゴ

クズ男の子供を産んだカンデラスを助けたのは2人の兵隊。やがて歌の上手い兵隊のアンヘリーリョは歌手になり彼女に店を持たせるが、そこへ食い詰めたクズ男が現れ…。もう一人の兵隊で靴磨きになるティブルシオのキャラが最高に楽しい。グレミヨンとブニュエルの共同監督作品で、ナンバーはスペイン的だが演出はハリウッド的な心温まるミュージカル。

他、上映予定作品 全21本

映画『イル・ポスティーノ』@鎌倉市喜多映画記念館

鎌倉市喜多映画記念館HP


4.25(金)14:00

4.30(水) 10:30

5.3(土・祝) 14:00

1994年/イタリア=フランス/カラー/109分/DCP
監督:マイケル・ラドフォード 
原作:アントニオ・スカルメタ 
音楽:ルイス・エンリケス・バカロフ
出演:マッシモ・トロイージ、フィリップ・ノワレ、マリア・グラツィア・クチノッタ
南イタリアの小島に、祖国チリを追われた高名な詩人パブロ・ネルーダがやってくる。ネルーダへの手紙を運ぶ郵便配達人となった青年マリオは、彼との交流を通して詩の魅力を発見していく…。1996年に公開され、心に沁みる旋律とともにロングランヒットを記録した名作のリバイバル。
[料金]一般:1300円 小・中学生:650円
チケット発売:4月5日(土)

映画『QUEER クイア』5/9(金)公開

 



「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」のルカ・グァダニーノ監督が「007」シリーズのダニエル・クレイグを主演に迎え、1950年代アメリカのビート・ジェネレーションを代表する作家ウィリアム・S・バロウズの自伝的小説を映画化。

1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でやり過ごしていたアメリカ人駐在員ウィリアム・リーは、美しくミステリアスな青年ユージーン・アラートンと出会い、ひと目で恋に落ちる。渇ききっていたリーの心はユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほどリーの孤独は募っていく。やがてリーはユージーンと一緒に人生を変える体験をしようと、彼を幻想的な南米の旅に誘い出すが……。

自分を保てないほど一途に相手を求める主人公リーをクレイグが新たな魅力で演じきり、2024年・第96回ナショナル・ボード・オブ・レビューにて主演男優賞を受賞。テレビドラマ「アウターバンクス」のドリュー・スターキーがユージーンを繊細に演じ、「アステロイド・シティ」のジェイソン・シュワルツマン、「ファントム・スレッド」のレスリー・マンビルが共演。2024年・第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。

2024年製作/137分/R15+/イタリア・アメリカ合作
原題または英題:Queer
配給:ギャガ

映画『VENUS ヴィーナス』 5/9(金)公開


                
                  予告動画

這い寄る狂気と踊れ
ジャウマ・バラゲロ監督 × アレックス・デ・ラ・イグレシア製作 × H・P・ラヴクラフト原案
ホラー界最強タッグが仕掛ける 息もつかせぬ壮絶なサバイバル
怪奇小説の先駆者として知られ、日本でも熱烈なファンが多いH・P・ラヴクラフト。彼が1933年に手掛けた短編「魔女屋敷で見た夢」を原案に、スペイン・ホラー映画界の鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアが製作し、『REC/レック』シリーズのジャウマ・バラゲロが監督を務めた本作。2022年のトロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門へ選出され、『PEARL パール』、『SISU/シス 不死身の男』らと共に映画祭へ集ったホラー映画ファン達の心を鷲掴みにした。主演を演じるのはNETFLIXの人気ドラマ「エリート」シリーズで世界的な人気を博した俳優・モデルのエステル・エクスポシト。スペイン現代美の象徴とも評される彼女が、姪を守りながら怪異×犯罪組織との三つ巴のサバイバルバトルを繰り広げるダンサーを熱演してスリリングな物語を盛り上げている。

監督
:ジャウマ・バラゲロ
出演
:エステル・エクスポシト、イネス・フェルナンデス、アンヘラ・クレモンテ、マグイ・ミラ、フェルナンド・バルディビエルソ
原案
:H・P・ラヴクラフト「魔女屋敷で見た夢」(「アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―」所収/新潮社刊)

映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』5/9(金)公開

 

イギリスの小説家マイケル・ボンドによるロングセラー児童小説を実写映画化した「パディントン」シリーズの第3作。パディントンの生まれ故郷である南米ペルーを舞台に、大切な家族を探しながら繰り広げる大冒険を描く。
パディントンは「老グマホーム」で暮らすルーシーおばさんに会いに、ブラウン一家とともに故郷ペルーへ旅行にやって来る。しかしルーシーおばさんは、眼鏡と腕輪を残して失踪していた。パディントンたちはルーシーおばさんが残した地図を手がかりに、インカの黄金郷があるというジャングル奥地へと向かうが、そこには家族の絆が試されるパディントンの秘密が待ち受けていた。
前2作に続いてベン・ウィショーがパディントンの声を務め、ヒュー・ボネビルがブラウン家の父ヘンリー、マデリーン・ハリスが娘ジュディを演じる。母メアリー役は前作までのサリー・ホーキンスに代わり、エミリー・モーティマーが担当。
2024年製作/107分/G/イギリス
原題または英題:Paddington in Peru
配給:キノフィルムズ

映画『旅するローマ教皇』5/2(金)公開

ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカ、そして日本・・・。
2013年から9年間で37回、53か国をローマ教皇と共に旅をする。

ローマ教皇の旅―2013年のイタリア、ランペドゥーサ島から始まり、2022年の新型コロナウイルスのパンデミック下のマルタの訪問までが本作で描かれる。難民問題、紛争に苦しむ中東やアフリカ、アメリカでは平和について語り、世界で唯一の被爆国である日本では黙とうを捧げる。森林火災、台風など自然災害を受けた土地を訪れ環境問題を語り、イスラム教や正教会の指導者と会見し融和を訴える。カトリック教会で起きた性的虐待については謝罪する・・・。
「旅とは知的で精神的な修行だ」と語る教皇は、世界各国へ足を運び、笑顔で手を振るだけでなく、市井の人々と触れ合い、握手をし、直接話を聞く。そして、夢見ることの大切さを伝える。垣間見える明るく飾らない人間性。様々な世界の問題に耳を傾け、言葉を投げかける教皇フランシスコ。本作を通して私たちは彼と共に旅をする。この教皇の旅は、現在の社会情勢を映し出し、私たちの心をゆさぶる。

映画『トレンケ・ラウケン』4/26(土)公開

 


アルゼンチンのラウラ・シタレラ監督が、平原に消えた1人の女と彼女を捜す2人の男の物語を謎が謎を呼ぶ展開で描き、フランスのカイエ・デュ・シネマ誌で2023年の年間ベストテン第1位に選ばれたミステリー映画。
アルゼンチンの田舎町トレンケ・ラウケンで、植物学者の女性ラウラが姿を消した。取り残された恋人ラファエルと同僚エセキエルは、彼女を追って町や平原をさまようが、謎はますます深まっていく。

協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上にわたって続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」の集大成的作品で、ホルヘ・ルイス・ボルヘスやロベルト・ボラーニョの小説を彷彿とさせる迷宮的ミステリーに、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなどさまざまな要素を取りいれながら描きだす。ラファエル役に「ル・コルビュジエの家」のラファエル・スプレゲルブルド。

上映はPart1(128分)、Part2(132分)にわけて行われる。2024年12月27日から4日間限定で下高井戸シネマで公開され、2025年4月にユーロスペース、下高井戸シネマほかにて全国順次公開。

2022年製作/260分/アルゼンチン・ドイツ合作
原題または英題:Trenque Lauquen
配給:トーデスフィルム、ユーロスペース

2025年4月10日木曜日

4月7日新刊『日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム』発刊記念トーク&ブックフェア

4月7日発刊『日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム』

国際シンポジウム「日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム」(2024年8月3日開催、ラテンアメリカ探訪200回記念企画実行委員会・立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会 共催)をベースに編集。文学、哲学、政治学、文化人類学、地域研究といった各分野の専門家によるラテンアメリカのフェミニズム・シーンに関する書き下ろしコラムを多数収録。さらに「ラテンアメリカのフェミニズムとより深く出会う入口となる資料集」として、文学・音楽・映画・書籍・Web論文などの情報も収録。

編者  :水口良樹、柳原恵、洲崎圭子
頁数  :162頁
刊行日 :2025.4.7
出版社 :中南米マガジン
定価  :1500円 +税

★発刊記念「ラテンアメリカ&フェミニズム ブックフェア」★

4月25日(金)〜27日(日) 12:00~20:00
シェア型書店「本店・本屋の実験室」東京都杉並区高円寺北3-5-17
フェア初日にはトークイベントもあります‼︎
↓↓↓↓↓↓↓↓

★発刊記念トークイベント「ラテンアメリカのフェミニズムを歌から考える」★

シンポジウムと出版を企画した「ラテンアメリカ探訪」の世話人で、ラテンアメリカの音楽、社会に詳しい水口良樹さんと、音楽ライターの伊藤嘉章さんをお招きし、日本ではまだあまり知られていないラテンアメリカにおけるフェミニズムの躍動について、貴重なフェミニズム音楽の音源と合わせて紹介してもらいます。

・日時:2025年4 月25 日(金) 18:45 開場 19:00 開演(20:30終演予定)
・場所:東京都杉並区高円寺北3-8-13 共有書店「本の長屋」
・参加費:
 ①1,000円 参加費のみ
 ②2,650円 参加費+書籍『日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム』
お申し込み詳細はこちら




2025年4月8日火曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
番組情報 チリで日本の紙芝居を

 ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報<br />
 中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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★4月7日 (月) 18:25 ~ 20:00(テレビ東京)
YOUは何しに日本へ?
 「孤独のグルメ」名店ハシゴ&日本発祥“紙芝居”の旅
▽ベイスターズを愛するアメリカ人の野球ファン!?牧秀悟選手に会いたい…
▽「孤独のグルメ」の井之頭五郎の裏話が続々▽子どもたちに日本発祥の
紙芝居を読み聞かせたい
【実は日本発祥!紙芝居はスゴい】  チリで図書館の司書をしているという
男性。実は日本発祥の紙芝居が大好きで実際にやっているのを見たいと
いう。そこで、キャリア10年を誇る紙芝居の読み手の実演を見て感動。
自分も母国の子どもたちに日本の紙芝居を読んであげたいということで、
古本の町・神保町で探してみると、感動の名作との出会いが…。
バナナマン(設楽統、日村勇紀)
(Gガイドテレビ王国)
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★4月7日 (月) 20:00 ~ 21:54(テレビ東京)
世界!ニッポン行きたい人応援団スペシャル
 相撲を愛すブラジル親子が再来日!!
▽“相撲”を愛すブラジル親子が再来日!!  ブラジルで【相撲】を
愛す小学4年生エンゾくんと父エウジェニオさんが1年ぶりに再来日。
その理由は…予選を勝ち抜きブラジル代表に選ばれ“白鵬杯”に参戦する
とのこと!大会前に去年お世話になった青森・五所川原の道場で同級生
ライバル岩田龍くんたちと再会♪大会に向けて特別稽古を☆龍くん&
エンゾくん、お互いが成長した姿を見せるべく1年ぶりに再戦!果たして
どんな結果に…?
【見逃し配信はTVerで!】  https://tver.jp/series/sr68z5me4n
(Gガイドテレビ王国)
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★4月7日 (月) 23:10 ~ 23:15(テレ朝)
世界の車窓から
インカの記憶・アンデスの風・南米ペルーの旅
 #11009『クイで腹ごしらえ』
 曲名♪ 「Watermelon Man」 by.Herbie Hancock
(Gガイドテレビ王国)
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★4月8日 (火) 23:10 ~ 23:15(テレ朝)
世界の車窓から
インカの記憶・アンデスの風・南米ペルーの旅
 #11010『豪華列車チチカカトレイン』
 曲名♪ 「Boplicity」 by.Miles Davis
(Gガイドテレビ王国)
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★4月10日 (木) 23:30 ~ 23:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(2)サンティアゴ大聖堂
▽ガリシア州の州都サンティアゴ・デ・コンポステーラ▽街のシンボル
「サンティアゴ大聖堂」へ▽聖ヤコブの棺があるとされ、毎年、
数十万人もの巡礼者が訪れる▽「これは何ですか?」巡礼者が身に
着けているホタテ貝とは?▽大聖堂の荘厳な内部や迫力満点の大香炉
▽ピアニスト・川上ミネさんがテーマ曲に込めた思いとは?
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,
 セニャリス・ビダル・ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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2025年3月26日水曜日

映画『La Cocina』ラ・コシーナ/厨房 6 / 13 [金] 公開


メキシコの鬼才×ハリウッドが誇る実力派ルーニー・マーラ
爆発寸前の感情が渦を巻く、社会風刺&厨房エンターテインメント!
イギリスの戯曲を原作に、舞台をニューヨークに移して描く【厨房=世界の縮図】
スタッフの多くが移民で構成されたニューヨークの観光客向け大型レストラン「ザ・グリル」。本作は、その人間関係を時にユーモラスに、時に痛烈に描いたヒューマン・エンターテインメント。

監督・脚本:アロンソ・ルイスパラシオス
原作:アーノルド・ウェスカー「調理場」
出演:ラウル・ブリオネス、ルーニー・マーラ
2024年|139分|モノクロ|スタンダード(一部ビスタ)|アメリカ・メキシコ|英語、スペイン語|5.1ch|G|原題:La Cocina |字幕翻訳:橋本裕充

上映映画館:
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA ほか

2025年3月24日月曜日

4/12、13「名建築で観劇を」 リーディング公演『死と乙女』×伊藤邸(旧園田高弘邸)

 リーディング公演『死と乙女』を吉村順三設計の名建築で再度開催!


ローレンス・オリビエ賞最優秀戯曲賞を受賞した「戯曲の名作」と 戦後を代表する

「小住宅の名作」のコラボレーション!

名建築で観劇頂くまたとない機会です。是非ご体感ください。
『伊藤邸』は、現在、住居の会会長の木下壽子さん(43回生)が理事を務める「一般社団法人住宅遺産トラスト」で管理されています。
当日は建物見学もできます。前回見逃された方も必見です。
   
【犬猫会 リーディング公演『死と乙女』】
岩波文庫『死と乙女』 原作:Ariel Dorfman 翻訳:飯島みどり
「死と乙女」あらすじ、作者紹介

■日時 ①2025 年4 月12 日(土)
開場・自由見学  13時30分
開演       14時00分
終演       16時30分
自由見学/Theater Café -Oasis-
         17時30分まで
日時 ②2025 年4 月13日(日)
開場・自由見学  12時30分
開演       13時00分
終演       15時30分
自由見学     16時30分まで

■場所:伊藤邸(旧園田高弘邸) (最寄り駅:自由が丘)伊藤邸について
■申込方法
チケットのご予約はこちらから(Peatixへ遷移します)
詳細、公演当日の案内なども掲載されています。
★お申し込み後、案内メールを送付致します。inunekokai.27.ticket@gmail.comよりメールをお送りしますので、受信許可設定をお願い致します。

■定員45名様
※先着順
※お申込み状況によってはお席をご用意できない場合がございます。ご了承下さい。

■チケット料金(観劇+住宅見学1,500円含)
一般    4,500円
学生    2,000円(当日受付にて学生証をご提示ください)
犬猫応援チケット    5,000円(お土産付)
犬猫更に応援チケット  10,000円(お土産付)
※犬猫応援チケットとは、犬猫会にエールを送ってくださる方向けのチケットです。
■詳細(内容、キャスト等)→リンク

■お問合せ(メール):inunekokai.27.ticket@gmail.com

4/14(月)講演会 「コロンビア・チョコ県 銃弾と忘却の狭間にある楽園」主催:上智大学イベロアメリカ研究所

講演会 「コロンビア・チョコ県 銃弾と忘却の狭間にある楽園」 
〜暴力の下でのコミュニティの権利回復の闘いと、国際協力の役割〜


主催
上智大学イベロアメリカ研究所   
【協力】上智大学グローバル・コンサーン研究所

日時:2025年4月14日(月)18:00~20:00
会場:上智大学四谷キャンパス中央図書館8階 L821
使用言語:スペイン語(逐次日本語通訳付き)
参加費無料/事前申込不要
講師 :エリサベット・モレーノ・バルコ 
   (コロンビアの人権擁護活動家、第3回庭野平和賞奨励賞受賞者)
通訳:工藤律子(ジャーナリスト)
モデレーター:幡谷則子(イベロアメリカ研究所所員・外国語学部イスパニア語学科教員)

【概要】
2016年に実現した国内最大規模の反体制ゲリラ組織FARC-EP(コロンビア革命軍)と政府との和平合意後も、コロンビアには紛争と暴力に苦しむ地域があります。チョコ県はその一つであり、地下資源、生物多様性、文化的多様性に富む地域でありながら、コミュニティの権利は侵害されてきました。
自身も紛争被害による避難民であり、アフロ系コミュニティリーダーとして、避難民の人権擁護活動に尽力してきたエリサベット・モレーノ・バルコさん(通称チャバさん)が、今年3月、第3回庭野平和賞奨励賞を受賞されました。この度受賞に際して来日されるにあたって、コロンビアの和平プロセスの現状と、コミュニティベースでの避難民の人権擁護、平和活動の現場について直接お話しを伺えることになりました。またとない絶好の機会ですので、皆様ぜひ奮ってご参加ください。

2025年3月17日月曜日

トランプ暴風吹きすさぶラテンアメリカ 【ラテンアメリカ ニュースダイナミクス】伊高浩昭×高瀬毅

人気番組「あなたに知ってほしいラテンアメリカ」がリニューアル。

「BRICS」や「グローバルサウス」に代表されるように、ラテンアメリカの存在が非常に大きくなってきました。世界は多極化へ向かいつつあることは間違いありません。そんな中、米国でもなく、中国・ロシアでもなく、ラテンアメリカに視座を据え、最新のニュースを中心に、世界をもう一つの始点から考える番組にしたいと思っています。(高瀬)

新番組の第1回目です。1月20日登場したトランプ第2期米政権は「強烈な台風の目」となって世界中を大混乱に陥れています。ラ米(ラテンアメリカ)も例外でなく、移民強制送還、制裁関税課税、左翼専横政権圧迫などで揺れています。そんな状況について話し合います。(伊高)

2025年2月25日 収録

2025年3月13日木曜日

『シーザー・ペリ 若き建築家』映画上映会&トークセッション

 

当研究所ダニエル・マチャド研究員からご案内いただきました。

日時:2025年3月27日(木曜日)18時30分から20時45分(18時受付開始)
会場:JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場 ※JICA麹町本部ではありません
定員:80名(先着順)
参加費:無料
共催:アルゼンチン共和国大使館、JICA

ニューヨークのワールド・フィナンシャルセンターやマレーシアのペトロナス・ツインタワーを始め、日本においても大阪あべのハルカスや麻布台ヒルズなど、世界各地で多くの有名な建築を手がけた、アルゼンチンを代表する建築家、シーザー・ペリのドキュメンタリー映画『シーザー・ペリ 若き建築家』(原題:César Pelli, un joven arquitecto、70分)を上映(※関連リンクの予告編は日本語字幕ありませんが、本イベントで上映する映画は日本語字幕があります。)。

本作の上映後にはトークセッションも行います。
駐日アルゼンチン共和国大使館関係者やJICA中南米部職員が登壇し、アルゼンチンの文化や国民性、国際協力など幅広いテーマについてお話します。また、映画に関するQ&Aなど、皆さまとともに自由な雰囲気で意見交換を行いますので、ぜひご参加ください。

詳細・お申込み方法はこちら

2025年3月8日土曜日

【映画】『型破りな教室』『太陽と桃の歌』@下高井戸シネマ

 下高井戸シネマ公式サイト

サンダンス映画祭 フェスティバル・フェイバリット賞(観客賞)
2023年/メキシコ/2h05/PG12
監督・脚本:クリストファー・ザラ
出演:エウヘニオ・デルベス『コーダ あいのうた』、ダニエル・ハダッド

メキシコの治安の悪い町で起きた奇跡の実話!教育設備が不足し、学力が国内最底辺の小学校へ新任教師のフアレスが赴任し、型破りな授業を繰り広げ…。

上映期間:3/29(土)~4/4(金) 11:40~(終13:50)

『太陽と桃の歌』

ベルリン国際映画祭 金熊賞
2022年/スペイン・イタリア/2h01
監督・脚本:カルラ・シモン『悲しみに、こんにちは』
出演:ジョゼ・アバッド

スペイン・カタルーニャで桃農園を営むソレ家は、ソーラーパネル設置のため地主から立ち退きを命じられ…。時代の変化に晒される大家族最後の夏の物語。

上映期間:4/5(土)~4/11(金) 16:05~(終18:10)