2009年5月20日水曜日

Haruki Murakami

Cumbre de escritores en Santiago
12.03.2009 Haruki Murakami y Molina Foix llegaron ayer a Compostela para recoger sus premios San Clemente

http://www.elcorreogallego.es/indexCanales.php?idMenu=107&idNoticia=405066


5月末に村上春樹の新刊が発売される。首を長くして待っているファンがたくさんいるだろうと思う。

同じように彼の作品の翻訳を首を長くして待っているスペイン語圏のファンも数多く存在する。

2009年3月、村上春樹はガリシアのサン・クレメンテ文学賞を受け取るためにスペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れた。

ガリシアの高校生たちが審査員となって決めた受賞作は「海辺のカフカ」。

今回ガリシアを訪れたのは「純粋な好奇心から。作品を選んでくれた審査員である十代の若者たちに会ってみたかった。」と述べ、授賞式後は世界遺産である王立カトリック両王巡礼者施設で審査をした若者たちと語らい食事をとったそうだ。
(食事会の様子についてはEl Paisの記事が詳しい)
http://www.elpais.com/articulo/cultura/cena/gallega/Murakami/elpepucul/20090314elpepicul_1/Tes

http://www.elperiodico.com/default.asp?idpublicacio_PK=46&idioma=CAS&idnoticia_PK=594476&idseccio_PK=1013

この記事を読むと村上春樹が公の場に姿を現さないということはスペインでも周知の事実であるようだ。授賞式に出席したのは奇跡だと言っている。

今回の彼の訪問時に出版された「走ることについて語るときに僕の語ること」の翻訳も「アフターダーク」どちらもスペイン語(カスティーリャ語)よりも先にガリシア語の翻訳が出版されたとのことだ。

またこの記事は5月末に出版される村上春樹の新作についても語っている。

«Realmente, la última la entregué la semana pasada al editor, así que saldrá pronto en Japón. Es así de grande», explicó, extendiendo los dedos índice y pulgar casi todo lo que puede. «Muy gruesa, ufff. Me levanté todos los días a las cuatro de la mañana y me puse a escribir. Es la hora en la que mejor me concentro. Escribí unas cinco horas seguidas. Y así todos los días, durante dos años, hasta que la terminé». Se pasa la mano por la frente, como si finalizase un maratón. «Pero ya está. ¡Voilà!» Del libro aún no sabe el título ni en inglés ni en español («además, seguro que tardan en traducirlo», apuntó), pero sí sabe a que suena. «A Bach, a Louis Amstrong y… y ya está».

・・・・・毎日朝4時に起きて、書き始めました。僕はこの時間が一番集中できるのです。毎日5時間集中して書きました。2年間、書き終わるまでずっとそれを続けました・・・・・

・・・翻訳されるまでには時間がかかるのは間違いないが、出版される長編がどのような響きを持つのかはわかっている、「バッハ、そしてルイ・アームストロング・・・の響きを奏でる・・」のだそうだ。


どちらも詳細はスペイン語でどうぞ・・・

<文責:篠塚>