2009年6月22日月曜日

アルゼンチン大使館主催の映画鑑賞会


6月初旬にセルバンテス文化センター行われたアルゼンチン週間には行きましたか?
東京にある数多くの大使館のなかでもとりわけ文化活動に力を入れているのが、アルゼンチン大使館です。

今日はアルゼンチン大使館からのお知らせです。
アルゼンチン大使館は今年の春から、毎月無料の映画鑑賞会を行っています。
これまで、ラテンアメリカ研究所の掲示板には掲載してきましたが、今回は特別にブログに掲載する許可をいただきました。ぜひ、申し込んでみてください。

各国大使館は、日本国内でありながら、その国ならではの雰囲気を持っています。
そんな素敵な大使館で行われる、知る人ぞ知る映画鑑賞会!
上映される映画も日本では公開されていないものです。

下記に詳細を記します。

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アルゼンチン共和国大使館は、2009 年6 月25 日(木)18 時30 分より、トリスタン・バウアー監督による「火に照らされて(Iluminados por el Fuego)」を大使館内オーディトリアムにて開催いたします。

会場:アルゼンチン共和国大使館 オーディトリアム
日時:2009 年6 月25 日(木) 午後18 時30 分より
映画:「火に照らされて(Iluminados por el Fuego)」
音声:スペイン語、字幕:英語 103 分、2005 年製作、ジャンル:ドラマ 入場料:無料

「火に照らされて」は、1982 年若干18 歳でマルビナス戦争に徴兵された、現在40 歳のアルゼンチン人元軍人エステバン・レギサモンの物語である。エステバンはかつて一緒に戦った戦友の自殺未遂をきっかけに、自殺を図ったバルガス、戦死したフアンと共にした戦闘の日々を思い出しはじめる。その経験とは、戦争自体の恐怖にとどまらず、寒さや空腹による心身の苦痛、そして友情や団結が走馬灯のように頭を巡る。エステバンの視点から描写されるこの映画は、死んでしまった彼の心の中にゆっくりと入り込んでいく。終戦20 年後になった今、エステバンは過去と向き合い、心の古傷を癒すためマルビナス諸島に戻る。