2015年10月2日金曜日

映画祭情報

はしっこでも世界
ムヴィオラ15周年特集上映

小さな配給会社が届けたお宝映画をアジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、日本から“ほぼ30本”一挙上映。

期間:2015年11月7日(土)~20日(金)
会場:新宿K's cinema

<ラテンアメリカ関連映画>
・「ウカマウ UKAMAU」
監督:ホルヘ・サンヒネス
1966年|ボリビア|76分

南米ボリビアで60年代半ばから映画制作をしているウカマウ集団。ボリビアの半数以上は先住民だから、先住民の価値観で映画を作るという姿勢が革命的だった。アンデス山中、ティティカカ湖上の太陽の島に住むインディオ農民の妻が、メスティーソの仲買人に暴行され、殺された。復讐を誓った夫の前途は? 記念すべき初長編です。
11/16[月]10:30

・「地下の民 LA NACIÓN CLANDESTINA」
監督:ホルヘ・サンヒネス
1989年|ボリビア|126分
 
60年代に活動を始めたウカマウが、民族的アイデンティティの喪失と再生を描いた代表作。かつて共同体を裏切って追放され、街に暮らしてきた先住民セバスチャン。戻れば殺されると知りつつも、彼は“死のダンス”を踊るため村に帰ることを決意する。時間の流れ方も物語の語り方も、いわゆる第一世界の映画とまったく違うのでぜひ一度体験を。
11/16[月]12:40

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