2024年7月31日水曜日

「生誕130年記念 北川民次母子像展」瀬戸信用金庫アートギャラリー

 

<令和6年6月29日(土) ~ 令和6年8月12日(月・祝)>
北川民次が生まれて130年の節目となることを記念し、「北川民次母子像展」を開催します。北川民次は母の愛情を表現した作品をテーマの一つとして描いており、数多くの作品を残してきました。本展では、瀬戸市美術館、瀬戸信用金庫が所蔵する母子像作品を25点展示します。

瀬戸信用金庫アートギャラリー
開館時間 10:00 ~ 16:00
休館日 月曜日・火曜日 但し、7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)は開館、7月17日(水)、8月14日(水)は休館
入館料 無料

所在地〒489-0897 愛知県瀬戸市東茨町36番地の11
電話 0561-82-3100
FAX 0561-82-1619

詳細はこちら

2024年7月23日火曜日

カリブ海へ旅する映画祭 ~CARIBBEAN FILM FESTIVAL 2024~

"都心にいながらカリブ海気分を味わえる" 
7/26(金) ~ 8/1(木) ヒューマントラストシネマ渋谷
8/2(金) 〜8/8(木) テアトル梅田

カリブ海への冒険が、映画祭で現実に。ラム酒やモヒートなどのカリビアンカクテル片手に、映画とカリビアンミュージックを満喫!
さあ、心躍るカリブ海への旅に出かけましょう!

<映画祭上映9作品>

「PANORAMA」世界最大スティールドラムオーケストラの祭典
2024年/トリニダード・トバゴ/80分/英語/ライブ映像 ©LIMEjitto

「This is Soca!」Machel Montano Live in Japan
2024年/トリニダード・トバゴ、日本/80分/英語/日本語字幕/ライブ映像 ©LIMEjitto

The Harder They Come / ハーダーゼイカム
1972年/ジャマイカ/103分/英語/日本語字幕 ©nawefilms

ROCKERS / ロッカーズ
1978年 / アメリカ/ 99 分/ 英語/ 日本語字幕 ©Blue Sun Film Company

DIRTY JIM’S / ダーティー・ジムズ
2005年 / トリニダード・トバゴ / 85 分 / 英語 / 字幕なし / DVD上映 ©Maturity Productions

Cu-Bop across the border / キューバップ アクロス・ザ・ボーダー
2015-18年/ 日本、キューバ / 98min / スペイン語、英語/日本語字幕 ©Kamita Label

カリプソ・ローズ
2011年/トリニダード・トバゴ/85分/英語/日本語字幕 ©Maturity Productions

スティールパンの惑星
2013年/トリニダード・トバゴ/80分/英語/日本語字幕 ©CaribbeanMusicGroup/Winds/Santimanitay

Tecuani and The Duende / テクアニとドゥエンデ
2019年/ベリーズ/20分/英語/英語字幕/短編アニメ

詳細はこちら

2024年7月19日金曜日

リタ・アセヴェード・ゴメス監督特集                 ポルトガル、ある女のシネマ 共催 広島大学映画研究会

 

キネマ アンドロギュノスは映画、フェミニズム、クィア、アヴァンギャルドに焦点を絞ったシネクラブです。ローラ・マルヴィとピーター・ウォーレンの実験映画に続いて、ポルトガルの現代映画作家リタ・アゼヴェード・ゴメスを取りあげます。そのキャリアは 1970 年代初頭から始まり、映画 、演劇、オペラと多岐にわたります。今回は、その現代映画を上映。

【概要】
日時 : 2024年8月18日(日)
会場 :〒338-8506 さいたま市中央区上峰3-15-1
彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール(JR埼京線与野本町駅(西口)下車 徒歩7分)

【タイムテーブル 】
12:00 プログラムA 『ポルトガルの女』137分
14:35 プログラムB 『変ホ長調のトリオ』127分
チケット : 各プログラム1500円・事前予約制・定員150名
11時30分ごろから受付開始
10分前開場・自由席 ※残席に余裕がある場合、会場にて当日券を販売いたします。

『ヴィジュアル・プレジャー』のブックレット販売は上映開始前30分前、幕間に予定。会場限定価格1500円、現金のみ。

主催: キネマ アンドロギュノス+広島大学映画研究会
協力: ポルトガル大使館
企画協力:小城大知(広島大学映画研究会)
字幕協力:木下眞穂、小城大知
提供:イメージフォーラム」

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
謎とロマンのメノルカ島(スペイン)

 中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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☆☆7月21日 (日) 午前 3:00 ~ 4:00(NHK BS)
地球でイチバンの乾いた大地と天空の塩田「南米編~チリ・ペルー~」
紀行番組「地球イチバン」の特選映像。南米編は世界一乾いた大地チリ・
アタカマ砂漠など。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★7月21日 (日) 18:00 ~ 18:30(TBS)
世界遺産「スペイン 地中海の島に謎の巨石遺跡」
スペインの地中海リゾート、バレアレス諸島の1つ、メノルカ島。ここに
「タラヨティック文化」と呼ばれる先史時代の文化の遺跡群が1500か所も
残る。約3200年前に作られ始めた「タラヨット」という石積みの塔が、
その語源だ。巨大な2つの石をT字型に組み合わせた建造物「タウラ」も
見つかっている。タウラは大きいもので高さ5mほど。地中海に残された
謎とロマンの遺跡群に迫る。
<ナビゲーター/ナレーター>   鈴木亮平
遺産名:「メノルカ島のタラヨティック文化の先史時代遺跡」
登録年:2023年 登録理由:Ⅲ)文明や時代の証拠を示す
 Ⅳ)建築技術や科学技術の発展を証明する
ディレクター/田口 亮 多くの先史時代や古代の遺跡を撮影して
きましたが、メノルカ島のT字巨石タウラほど、心惹きつけられたものは
ありません。なぜ「T」の形なのか…その「謎」に魅力を感じます。
※番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月23日 (火) 朝 5:55 ~ 6:00(NHK BS)
名曲アルバム「雨だれ」ショパン作曲
名曲「雨だれ」が誕生したのはショパンが病気療養のために
恋人ジョルジュ・サンドと訪れたスペイン・マヨルカ島。山奥の
修道院にはショパンのピアノが今も残されている。
ロケ地   マヨルカ島(スペイン)
<ピアノ>イリーナ・メジューエワ
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆7月23日 (火) 朝 9:25 ~ 10:25(NHK BS)
世界ふれあい街歩き「アマゾンの楽園 ペルー・イキトス」
アマゾンのジャングルの真っただ中に切り開かれた街、ペルー・イキトス。
アマゾン川上流の港町で、「陸路では行けない世界最大の街」とも言われて
いる。街を歩くと“アマゾンパワー”に圧倒される。アマゾンならではの
ワイルドな品々が並ぶ市場、ニワトリやブタであふれる船、先住民族伝統の
ダンスを大切に受け継ぐ若者たち…。アマゾン川とジャングルとともに
生きる、パワフルで陽気な人たちと出会う。アマゾンの動物たちも登場!
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆7月23日 (火) 昼 12:00 ~ 12:15(NHK BS)
駅ピアノ「バルセロナ vol.3」
世界遺産サグラダ・ファミリア教会で知られる芸術の町、バルセロナ。
地下鉄「グラシア」駅の改札を入るとピアノが置かれている。南米スリナム
出身で自由を愛する歌手。ピアノを始めて9か月でベートーベンを弾く
ADHDの少年。コロナ禍で再開したピアノで仕事への情熱を取り戻した
医師。地元カタルーニャ州を愛する天文学者。オーストラリアから
50年前に移住してきた元英語教師…。様々な人々が心のメロディーを
奏でる。
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月23日 (火) 15:50 ~ 16:00(NHK BS)
突撃!ストリートシェフ
 @ブエノスアイレス「時代を変えたエビータの料理」
今回は南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで有名な庶民料理のお店が
舞台。店名は「聖女エビータ」。1940年代にファーストレディとして
活躍したエバ・ペロンを讃えるお店だ。シェフのゴンサロ・パヘスさん
(50)はエビータの偉大さを次世代に伝えようとお店を開いた。
メニューもエビータにまつわるものが多く、定番のじゃがいも料理を
教えてくれる。時代を大きく変え、今も賛否が分かれるエビータの功績を
要チェック!
(Gガイドテレビ王国)
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☆7月23日 (火) 22:30 ~ 23:00(BS朝日)
迷宮グルメ 異郷の駅前食堂 「スペイン放浪の旅」
ぶらりと降りた駅で、ローカルグルメと地元の方とのふれあいを探す。
今回は異郷・スペインへ。旅する人:スギちゃん
※野球中継延長により、放送時間変更の場合あり
スペインのポンテベドラ駅で降りたスギちゃん。通りを歩いていると
何やら聞いたことのないメロディーが。近づくと、見たことのない楽器を
抱えたおじさんが路上ライブ中!その奇妙な形の楽器を奏でると通行人も
踊りだしてまたビックリ!  雨に降られ、あまりにうっとうしいので
長くなった髪を切ることに。ヨーロッパで初めての散髪に挑戦。スペインの
若者にはやっている髪型に!と注文するが、果たしてどんな仕上がりに
なるのか?
出演:スギちゃん
それは遥か遠くへの独り旅…日常生活からの逃避行。異世界への放浪の
旅を、火曜の夜にお届け!世界の鉄道で旅をして、ふらりと降りた駅前で
絶品グルメを探す異郷のふれあい旅。言葉もわからない土地で、
ジェスチャーと勘だけで地元の人に愛される駅前食堂を探し、人生で
味わったことのない美味いモノと、人情に出会う。
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月24日 (水) 17:30 ~ 19:00(NHK BS)
体感!グレートネイチャー
 謎の宝石水系をゆく~知られざるギアナ高地~
垂直に切り立つテーブルマウンテンが連なる南米ギアナ高地。その東にある
ガイアナでは、密林を流れる数々の川からダイヤモンド、トパーズ、
クリスタルなどの宝石が続々と産出されるという。なぜこの国に宝石が
散っているのか? 真相を確かめるため川流域をさかのぼる過酷な旅へ。
浮かび上がったのは21億年に及ぶギアナ高地誕生のメカニズムだ。巨大な
滝や巨大一枚岩、深紅に染まる川など数々の絶景にも遭遇。宝石水系の謎に
迫る!
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★7月24日 (水) 22:00 ~ 23:00(日テレ)
世界頂グルメ
 実は仲良し!米倉涼子&野呂佳代が爆食!爆飲み!メキシコ旅
МCハライチ佐藤栞里!いま世界では、どんな人が、どんな料理を、
どんな想いで食べているのか?まだ見ぬ驚き地元メシを世界中で大捜索!
(Gガイドテレビ王国)
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★7月25日 (木) 朝 5:30 ~ 5:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(15)サンティアゴのお祭り
ガリシアで毎年開かれる「キリスト昇天祭」 ▽お祭りの花形
「カベスード」と音楽隊で街は大にぎわい ▽移動型遊園地のちょっと
風変わりな観覧車を満喫 ▽長蛇の列の先にある食べ物とは? ▽教えて!
タコママ・タコ坊 ▽前園真聖さんと過去形の表現に挑戦! ▽ホセの
しあわせレシピ ▽十字架マークが特徴のスイーツ「タルタ・デ・
サンティアゴ」
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,セニャリス・ヴィダル,
 ホセ・アントニオ,<講師>関西学院大学教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★7月25日 (木) 18:25 ~ 20:56(テレビ東京)
有吉木曜バラエティ
 真相“2010年チリ鉱山事故&山手線なぜ環状に?”解明SP
駅ができた順番に徹底調査「山手線がグルリ一周になった理由は?」
vs地下700mに69日<チリ落盤から33人が奇跡の生還>実際映像
&現地(秘)証言で真相に迫る!!
<MC>有吉弘行  <進行>粗品(霜降り明星)
<ゲスト>タカアンドトシ、神田愛花、つぶやきシロー
<リポーター>磯山さやか、吉川正洋(ダーリンハニー)
<ナレーター>小野寺一歩
【山手線はナゼ環状線に?有吉の大考察】
150年の歴史を持つ「大動脈」山手線が環状運転になった秘密を
“駅が開業した順に鉄道マニアが巡り”徹底解明  ★最初にできた駅は…
海の上だった!?  ★昭和の上野“お盆&パンダ”大混雑(秘)映像
★新宿駅と富岡製糸場の意外な関係とは?  ★渋谷駅の昭和平成…
懐かしの街百景  ★新橋駅「あの高架下は黒煙よけ」だった!?
1987年<幻のカレー山手線>映像を公開
【巨石パニック!チリ鉱山事故(秘)真相】
2010年そういえばあった!! “世界中が固唾をのんで見守ったチリ落盤
事故”推定70万トンの巨岩が地上への道ふさぎ<作業員33人が
地下700mで生き埋め状態に…>わずかな食糧で17日…さらに
50日以上しのぎ地獄の淵から全員生還「チチチ!レレレ!(チリ万歳)」
歓喜の九死に一生を得た裏側には知られざる物語が!!現地で撮られた
秘蔵写真&実際の地下映像(秘)大公開で紐解く
ほか
(Gガイドテレビ王国)
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★7月25日 (木) 23:30 ~ 23:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(16)今月の復習
スペイン北西部のガリシア地方。豊かな大自然に生きる人々の暮らしに
密着しながら、初歩的な会話を学ぶ新シリーズ。前園真聖さんと一緒に
しあわせになるヒントを探そう!
月に一度の復習回! ▽ガリシアの木ぐつ工房 ▽「~が気に入りました」
「~が大好きです」というときの表現は? ▽民族楽器ガイタの職人を訪ねる
▽最上級の表現は? ▽サンティアゴ・デ・コンポステーラの「キリスト
昇天祭」 ▽点過去の表現は? ▽前園真聖さんとサッカー!4つの言葉を
使って指示しあい、ボールを回そう! ▽ユーロ共通企画 明日から旅行で
「ワクワクする!」という時…
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,セニャリス・ヴィダル,
 ホセ・アントニオ,<講師>関西学院大学教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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2024年7月18日木曜日

モンロー教義は米外交の恒久基盤 / ボリビア政変未遂事件の真相【あなたに知ってほしいラテンアメリカ】伊高浩昭×高瀬毅

ラテンアメリカ研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭先生が出演されています。

ボリビアで起きた軍事クーデター未遂事件、BRICS拡大の動き、中露の進出など諸問題に通底するのは、せめて「裏庭ラ米」では覇権・利権を確保したい米国の決意でしょう。それはモンロー教義宣言200年を契機に同教義を「現代化」した上院決議が示しています。教義は米外交の恒久的基盤と規定され、中露イラン3国は「悪意ある敵」と位置付けられています。教義は3世紀目に入って、米政策の拠り所として再生したのです。

2024年7月13日

2024年7月13日土曜日

リーディング公演『死と乙女』×『伊藤邸(旧園田高弘邸)』

 



今年3月に新訳にて本邦初上演を実現し好評を博した演劇ユニット犬猫会のリーディング公演『死と乙女』を早くも再演。会場はなんと、吉村順三設計の「伊藤邸(旧園田高弘邸)」。
ローレンス・オリビエ賞最優秀戯曲賞を受賞した「戯曲の名作」と、戦後を代表する「小住宅の名作」コラボレーション!

2024年9月8日(日)
名建築で観劇を
~リーディング公演『死と乙女』×『伊藤邸(旧園田高弘邸)』~
主催:演劇ユニット犬猫会 協力:住居の会

『死と乙女』(岩波文庫『死と乙女』©Ariel Dorfman) 
原作:アリエル・ドルフマン  翻訳:飯島みどり

演出:水野玲子
出演:寿寿(オヒトリ)、林田一高(文学座)、山下智代(犬猫会)
音楽:後藤浩明
会場:伊藤邸(旧園田高弘邸)
最寄り駅:自由が丘駅(東急東横線、東急田園都市線)
※上演会場は増築されたサロン部分になります。ご見学はオリジナル部もご覧頂けます。

演劇ユニット 犬猫会vol.7  パラナ・ポラー

 

アルゼンチンの作家 マルハ・ブスタマンテ作品日本初上演!

パラナ川をボートで下る2人の女……
陸地が凍結した近未来のアルゼンチン。
生き延びるにはコルドバか山地に行かねばならない。
かつて同じ男サントを愛したポラーカとグリンガ。
男まさりだがサントへの愛は一途なポラーカ。その一方で、ある意味ステレオタイプ的な女性グリンガは、サントの子を妊娠している。過酷な天候のもと、次々と明らかになっていく二人の過去、嫉妬心、死んでしまったサントへの愛。旅をへて2人に救済はもたらされるのか。南米の土着的リアリズムと魔術的リアリズムのはざまで人間の勇敢さと脆さ、そして連帯を描いた物語。

​トリニダード・ゲバラ賞をはじめ数々の賞を
受賞したマルハ・ブスタマンテ作品日本初上演!

出演:宝意紗友莉(文学座)・山下智代(犬猫会)
演出:水野玲子(犬猫会/文学座)
音楽:後藤浩明
公演期間:2024.8.22-25
会場:STUDIO ZAP! 


映画『アクション・ミュタンテ』4K


ベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞した「気狂いピエロの決闘」などで知られるスペインの異才アレックス・デ・ラ・イグレシアが、1993年に手がけた長編デビュー作。美しい者だけが社会を支配する近未来を舞台に、醜さゆえに迫害されてきた異端者たちが反逆する姿を、バイオレンスやブラックユーモアをたっぷり交えて描いた、アナーキーなSFアクションコメディ。

美しさが優先され、美しい者だけが権力を握る近未来。醜悪な容貌や障がいゆえに迫害され、虐待を受けてきた7人からなるテロリスト集団「アクション・ミュタンテ」は、社会に復讐を誓い、誘拐や略奪、殺人を繰り返していた。ある時、大富豪オルホの娘パトリシアの誘拐を企てた彼らは、パトリシアの結婚パーティに潜入し、居合わせた客を皆殺しにしてパトリシアを宇宙船へ拉致。身代金の引き換え場所である惑星に向かうのだが……。

スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが製作を担当。日本では「未来世紀ミュータント」の邦題で映画祭上映されたほか、1994年に「ハイルミュタンテ! 電撃XX作戦」の邦題で劇場公開された。2024年、新たに「アクション・ミュタンテ」の邦題で、4K版でリバイバル公開。

1993年製作/95分/スペイン
原題:Accion Mutante
配給:フリークスムービー
劇場公開日:2024年8月23日
その他の公開日:1994年6月11日(日本初公開)

2024年7月11日木曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
アルパの音色

 中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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★7月11日 (木) 昼 13:05 ~ 13:10(NHKEテレ1)
名曲アルバム「アランブラ宮殿の思い出」タレガ作曲
(ギター)福田進一 ~スペイン・グラナダ~
(Gガイドテレビ王国)
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★7月11日 (木) 23:30 ~ 23:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(14)ガイタ職人に会う
ガリシア音楽に欠かせない民族楽器「ガイタ」に迫る! ▽職人の工房に
並ぶ「ガイタ」のコレクション ▽特徴的な音色、音が出る仕組みとは?
▽ガイタの演奏を満喫! ▽スタジオでも、ガリシアの民族楽器が登場
▽最上級の表現を学ぼう! ▽活動写真弁士山崎バニラのスペイン
しあわせ探し ▽スペインで出会った陽気でおおらかな人々とは?
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,
 セニャリス・ビダル・ホセ・アントニオ,山崎バニラ,
<講師>関西学院大学教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月12日 (金) 朝 5:55 ~ 6:00(NHK BS)
名曲アルバム「雨だれ」ショパン作曲
名曲「雨だれ」が誕生したのはショパンが病気療養のために恋人
ジョルジュ・サンドと訪れたスペイン・マヨルカ島。山奥の修道院には
ショパンのピアノが今も残されいる。
ロケ地   マヨルカ島(スペイン)
<ピアノ>イリーナ・メジューエワ
(Gガイドテレビ王国)
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☆7月13日 (土) 朝 8:00 ~ 8:30(BSテレ東)
おんがく交差点【南米パラグアイのハープ“アルパ”】
▼今回も東京音楽大学TCMホールからお届け▼ゲストはアルパの第一人者
ルシア塩満さん▼アルパは力強い音色が魅力のパラグアイの民族楽器
▼弦はそうめんのように色つき!?
▼ステージのライトには要注意?アルペジオは得意技?クラシックの
ハープとは何が違う?▼小学4年の時にパラグアイに移住!『アルパを弾く
魔法の手』と呼ばれる巨匠と出会う!▼帰国後「別れても好きな人」の
「ロス・インディオス」チコ本間さんに弟子入りし挫折?▼高校卒業後は
パラグアイに留学!下宿の庭が演奏会場?パラグアイ音楽は歌舞伎と同じ?
▼ルシアさんは滝を描いた豪快な曲!大谷さんはパラグアイの作曲家
マンゴレの曲を演奏!▼そして『パラグアイ民族楽器アルパ』と『歌う
ヴァイオリン』がオリジナル曲で共演!
■♪ゲストの演奏曲  「カスカーダ」 作曲 ディグノ・ガルシア
■♪ヴァイオリンの小径  「フリア・フロリダ」
 作曲 アグスティン・バリオス・マンゴレ
 編曲 アンドレ・ピレス・コスタ
■パラグアイ民族楽器アルパ×歌うヴァイオリン コラボレーション
  ルシアさんが病床で作った一番大切な曲を『おんがく交差点特別
 バージョン』でコラボする!
■♪コラボレーション  「ひ・と・り・ご・と(Monologo)」
 作曲 ルシア塩満 編曲 森川拓哉
<MC>   春風亭小朝(落語家)   大谷康子(ヴァイオリニスト)
<ナレーション>   加藤円夏
(Gガイドテレビ王国)
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☆7月14日 (日) 15:00 ~ 15:54(BS-TBS)
憧れの地に家を買おう▼メキシコ・カンクン
メキシコ・カンクンの物件を紹介。ゲストは坂下千里子さん。
今回の憧れの地はメキシコ・カンクン。世界中から観光客が訪れるメキシコ
随一のビーチリゾートで、周辺には世界遺産の古代マヤ文明の遺跡が点在
している。紹介する物件は、ゴルフ場が隣接しているプール付き大豪邸、
マリーナ直結の新築マンション、白亜の一軒家。ゲストは坂下千里子さん
です。
(2022年)
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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2024年7月6日土曜日

映画『クレオの夏休み』公式|7月12日(金)公開

『クレオの夏休み』 公式

大好きなあなたに、あいにいく――

天才少女の名演と、深い愛の物語に世界が感涙。

父親とパリで暮らす6歳のクレオは、いつもそばにいてくれるナニー(乳母)のグロリアが世界中の誰よりも大好き。お互いに本当の母娘のように想いあっていた2人だったが、ある日、グロリアは遠く離れた故郷へ帰ることに。突然の別れに戸惑うクレオを、グロリアは自身の子供たちと住むアフリカの家へ招待する。そして夏休み、クレオは再会できる喜びを胸に、ひとり海を渡り彼女のもとへ旅立つ...。

監督:マリー・アマシュケリ
製作:Lilies Films『燃ゆる女の肖像』『秘密の森の、その向こう』
出演:ルイーズ・モーロワ=パンザニ、イルサ・モレノ・ゼーゴ
2023年/フランス/フランス語、カーボベルデ・クレオール語


劇場:

ヒューマントラストシネマ有楽町
〒100-0006 東京都千代田区有楽町 2-7-1
有楽町イトシア・イトシアプラザ 4F
Tel : 03-6259-8608
Mail : ht_yurakucyo@ttcg.jp

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-24-12
渋谷東映プラザ 7F&9F(1F:チケットカウンター)
TEL. 050-6875-5280(自動音声案内)


下高井戸シネマ ペドロ・コスタ監督 来日イベント開催決定!

<ペドロ・コスタ監督来日イベント開催>

※通常プログラム
『火の娘たち』+『ヴィタリナ』
7/13(土)、14(日)、16(火)〜19(金)18:25〜(終20:48)
※特別プログラム
『火の娘たち』+『言葉の力』
7/15(月)18:25〜(終19:00+トークショー約1時間)

火の娘たち
カンヌ国際映画祭 特別招待作品
2023年/ポルトガル/0h08
監督・脚本:ペドロ・コスタ
出演:エリザベス・ピナール、アリス・コスタ、カリーナ・ゴメス
チェーホフの戯曲「三人姉妹」に着想を得た短編ミュージカル。3人の女性が孤独や苦難、仕事の苦労、不屈の精神について歌う姿を、幽玄な音楽と映像で映し出す。

ヴィタリナ
ロカルノ国際映画祭 金豹賞&女優賞
2019年/ポルトガル/2h10
監督:ペドロ・コスタ
出演:ヴィタリナ・ヴァレラ、ヴェントゥーラ、マヌエル・タヴァレス・アルメイダ
出稼ぎに行った夫を待ち続け、カーボベルデからリスボンにやって来たヴィタリナ。夫が住んだ部屋で自らの苛酷な人生を語る彼女の姿を強烈な暗闇と光で映す。

<アンコール上映>
8/24(土)~30(金)14:55~
瞳をとじて Cerrar los ojos/Close Your Eyes
スペイン上映時間:169分
あらすじ
映画『別れのまなざし』の撮影中に主演俳優フリオ・アレナスが失踪した。
それから22年、当時の映画監督でありフリオの親友でもあったミゲルはかつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組から証言者として出演依頼を受ける。
取材協力するミゲルだったが次第にフリオと過ごした青春時代を、そして自らの半生を追想していく。
そして番組終了後、一通の思わぬ情報が寄せられた。
「フリオによく似た男が海辺の施設にいる」――。
監督:ビクトル・エリセ
脚本:ビクトル・エリセミシェル・ガスタンビデ
出演者:マノロ・ソロ、ホセ・コロナド、アナ・トレント、マリア・レオン

下高井戸シネマ劇場案内はこちら

日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム(共催:ラテンアメリカ探訪#200+立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会)



日時 2024年8月3日(土)
   開場10時 開演10時30分 終演予定14時15分ごろ(途中30分休憩を予定)

プログラム
「ラテンアメリカ文学、フェミニズム、そしてマチスモ」
  洲崎圭子(お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所研究協力員)
「マプーチェ女性と先住民社会(仮)」
  カリーナ・アウマーダ(チリ共和国サンティアゴ市プダウエル区 先住民事務局
  コーディネーター):zoom
「フェミニズムにおけるアートとアクティズム」
  岩間香純(アーティスト、翻訳家):zoom
「ラテンアメリカにおける採掘主義(仮)」
  廣瀬純(龍谷大学)
コメンテーター:柳原恵(立命館大学)+水口良樹(ラテンアメリカ探訪)

ハイブリット開催
会場  早稲田大学(早稲田キャンパス)16号館106教室
オンライン Zoom Webinar ※今回オンデマンド(録画)配信はありません。ご注意下さい!

参加費無料

詳細お申し込みはこちら

2024年7月5日金曜日

映画『デビルクイーン』

 

【解説】

軍事独裁政権下の1970年代ブラジルで製作され、ギャング、同性愛者、ドラァグクイーン、娼婦ら社会から疎外された人々の姿を、強烈なサウンドと極彩色の美術で活写したクィア・ギャング映画。ある時はギャングのボスとして組織を恐怖で支配し、またある時はスウィートな女王として愛されるデビルクイーンは、ある日、お気に入りの男性が警察に追われていることを知り、キャバレーシンガーのイザのヒモであるベレコを身代わりにしようとする。しかし、事態は思わぬ方向へと転がっていく。


ブラジルの伝説的俳優ミルトン・ゴンサルベスが狂気とチャーミングさを同居させたデビルクイーンを怪演し、ボサノバ歌手としても活躍した女優オデッチ・ララがキャバレーシンガー役で出演。1974年・第27回カンヌ国際映画祭に出品されて話題を集め、その後もカルト的人気を博した。製作から50年の節目となる2023年に4Kレストア版が製作され、日本では24年8月に劇場初公開。


1973年製作/100分/ブラジル

原題:A Rainha Diaba

配給:ALFAZBET

劇場公開日:2024年8月10日

公式サイト

ヴィクター・シラ展「Caracas: Homecoming」

 

IG Photo Galleryでは2024年7月2日(火)より、ニューヨークを拠点に活動する写真作家、ヴィクター・シラ展「Caracas: Homecoming」を開催いたします。

今回の展示では写真プリント(カラー写真)38点のみにならず、『Caracas: Homecoming』の完成版、そして『Caracas: Homecoming』のダミーブック6冊を展示します。プリントから写真集へ、写真展へと「編集」されることで、写真に写ったイメージの印象はどう変わるのか。写真を編むとはどういうことかを考えるヒントになる展示となるでしょう。

タカザワケンジ(写真評論家・IG Photo Galleryディレクター)


■作家プロフィール:ヴィクター・シラ Victor Sira

 ベネズエラ出身、ニューヨークを拠点に写真、ビデオ、アーティスト・ブックなど幅広い分野で活躍するアーティスト。ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団、アンドレア・フランク財団、W・ユージン・スミス財団、ニューヨーク芸術財団などからフェローシップを授与されている。国際写真センター(ICP、ニューヨーク)の展覧会「Photography Book Dummies」(2008)のキュレーションを担当。芸術活動に加え、ICP-Bard MFA Program in Photographic Studies、SUNY Purchase School of Art and Design、Hartford Art School's MFA Photography Programで教鞭をとる。また、ペンシルバニア大学デザイン学部の客員講師も務めている。シラはアーティストブック専門のプラットフォーム、bookdummypressの共同設立者でもある。

■会期

2024年7月2日(火)~20日(土)

時間:11:00~18:30

休廊:日曜日・月曜日・祝日・7月6日(土)

■トークセッション(録画配信)

7/6(土)18:00より配信予定

ヴィクター・シラ×タカザワケンジ(写真評論家・IG Photo Galleryディレクター)

You Tubeにて、配信します。チャンネル名:IG Photo Gallery 

*これまでのトークセッションの録画もございます。チャンネル登録をお願いします。



2024年7月4日木曜日

海外移住資料館主催7/12<オンラインセミナー>横浜からサンフランシスコへの船旅――女性の経験を中心に

イベント概要:
20世紀前半、横浜港から北米への船旅は通常12日間以上かかりました。そしてアメリカ合衆国の港では、多くのアジア出身者が入国審査のために数日から数か月ほど拘束されることがありました。日本からアメリカへ移動する人びとは、どのような経験をしたのでしょう。

本セミナーでは、太平洋を渡る船旅およびアメリカへの上陸と入国プロセスに注目しつつ、日本人女性にとっての移動経験に光をあてます。ぜひご参加ください。

日時:2024年7月12日(金)18:00~19:30(日本時間)
会場:オンラインアプリZoomを使用
講師:小澤 智子(武蔵野美術大学 言語文化研究室 教授)
主催:JICA横浜 海外移住資料館
参加費:無料
対象:どなたでもご参加いただけます
申込締切:7月11日(木)12:00