2024年7月18日木曜日

モンロー教義は米外交の恒久基盤 / ボリビア政変未遂事件の真相【あなたに知ってほしいラテンアメリカ】伊高浩昭×高瀬毅

ラテンアメリカ研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭先生が出演されています。

ボリビアで起きた軍事クーデター未遂事件、BRICS拡大の動き、中露の進出など諸問題に通底するのは、せめて「裏庭ラ米」では覇権・利権を確保したい米国の決意でしょう。それはモンロー教義宣言200年を契機に同教義を「現代化」した上院決議が示しています。教義は米外交の恒久的基盤と規定され、中露イラン3国は「悪意ある敵」と位置付けられています。教義は3世紀目に入って、米政策の拠り所として再生したのです。

2024年7月13日