2024年9月2日月曜日

生誕130年記念 北川民次展 メキシコから日本へ 9/21-11/17 世田谷美術館

 

会期: 2024年9月21日(土)~11月17日(日)
開館時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日: 毎週月曜日 ※9月23日(月・振休)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振休)は開館、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)は休館
会場:         世田谷美術館 1階展示室
主催: 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、東京新聞
後援: 世田谷区、世田谷区教育委員会
【開催概要】
北川民次(1894-1989)は20歳で渡米し、働きながら絵を学んだのち、革命後の壁画運動に沸く1920年代のメキシコで新進画家、そして教育者として出発しました。1936年の帰国後は東京・池袋を経て愛知・瀬戸に居を定め、晩年まで精力的に作品や著作を発表します。「メキシコから日本へ」という特異な歩みのなかで北川が見出し、追求したものとは何だったのでしょうか。本展では、メキシコ時代から一貫してみられる、市井の人々への温かなまなざしと鋭い社会批判をはらむ代表作に加え、未来の社会をつくる子どもに向けた絵本や美術教育の仕事、また1955年のメキシコ再訪を経て取り組んだ念願の壁画などにも注目します。油彩約60点、水彩、素描、版画など約50点に、1920-30年代メキシコの多様な芸術動向に関する資料、当時交流した芸術家たちの作品を加えた約180点により、北川民次の表現を多角的に見つめる、約30年ぶりの回顧展です。