時間:18:30開場 19:00-20:30
立教大学ラテンアメリカ研究所事務局が講演会やラテンアメリカ講座に関する日々の様々な出来事とラテンアメリカ関連情報をお伝えします。La secretaría del Instituto informa las novedades sobre las conferencias y el curso del Instituto de estudios latinoamericanos de la Universidad Rikkyo.
2025年9月27日土曜日
【ワークショップ】10/14(火)、15(水)アルゼンチン・フォルクローレ~南米のリズム
時間:18:30開場 19:00-20:30
2025年9月26日金曜日
【映画】『最初の年:民意が生んだ、社会主義アジェンデ政権』11/14(金)公開予定@アップリンク吉祥寺
1970年、南米チリで史上初めて選挙で選ばれた社会主義大統領サルバドール・アジェンデが誕生し、国家規模の社会変革が始まった。本作は、その政権発足から1年間にわたる激動のプロセスを記録したものである。資本家に搾取されてきた労働者や、土地を取り戻すために立ち上がった先住民、そして新たな未来に胸を躍らせる若者たちを追い、彼らの真っ直ぐな言葉と表情を丹念に記録。土地改革や産業の国有化、社会の変革に沸く市民たちの姿、そしてキューバを率いた社会主義指導者であるフィデル・カストロのチリ訪問の様子が、希望とエネルギーに満ちた映像で描かれる。しかし、1973年にチリで起きた、サルバドール・アジェンデ政権を崩壊させた軍事クーデター後に多くのプリントが失われ、長きにわたって封印されていた。半世紀に及ぶグスマン監督監修下の修復作業の末、ついに再び息が吹き込まれた。映像作家のジョナス・メカスが設立者の一人であるニューヨークのアンソロジー・フィルム・アーカイヴズで、2Kレストア版が2023年9月に世界初上映された。クーデターに燃やされた幻の一作が、日本でも遂に初公開となる。
2025年9月19日金曜日
ラ米情勢記事掲載案内「週刊金曜日」
当研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭氏の記事が「週間金曜日」9月19日(1537)号に掲載されています。
「マドゥーロ政権打倒目指す 麻薬組織中枢の制圧口実に」
2025年9月9日火曜日
ヨコハマ・フットボール映画祭2025 10月11日(土)・12日(日)
2025年9月8日月曜日
鍋講座vol.55【続・この映画を観せたい! 『トレンケ・ラウケン』から考える今後の映画上映・配給】
2025年9月19日(金)18:30オープン/19:00スタート(21:00終了予定)
■会場
下北沢アレイホール(定員:80名)
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F
http://alleyhall.music.coocan.jp/access/
■参加費
[一般]1,000円/[映画鍋会員]無料
※事前予約は不要です。当日、直接会場にお越し下さい。
定員になり次第、入場受付を締め切らせていただきます。
※参加費のお支払いは現金のみとなります。
※無許可での録音・ビデオ撮影は禁止致します。
■お問い合わせ
NPO法人独立映画鍋
070-5664-8490(11:00~18:00)
info@eiganabe.net
詳細はこちら
映画『クィア/QUEER』下高井戸シネマ
2025年9月4日木曜日
波高しカリブ海 米艦隊がベネズエラ圧迫 【ラテンアメリカ ニュースダイナミクス】伊高浩昭×高瀬毅
2025年9月2日火曜日
映画『アメリアの息子たち』10/25(土)~公開@シアター・イメージフォーラム
触れるな。近づくな。
これは正気を削る、鬼畜ONIBABAホラー。
奇想天外映画祭2025@新宿K's cinema
山形国際ドキュメンタリー映画祭2025 10/9(木)~16(木)
Peter Barakan’s Music Film Festival 2025
会場:角川シネマ有楽町
期間:9/12(金)~9/25(木)
配信で見るペルー映画
舞台はペルーのアレキパにある採石場。事故で父を亡くした青年であったが、父の死を引き起こしたのではないかとおじを疑うが証明することはできないでいた。さらに、母とおじの親密な関係を知ってしまう。やがて青年の心に復讐の音が聞こえ出す。(原題:La Cantera)
監督: ミゲル・バレダ・デルガド(『鳴りやまぬ鼓動』
出演: アンドレア・パニ・ラウラ、カルロス・ルダス・アパザ、ジョン・ダビラ
ペルー/92分/2019
☆ビデオマーケット
第24回フィエスタ・メヒカーナ in お台場 Tokyo 2025 9/13-15
メキシコと日本の友好の輪を広げると共に、メキシコを身近に感じられる内容となっています。
今年で24回目を迎え、多くの方々にメキシコの魅力をご紹介し、理解を深めて頂ける企画が盛り沢山!
3日間「お台場デッキ」はメキシコになります!!
会場には30以上のテントが並び、民芸品や特産物の販売、ユネスコの『世界無形文化遺産』に登録されたメキシコ料理の一端を味わい、お台場にいながらにしてメキシコを体験できます。
ステージでは華麗なメキシコ舞踊や陽気で楽しいメキシコ音楽を、特設スペースでは「慶応大学プロレス研究会」によるメキシコ・プロレス"ルチャリブレ"をお楽しみ頂けます。
さらに、お子様も楽しめる遊び「ピニャータ割り※」など家族向けのプログラムをご用意しています。
ご家族連れやお友達同士、幅広い世代の皆様にお楽しみ頂けるイベントです。
※お菓子などを詰めたくす玉(ピニャータ)を、目隠しをした子供が棒で叩き割る遊び。
映画『戦うパンチョ・ビラ』@新文芸坐 9/3,4,7
【再掲】メキシコ文学をひもとけば:ジェンダーで読み解く物語と社会(全4回)
本研究所研究員である洲崎圭子氏が、KUNILABOの一連の9月期開講講座の一つとして、メキシコ文学とジェンダーについての講座を4か月連続4回行います。
講座の詳細とお申込みはこちら
*第一回講座開講までに申し込み者が3名に満たない場合、2回目以降は不開講となる可能性があります。
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タイトル:メキシコ文学をひもとけば:ジェンダーで読み解く物語と社会
初回日時: 2025年9月3日 (水) 19:30 - 21:00
日程 : 9月‐12月の第1水曜日(9/3、10/1、11/5、12/3)
場所 : オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」 を使用したオンライン講座
YouTubeにて見逃し配信あり(受講生限定、講座期間内のみ、参加者との質疑応答の時間は除く)
参加費: 全4回 一般8,000円/学生4,000円
※学生でお申し込みの方は、
(1)当日までに、学生証の画像・写真をinfo@kuniken.orgまでメール添付にてお送りいただくか、
(2)お申込み時のアンケートフォームの「学生確認用メールアドレス記入欄」に、大学などの在籍先が発行したメールアドレスをご記入ください。
各回の予定
第一回 メキシコ文学は古臭い!?
第二回 『バルン・カナン』と先住民世界
第三回 『俺の歯の話』と移民
第四回 『ハリケーンの季節』とフェミサイド
【講座概要】
23位って、何の順位かご存じでしょうか? メキシコのジェンダーギャップ指数ランキング(2025年)です。メキシコは、マチズム(=男性優位主義)が蔓延する国だ、と言われます。確かに、マチズム(英語)/マチスモ(スペイン語)は、スペイン語で「雄」を意味するマチョmachoに由来します。でも、メキシコの国会議員のうち、女性と男性の割合はほぼ半々。17世紀の植民地期には、女性が書く権利を堂々と主張した尼僧がいました。同性婚が可能で、古くから第三の性とされる人々の存在もあります。メキシコを舞台にしたメキシコ人だけが登場するアメリカ映画「リメンバー・ミー」、太い眉毛の女性画家フリーダ・カーロ、外交官として東京にも赴任したノーベル賞詩人オクタビオ・パス。なんとなく知っているけど実はよく知らないメキシコを、女性作家たちの小説作品をひもときつつ、深掘りする旅にでかけませんか?
初回では、メキシコとはどんな国か概観し、そのメキシコで書かれ、世界中で読まれている小説作品の傾向――円環的時間軸、証言小説、時空を超えるポリフォニー世界等々――についてみます。第二回は、三島由紀夫と同年の生まれだったロサリオ・カステリャノスの、チアパスを舞台にした小説『バルン・カナン』を中心に、女性のあいだの差異について確認し彼女たちの葛藤をみます。第三回は、米国に移住後にwoman of colorという単語を知ったというメキシコ人女性作家バレリア・ルイセリのスペイン語/英語の自己翻訳小説を読み、移民について考えます。第四回は、英語圏でも人気のフェルナンダ・メルチョールの『ハリケーンの季節』を読みます。同性愛、女性嫌悪、トランスジェンダー、麻薬、中絶等々、今のメキシコ社会をそのままうつしとったともいえる同作から立ち現れてくる現代的課題の数々は、実は決して他人ごとではすまされない世界かもしれません。