『ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997』
出会うこと そして、映しとること
鬼才ペドロ・コスタ、“はじまりの軌跡”をみつめる
ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997
『ヴァンダの部屋』から25 年、『コロッサル・ユース』から19年――世界を驚かせ続けるポルトガルの鬼才、ペドロ・コスタ。
その伝説前夜とも言える、漆黒のモノクロが鮮烈な長編デビュー作『血』、“カーボ・ヴェルデ”というペドロ・コスタの後の作品群に繋がる場所が初めて登場した重要作『溶岩の家』、スラム街フォンタイーニャスに住む人々を起用し、圧倒的なリアリズムで底辺の生活の厳しさを描く『骨』の初期3 作を監督自ら監修した4Kレストア版で初めて劇場公開する。
また、破壊されつつあるフォンタイーニャスを舞台にそこに生きる人々の営みを強烈な映画手法で描いた、『ヴァンダの部屋』と『コロッサル・ユース』も特別上映し、その類まれな軌跡を見つめる――。
【上映作品】
◉『血』(4Kレストア版)※当館では2K上映
◉『溶岩の家』(4Kレストア版)※当館では2K上映
◉『骨』(4K レストア版)※当館では2K上映
<特別上映>
◉『ヴァンダの部屋』(2K レストア版)
◉『コロッサル・ユース』(2K レストア版)