2025年10月31日金曜日

東京フィルメックス関連企画 マノエル・ド・オリヴェイラ監督作品セレクション

 2025年11月13日(木)―11月15日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター

ポルトガル映画の巨匠マノエル・ド・オリヴェイラが世を去って10年。
その作品群は世界映画史の中で特異な輝きを放ち続けおり、その全貌は捉えられていない。
数あるオリヴェイラ映画の中から、日本において鑑賞機会の少ない作品を厳選して特集。
処女作『ドウロ河』(1931)と実質的な遺作『レステロの老人』(2014)。独裁政権期をまたいで制作された「挫折した愛4部作」の第1作『過去と現在』(1972)と第4作『フランシスカ』(1981)。オリヴェイラ映画のテーマのひとつ「演劇の上演の映画」の最初の試み『春の劇』(1963)。日本では19年ぶりとなる『言葉とユートピア』(2000)をプログラミング。オリヴェイラ再考の機会としたい。
主催 アテネ・フランセ文化センター


■上映スケジュール
*チケットは1回目上映開始の30分前から、当日上映分を販売します。
*トークは本特集のチケット半券提示で入場自由。

11月13日(木):
16:20 『言葉とユートピア』[130分]
19:00 『ドウロ河』『レステロの老人』[計40分]
19:45 トーク[60分]:クリス・フジワラ(映画批評家)

11月14日(金):
16:30 『春の劇』[91分]
18:30 『言葉とユートピア』[130分]

11月15日(土):
14:40 『過去と現在―昔の恋、今の恋』[115分]
17:10 『フランシスカ』[166分]