2025年11月14日金曜日

オンラインセミナー:「ボリビア・リベラルタとともに生きた日本人ー下瀬甚吉ー」11/19(水)19:00-20:30

 当研究員の大島正裕氏が登壇されます。

JICAホームページ

【内容】

20世紀初頭のボリビア・アマゾンには、ペルーから移動してきた多くの日本人が、ゴム産業で一攫千金をあてようと移住しました。特にベニ県のリベラルタには多くの日本人が集まり、1918年には700名もの日本人が住んでいたとされています。当時リベラルタは、ゴム産業の中心地として栄え、日本人はゴム採取人、市内の小売店、あるいは郊外の農作業に従事し、町の中でもプレゼンスが高い状況でした。この中に山口県出身の下瀬甚吉という人物がいました。慎み深く謙虚な甚吉は、ゴム景気が傾き、多くの日本人が町から流出した後もリベラルタに残り、地元社会と折り合いながら、忍耐強く日本人のプレゼンスを高めていくのに努力しました。厳しい時代も生き抜いたリベラルタの下瀬甚吉‐ボリビアの有名な詩人ペドロ・シモセの父‐に焦点を当て、地元社会に溶け込もうとしたある日本人の横顔を紹介します。

【開催日時】2025年11月19日(水)19:00~20:30[日本時間]

【形式】オンラインアプリZoomウェビナーを使用

【対象】どなたでもご参加いただけます。

【講師】大島 正裕(立教大学ラテンアメリカ研究所 研究員)

【主催】JICA横浜 海外移住資料館
【参加費】無料 定員500名(事前登録制)
【申込方法】こちらのリンクよりお申込みください