2009年9月26日土曜日

メキシコ映画祭

ラテンビート映画祭も終わりましたね。
次はキューバ映画祭ですね。

今日はメキシコ映画祭のお知らせをいただきました。
予約は必要ですが、無料です。場所はメキシコ大使館!
お時間がある方は行ってみてくださいね。

http://portal.sre.gob.mx/japonj/pdf/CiclodeCineMexicano_2009.pdf

語学勉強法のラベル

一昨日ラテンアメリカ研究所に、購読クラスの学生さんが「リスニング教材がありますか?」と質問にみえました。「自分にあったおもしろいサイトをリスニングに使ってみて!」といくつかのサイトをお見せしました。

そんなわけで、これまでにブログで紹介した勉強法のラベルを修正しました。
estudiar idiomasというラベルにしました。ちょうど来週から秋のNHKのラジオ講座が新たに始まります。先日早速本屋さんでいろいろな言語のテキストを買い込んでしまいましたよ!

今やNHKも無料で数日分のラジオ講座を番組のWeb上に載せています。これなら聞き忘れてもいいですね。こんなに無料のサイトを紹介して講座受講生の数は減らないの? いやいや一人で勉強するからこそ、どこかで試してみたくなるものですね。

2009年9月19日土曜日

オンラインニュース

オンラインニュースを利用されている方はたくさんいると思う。
各国のニュースソースにアクセスし、その中から動画を探すという方法もある。
スペイン語の場合は各国のニュース以外にもCNN en español や BBC el mundoなどスペイン語圏以外の地域のニュースを通して客観的なニュースを集めることも可能だ。

BBCにはポルトガル語ニュースもあるが、今日はEuronewsをご紹介したい。
CNNやBBCに匹敵する視聴者数を誇る、ニュースTVのオンデマンドニュースである。

エウロニュース・スペイン語版
http://es.euronews.net/

エウロニュース・ポルトガル語版
http://pt.euronews.net/

上部に各国語のタブがあり、ポルトガル語ニュースもある。このニュースがお勧めなのは、どこの言語からでもタブをクリックすることで別の言語の同じニュースにアクセスできること。そして同じ映像の同じニュースを各国語の同時通訳者がボイスオーバーで伝えていることだ。得意の言語でニュースの内容をチェックしながら、語彙力を増やしてすこともできる。写真をクリックすると動画を見ることができ、各国語ニュースを聞くことが可能。

2009年9月16日水曜日

オンラインTV


今週の土曜日からラテンアメリカ講座の後期が始まります。
(金曜日はまだ夏休みなのでお間違いのないように!)

夏休みの勉強はどうでしたか?さらにパワーアップして後期に臨むことに少しでも役に立ったことを期待しています。

さてさて、来週はラテンビート映画祭もあり、今年はTelenovelaなどの紹介もあるようですが、本日はTVのご紹介をしたいと思います。

今ではYoutubeや各HPのニュースサイトなどで多くの動画を見ることもできます。またTV放送局がいくつかの動画をHPにアップをしていますので、皆さんもいろいろとご覧になっていることと思います。

その中でも特におすすめなのがスペイン国営放送のTVEです。
数年前にスカイパーフェクトTVで有料で見ることができるようになったときも感激したものですが、今回は無料のオンデマンドTVです。TVE a la cartaと言います。
http://www.rtve.es/alacarta/

なんといっても画質の良さ(ほとんどTVと変わらない)
そして、番組の豊富さで、他の動画サイトを凌駕しています。

ぜひあれこれクリックしてみてくださいね。

2009年9月11日金曜日

オンライン図書館


9月9日付の伊高先生のブログ記事によれば、ガブリエラ・ミストラルの書簡集はチリ国立図書館に寄贈されWebで公開されるらしい。早速、Biblioteca Nacional de Chileを検索すると、この書簡寄贈に関する記事が掲載されていた。

http://www.dibam.cl/biblioteca_nacional/noticias.asp?id=11592

Web公開について調べてみると、すでにいくつかの本や論文などがWeb上で公開されている。かなり重たいのでHP上に書いてあるように軽くするなんらかの手法が必要だろうと思われる。

最近はWebを使ってオリジナルの資料にアクセスする方法がかなり進化している。特にオススメはメキシコ国立自治大学UNAMのサイトで、多くの資料をダウンロードすることが可能。

http://www.descargacultura.unam.mx/app1

このサイトでは著者による朗読などの文学媒体を聞くことができる、とても楽しいサイトだ。そして、これらの媒体をPodcastingすることも可能。

たとえば、上部のタグにあるAutoresからBenito Juarezを選んでみよう。もちろん歴史上の人物であるので、本人の朗読ではないが、本で読んだときには難しく思える文章も、プロの朗読者の声で聞くと情景が目の前に立ち上ってくるようだ。

こうしたメソードは私がスペイン語を勉強し始めた~十年前には留学しなければ、得るのが難しかった。(年齢がわかりますね?!)
最後のオススメはスペインの国立図書館。
Biblioteca nacional de España ここではスペイン各自治州の図書館のデジタル版がそろっている。
その中でのお勧めがBiblioteca hispaniicaである。
中にはBiblioteca digital Miguel de Cervantesがあり、
これにはスペイン文学、イスパノアメリカ文学の作品が網羅されている。
Autor別にみることも可能だし、Titulo作品別にみることもできる。
それ以外にもBiblioteca digital では、歴史や様々なジャンルの作品を紐解くことができる。
ぜひ時空の扉を開けて、さまざまな世界へジャンプしてみてください。

2009年9月9日水曜日

ノーベル賞詩人ミストゥラルの書簡集が話題に

寄稿     伊高浩昭(ジャーナリスト)

 チリの誇るノーベル文学賞詩人ガブリエーラ・ミストゥラル(1889―1957。1945年受賞)が、晩年に秘書を務めた米国人女性ドリス・ダナに宛てた書簡をまとめた書簡集『放浪娘(ニーニャ・エランテ)』が2009年8月30日、サンティアゴで刊行され、大きな話題になっている。1948年から1957年までの期間に書かれた書簡250通から、2人の間に愛情関係が存在していたことが浮き彫りになったからだ。
 現地からの報道によると、編集者のペドロ・セヘレス(チリ国立図書館作家資料部長)は、「私は、人物が等身大に見られるの好む。ミストゥラルの実像に迫ろうとしたまでだ」と刊行の理由を語っている。
 ダナは、ミストゥラルから遺言執行人に指定され、著作権や資料を管理していたが、2006年、米フロリダ州で86歳で死去した。その後、ダナの姪が、ダナが管理していたミストゥラル関係の膨大な資料をすべてチリ政府に寄贈した。それが国立図書館で分類整理され、書簡集発行につながったのだ。
 ミストゥラル作品の特徴の一つは、揺籃期、男性への恋愛心、母性が明確に描かれていることだが、書簡集で「同性愛」的性向が明らかになった。チリのメルクリオ紙の報道によると、「私は風雨に身をさらす。その風雨は、私に代わってあなたを抱擁し接吻する」、「あなたを私のものにするために私がしたことは、魂と肉体の激しい愛でした」などの記述がある。ミストゥラルはダナが旅行好きのため、彼女を「放浪娘」と呼んでいたという。ミストゥラルは書簡の終わりに「あなたのガブリエーラ」と署名することがあるが、セヘレスは、「あなたの」を二人称代名詞所有格女性形の「トゥヤ」でなく、男性形の「トゥヨ」としている点を指摘している。
 セヘレスは次いで、メキシコ人女性秘書パルマ・ギジェンに宛てたミストゥラルの書簡集を刊行する。国立図書館は、ミストゥラルの資料4万点をウェブサイトに載せることにしているという。

2009年9月4日金曜日

ラテンビート映画祭紹介


本日、ラテンアメリカ講座講師からラテンビート映画祭の各作品の上映時間は決まったか?との問い合わせがありました。「もちろん決まりましたよ。」と公式サイトをご案内しました。

さて、公式サイト以外にもラテンビート映画祭を紹介する素敵なサイトをご紹介します。
この映画祭の制作コーディネーターが運営するブログです。
キューバ映画への造詣が深いことはもちろんのこと、映画全体に対する幅広い知識をわかりやすく伝えてくれるブログです。

http://ameblo.jp/rincon-del-cine-cubano/

今回の映画祭出品の作品の背景などについても語っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

このラテンビート映画祭は今年はオフィシャルパーティを計画しているそうです。
このパーティの開始時間はなんと23時半!!
ラテンですね~~~!! スペインですね~~!!
時間軸が変わることで見えてくる、ラテン文化。
劇場という異空間で感じるラテン文化。

本当に、た・の・し・み・・!!