2025年9月9日火曜日

ヨコハマ・フットボール映画祭2025 10月11日(土)・12日(日)

 会場:横浜市港北区民文化センターミズキーホール
東急新横浜線「新綱島駅」直結
東急東横線「綱島駅」徒歩3分



ヨコハマ・フットボール映画祭(YFFF)とは
年に一度のサッカーファンの祭典
世界では毎年100本近く制作されるサッカー映画の中から、日本のサッカーファン、映画ファンとともに楽しむ作品をセレクトして上映する年に一度のサッカーファンの祭典がヨコハマ・フットボール映画祭です。
サッカーと映画を愛する仲間が集まって、国内外の映画製作者と交渉し、時には映画祭メンバーで日本語字幕を製作しています。
また、 イベントや会場の運営も自分たちで企画運営して上映する手作りの映画祭です。

スポ根から社会派ドキュメンタリーまで
サッカー映画と言えば『少林サッカー』や「キャプテン翼」のようなスポ根アニメ、有名選手やチームの舞台裏ストーリーなどが思い出されますが、「世界で最も親しまれているスポーツ」という特性を生かして様々なテーマの作品が作られています。
作品内でのサッカーの風景を見るだけで、観客は登場人物の置かれた状況や特殊性を自らの体験と比較しながら理解することができるのです。
これまで、ヨコハマ・フットボール映画祭では、障がい、ジェンダー、 同性愛、 移民、 貧困、 宗教、国際政治といった社会問題と連動した作品も積極的に上映してきました。

世界の巨匠も手掛けるサッカー映画
国境や言語、文化、年代を越えた表現を目指す映画作家にとって、サッカーは効果的なモチーフの一つです。
実際に、世界の巨匠と言われる映画監督も、様々なサッカー映画を発表しています。

サッカーの新しい楽しみ方に触れよう
映画祭の会場では、映画以外にも、小説、コミック、写真、ファンマガジン、グッズ、社会活動など、さまざまな方法でサッカーを楽しむ人々の活動に触れることができます。
また会期中に開催されるハーフタイムパーティーには、スタッフ、ゲスト、観客による新しい出会いが待っています。
ぜひ、一緒に日本のサッカー文化、映画文化を盛り上げていきましょう!

2025年9月8日月曜日

鍋講座vol.55【続・この映画を観せたい! 『トレンケ・ラウケン』から考える今後の映画上映・配給】

 
2024年末、ラテンアメリカ映画研究者・新谷和輝が個人で権利を買った4時間超のアルゼンチン映画『トレンケ・ラウケン』が、下高井戸シネマを4夜連続で満席にした。この反響をうけて翌年、『トレンケ・ラウケン』はラウラ・シタレラ監督の過去作とあわせて、ユーロスペースとの共同配給で全国公開される。今回の鍋講座は、この『トレンケ・ラウケン』の異例の興行を振り返る。いかにして個人で映画を上映できるのか、どのように配給すれば映画はより多くの人に届くのか。『トレンケ・ラウケン』をケーススタディとして、上映館の編成担当および配給チームとして共に活動した、ユーロスペース・岡崎真紀子さん、下高井戸シネマ・山口伸子さんとともに、今後ますます盛り上がる映画上映・配給について考える!

■開催日時
2025年9月19日(金)18:30オープン/19:00スタート(21:00終了予定)
■会場
下北沢アレイホール(定員:80名)
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F
http://alleyhall.music.coocan.jp/access/
■参加費
[一般]1,000円/[映画鍋会員]無料
※事前予約は不要です。当日、直接会場にお越し下さい。
 定員になり次第、入場受付を締め切らせていただきます。
※参加費のお支払いは現金のみとなります。
※無許可での録音・ビデオ撮影は禁止致します。
■お問い合わせ
NPO法人独立映画鍋
070-5664-8490(11:00~18:00)
info@eiganabe.net

詳細はこちら

映画『クィア/QUEER』下高井戸シネマ


クィア/QUEER
2024年/アメリカ・イタリア/2h17/R15+
監督・製作:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』
出演:ダニエル・クレイグ

1950年代、メキシコシティ。米国人駐在員のウィリアムは美しい青年ユージーンに惹かれ、彼を南米の旅に誘い出すが…。バロウズの自伝的小説を映画化。

9/27(土)~10/3(金) 13:25~(終15:45)
一般1700円 / 大学・専門1300円 / シニア1100円 / 小・中・高1000円 / 会員990円
チケットは 当日券・窓口販売のみ

下高井戸シネマ
〒156-0043 世田谷区松原 3-27-26-2F
TEL : 03-3328-1008

詳細はこちら

2025年9月4日木曜日

波高しカリブ海 米艦隊がベネズエラ圧迫 【ラテンアメリカ ニュースダイナミクス】伊高浩昭×高瀬毅

ラテンアメリカ研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭先生が出演されています。

トランプ米政権はマドゥーロVEN政権打倒を目指しカリブ海に艦隊を派遣。ラ米全域に険悪な空気が漂っています。「8月ジャーナリズム」と言われますが、80周年の今夏、ミニ特集を組みました。高瀬キャスターの報告とラ米諸国をはじめ国際社会の反応をお伝えします。特集はボリビア大統領選挙の第1回投票結果で、「隠れダークホース」の野党候補ロドリーゴ・パスが得票1位で決選に進出しました。ご覧ください。

2025年8月27日 収録

2025年9月2日火曜日

映画『アメリアの息子たち』10/25(土)~公開@シアター・イメージフォーラム

 オフィシャルサイト


“家族”とは、もっともおぞましい呪いだった──
触れるな。近づくな。
これは正気を削る、鬼畜ONIBABAホラー。

実の親を探すエドとその恋人ライリーは、ニューヨークからポルトガル北部の山奥へと旅立つ。壮麗な山間の屋敷にたどり着いたエドは、生き別れた母アメリアと双子の兄マヌエルとの再会を果たすが、血の繋がりを超えた“おぞましい真実”とその土地の“忌まわしき過去”に直面することになる……。

​ゴヤの名画に着想を得た、“血”の繋がりを超えた恐怖のマザコンホラー『アメリアの息子たち(原題:Amelia's Children)』は、第71回カンヌ国際映画祭で国際批評家週間グランプリを受賞した奇想天外なファンタジー『ディアマンティーノ 未知との遭遇』が日本公開された、彫刻家・造形作家などマルチな才能を持つガブリエル・アブランドスの長編最新作。
宗教・政治・ジェンダーといったテーマを横断し、監督初のホラー映画への挑戦となった本作は、2013年にアンディ・ムスキエティ、2015年にデヴィッド・ロバート・ミッチェル、2021年にブランドン・クローネンバーグなど数多くのホラー映画作家を輩出してきたフランス・ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭で見事グランプリを受賞した。

監督:ガブリエル・アブランテス
出演:ブリジット・ランディ=ペイン、アルトゥールカルロト・コッタ、アナベラ・モレイラ
2024年/91分/PG12/ポルトガル語・英語/配給:Cinemago


奇想天外映画祭2025@新宿K's cinema

 2025/10/4(土)~24(金)


【ラテンアメリカ関連映画】
D│『希望/テルエルの山々』
上映日時:10/7(火)11:00、12(日)15:50、15(水)10:00、
20(月)16:55、23(木)12:40

「革命における最も偉大な力は<希望>である」1937年のスペイン内戦を舞台に反乱軍と市民たちの激しい戦い。テルエルの山中にも反乱軍が建設中の飛行場が発見され麓の市民と共和国軍は飛行場爆破のため必死の作戦を展開していくが……。アンドレ・マルローが監督した唯一の映画であり、戦火の中で敢行したリアルなドキュメンタリーに近い映像は、ネオリアリズモの先駆的作品と評価された。

監督・原作:アンドレ・マルロー
出演:アンドレ・メヒュート、ニコラス・ロドリゲス
1939│フランス=スペイン│モノクロ│73分│35mm

M│『昇天峠』
上映日時:10/8(水)10:20、14(火)15:50、18(土)12:40

メキシコ、ゲレーロ州の海沿いの村、サン・ヘロミート。この村はヤシの実の栽培で成り立っている。主人公オリヴェリオは結婚式の当日、母の容態が突然悪くなったことから、彼はとある事情で隣町までバスで出向くことになる。危険な山道をひた走るバスにあっと驚く珍事が次々と降りかかってくる…。メキシコ時代のブニュエル・ワールド満載の珍快作。

監督:ルイス・ブニュエル
出演:リリア・プラド、カルメン・ゴンザレス
1951│メキシコ│モノクロ│76分│BD

山形国際ドキュメンタリー映画祭2025 10/9(木)~16(木)

 山形国際ドキュメンタリー映画祭2025

[日程]2025年10月9日[木]-16日[木]
[会場]山形市中央公民館、山形市民会館、フォーラム山形、やまがたクリエイティブシティセンターQ1、旧吉池医院 ほか

【ラテンアメリカ関連作品】 タイムテーブル

<インターナショナル・コンペティション>
・『彷徨う者たち』L'Homme-Vertige: Tales of a City
フランス、グアドループ/2024/93分
監督:マロリー・エロワ・ペスリー Malaury Eloi Paisley
カリブ海に浮かぶグアドループの都市ポワンタピートルでは再開発が進められているが、カメラを手に歩いてみると、全体が廃墟であるかのような街並みが現れる。薬物中毒のラッパー、肺ガンを患い療養する元キューバ革命の闘士、観察者としての寡黙な詩人、取り壊し予定の集合住宅に住む若い女性。土地に住む人々の視線や言葉から見えてくるのは、かつては植民地として、現在はフランスの海外県として故郷が簒奪されているという被支配の歴史と、しかしながらそんな境遇に対する抵抗の意志である。グアドループの出身である監督が、約5年の歳月をかけて祖国での撮影を行った。

・『亡き両親への手紙』Letters to My Dead Parents
チリ/2025/106分
監督:イグナシオ・アグエロ Ignacio Agüero
自宅の窓から空を覗き、庭の植物や猫、小鳥を映しながら、映画作家は亡くなって久しい両親について語る。軍事政権下で作った最初の映画にエキストラ出演した母、チリで最も活発だった労働組合に所属していた父。映画は、かつての父の同僚の証言をはじめ、父が撮影したフィルム映像や映画作家の過去作からの引用、私的な家族の記録映像などを織り交ぜて、チリの人々が経験してきた過酷な歴史をプライベートな記憶へと合流させる。逸脱や中断を繰り返し、夢と現実を行き来する映画作家の語りは、死者と生者が出会う未完のアーカイブを形づくる。

・『愛しき人々』Malqueridas
チリ、ドイツ/2023/74分
監督:タナ・ヒルベルト Tana Gilbert
チリの刑務所に収監された女性たちが、撮影行為を禁じられた中で、携帯電話で密かに残した日常の光景。獄中出産した子供、離れて暮らす家族、恋人でもあり家族のようでもある収監仲間。これらのなにげない映像が消去され失われる危険に抗うため、監督はすべての映像を一度プリントアウトし再映像化する。複数の女性たちの証言と映像が混じり合い、粗い画素がインクに置き換えられたデジタルともアナログともつかない風合の画面が、女性であり、母であり、囚人でもある彼女たちの置かれた状況を親密に物語る。

<街を見つめる人を見つめる――ユネスコ創造都市の世界2025>

・ビセンテ・ロペス(アルゼンチン) 
『シエスタ』Siesta
2009/73分 監督:ソフィア・モラ Sofia Mora
父を亡くした姉弟のもとに、せわしなく集まってくる葬儀の参列者たち。現実を受け止めきれない二人は、家を抜け出して、街へと向かうも……。ビセンテ・ロペスの街は人影すらなく静寂そのもので、まるでゴーストタウン。あたかたも二人の心象風景のように映し出され、時間だけが儚くも過ぎていく。本プログラム唯一のフィクション作品。

・ビセンテ・ロペス(アルゼンチン)
『連続』To Insist
2023/11分
監督:ルナ・マト・シャゲ Luna Mato Chague
色褪せたモノクロの家族写真。そこに写る一人の女性アスセナ・ビシャフロフは、1977年12月、海岸に打ち上げられ遺体として見つかった。何故、死ななければならなかったのか? アルゼンチンの隠された歴史を、残された一枚の家族写真から紐解いていく試み。様々な海の映像が、寄せては返す波の音ともに、記憶の断片を呼び起こしていく。

Peter Barakan’s Music Film Festival 2025 

 会場:角川シネマ有楽町

期間:9/12(金)~9/25(木)

ピーター・バラカンが選んだ音楽映画フェスティバル

ラテンアメリカ関連映画

・『テックス・メックス アコーディオン天国』1976年/56分/アメリカ
9/13(土)18:00、16(火)15:00、17(水)11:00、18(木)12:50、22(月)18:40
23(火・祝)12:30、24(水)11:00、25(木)14:50

・『ハーダー・ゼイ・カム』1973年/103分/ジャマイカ
9/12(金)11:00、14(日)13:30、18(木)19:30、22(月)13:30、25(木)11:00

・『ボサノヴァ 撃たれたピアニスト』2023年/103分/スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル
9/15(月・祝)18:50、17(水)16:00


【鑑賞料金】

■一般:2,000円

■シニア(60歳以上):1,300円

■大学生:1,500円(大学生・要学生証)

■水曜サービスデー・日曜最終回:1,300円

■TCG会員割引:土~月・金曜 1,400円、火・木 1,200円 他、各種割引あり

※『Eno』は特別料金2,500円均一になります。

ペルー映画祭Vol.3-2025-@新宿K's cinema

 東京会場:新宿K's cinema
開催日時:8/30(土)~9/12(金)



配信で見るペルー映画

配信作品一例
・『カンテラの響き』
舞台はペルーのアレキパにある採石場。事故で父を亡くした青年であったが、父の死を引き起こしたのではないかとおじを疑うが証明することはできないでいた。さらに、母とおじの親密な関係を知ってしまう。やがて青年の心に復讐の音が聞こえ出す。(原題:La Cantera)
監督: ミゲル・バレダ・デルガド(『鳴りやまぬ鼓動』
出演: アンドレア・パニ・ラウラ、カルロス・ルダス・アパザ、ジョン・ダビラ
ペルー/92分/2019
☆U-NEXT
☆ビデオマーケット


・『サミチャイ、牛飼いの祈り』
 海抜5000メートルを超えるペルー・アンデスの高地。農夫のセレスティノが牛のサミチャイとともに、アンデスの孤独と高度から癒しの旅を始める。モノクロの映像が静寂さを際立たせている。 (原題:Samichay, en busca de la felicidad)
監督・脚本:マウリオ・フランコ・トッソ
 音楽:アミエル・カジョ 
出演:アミエル・カジョ、アウレリア・プマ・デ・カッロ 
ペルー・スペイン/87分/2020/ケチュア語・スペイン語/モノクロ 
・2020 リマ映画祭最優秀長編映画賞&最優秀初監督作品賞
・ペルー映画祭vol.2(日本)上映作品
☆U-NEXT
☆ビデオマーケット

第24回フィエスタ・メヒカーナ in お台場 Tokyo 2025 9/13-15

9/13(土)14(日)15(月・祝)11:00-19:00
入場無料

3日間「お台場デッキ」はメキシコに!
メキシコの独立記念日(9月16日)を祝して、2000年から開催している『フィエスタ・メヒカーナ in お台場 Tokyo』。
メキシコと日本の友好の輪を広げると共に、メキシコを身近に感じられる内容となっています。
今年で24回目を迎え、多くの方々にメキシコの魅力をご紹介し、理解を深めて頂ける企画が盛り沢山!
3日間「お台場デッキ」はメキシコになります!!
会場には30以上のテントが並び、民芸品や特産物の販売、ユネスコの『世界無形文化遺産』に登録されたメキシコ料理の一端を味わい、お台場にいながらにしてメキシコを体験できます。
ステージでは華麗なメキシコ舞踊や陽気で楽しいメキシコ音楽を、特設スペースでは「慶応大学プロレス研究会」によるメキシコ・プロレス"ルチャリブレ"をお楽しみ頂けます。
さらに、お子様も楽しめる遊び「ピニャータ割り※」など家族向けのプログラムをご用意しています。
ご家族連れやお友達同士、幅広い世代の皆様にお楽しみ頂けるイベントです。
※お菓子などを詰めたくす玉(ピニャータ)を、目隠しをした子供が棒で叩き割る遊び。

映画『戦うパンチョ・ビラ』@新文芸坐 9/3,4,7

『戦うパンチョ・ビラ』
VILLA RIDES 1968年 / アメリカ / 122分 / 西部劇

西部劇ではお馴染みのキャラ、パンチョ・ビラとは実在したメキシコ革命軍のリーダー。ビラに扮するブリンナー、副官役のブロンソン、米国人役ミッチャムの三大スターによる、メキシコの国家的英雄の伝記映画。

上映日時:9/3(水)10:00~ 9/4(木)10:20~ 9/7(日)10:00~

【再掲】メキシコ文学をひもとけば:ジェンダーで読み解く物語と社会(全4回)

本研究所研究員である洲崎圭子氏が、KUNILABOの一連の9月期開講講座の一つとして、メキシコ文学とジェンダーについての講座を4か月連続4回行います。

講座の詳細とお申込みはこちら


オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を用いて行います。
*第一回講座開講までに申し込み者が3名に満たない場合、2回目以降は不開講となる可能性があります。
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タイトル:メキシコ文学をひもとけば:ジェンダーで読み解く物語と社会
初回日時: 2025年9月3日 (水) 19:30 - 21:00
日程  : 9月‐12月の第1水曜日(9/3、10/1、11/5、12/3)
もし第1回目の講座(9/3)に間に合わなくても、見逃し配信があるので、途中からの参加も可能です(参加費は全4回分となります)。
場所  : オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」 を使用したオンライン講座
YouTubeにて見逃し配信あり(受講生限定、講座期間内のみ、参加者との質疑応答の時間は除く)
参加費: 全4回 一般8,000円/学生4,000円
※学生でお申し込みの方は、
(1)当日までに、学生証の画像・写真をinfo@kuniken.orgまでメール添付にてお送りいただくか、
(2)お申込み時のアンケートフォームの「学生確認用メールアドレス記入欄」に、大学などの在籍先が発行したメールアドレスをご記入ください。
各回の予定
第一回    メキシコ文学は古臭い!?
第二回    『バルン・カナン』と先住民世界
第三回    『俺の歯の話』と移民
第四回    『ハリケーンの季節』とフェミサイド

【講座概要】

 23位って、何の順位かご存じでしょうか? メキシコのジェンダーギャップ指数ランキング(2025年)です。メキシコは、マチズム(=男性優位主義)が蔓延する国だ、と言われます。確かに、マチズム(英語)/マチスモ(スペイン語)は、スペイン語で「雄」を意味するマチョmachoに由来します。でも、メキシコの国会議員のうち、女性と男性の割合はほぼ半々。17世紀の植民地期には、女性が書く権利を堂々と主張した尼僧がいました。同性婚が可能で、古くから第三の性とされる人々の存在もあります。メキシコを舞台にしたメキシコ人だけが登場するアメリカ映画「リメンバー・ミー」、太い眉毛の女性画家フリーダ・カーロ、外交官として東京にも赴任したノーベル賞詩人オクタビオ・パス。なんとなく知っているけど実はよく知らないメキシコを、女性作家たちの小説作品をひもときつつ、深掘りする旅にでかけませんか? 

 初回では、メキシコとはどんな国か概観し、そのメキシコで書かれ、世界中で読まれている小説作品の傾向――円環的時間軸、証言小説、時空を超えるポリフォニー世界等々――についてみます。第二回は、三島由紀夫と同年の生まれだったロサリオ・カステリャノスの、チアパスを舞台にした小説『バルン・カナン』を中心に、女性のあいだの差異について確認し彼女たちの葛藤をみます。第三回は、米国に移住後にwoman of colorという単語を知ったというメキシコ人女性作家バレリア・ルイセリのスペイン語/英語の自己翻訳小説を読み、移民について考えます。第四回は、英語圏でも人気のフェルナンダ・メルチョールの『ハリケーンの季節』を読みます。同性愛、女性嫌悪、トランスジェンダー、麻薬、中絶等々、今のメキシコ社会をそのままうつしとったともいえる同作から立ち現れてくる現代的課題の数々は、実は決して他人ごとではすまされない世界かもしれません。

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
ジンベイザメ大接近

 中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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☆☆9月2日 (火) 18:50 ~ 19:00(NHK BS)
日本100年遺産~未来へ贈る老舗物語~
 コーヒー文化のパイオニア 東京 銀座
100年以上の歴史を刻む「老舗」の物語。今回の舞台は東京・銀座の
カフェ。コーヒーの魅力を届けたいと、いまも新たな味を求めて創意工夫を
続ける。
創業は明治44年(1911年)。カフェの歴史はコーヒーの一大生産国・
ブラジルと深く関わっている。日本からブラジルへの移民事業に尽力した
創業者がその功績を評価され、無償でコーヒー豆の提供を受け、安くて
良質のコーヒーを銀座で提供した。100年を経てブラジルとの交流は
いまでも続く。現社長は、新たなコーヒーを求めてブラジルの生産農家と
契約。いまも次なる特別な一杯を求めて挑戦を続ける。
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆9月3日 (水) 昼 12:00 ~ 12:30(NHK BS)
驚き!地球!グレートネイチャー
 「虹の山とウユニ塩原~絶景山脈アンデス~」
世界最長のアンデス山脈がみせる多種多様な絶景に迫る。高山の垂直の
岩壁に残された、1億2千万年前に浜辺に暮らしていた恐竜の足跡が
示すのは、急速に始まった大隆起だ。
南北7500キロ、世界最長のアンデス山脈は、さまざまな絶景に
彩られている。アルゼンチンの高原には、なんと12色にも色分けされた
地層が輝く。ボリビアには、天空を映し出す水鏡。雨季に水をたたえた
広大なウユニ塩原だ。さらにチリには、激烈な火山地帯が広がっている。
これらを作り出しているのは、南アメリカ大陸の下に潜り込む海の
プレートだ。4000万年前から急速な隆起を始めたアンデス山脈。
その素顔に迫る。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆9月4日 (木) 朝 5:00 ~ 5:55(NHK BS)
クラシック倶楽部 トン・コープマン サラマンカのオルガンを弾く
古楽の世界的権威トン・コープマン80歳が、日本を代表するオルガン
ビルダー辻宏の手による類まれなオルガンを演奏する。スペイン音楽から
ブクステフーデ、バッハまで。
2024年80歳を迎えたトン・コープマン。オルガンを知り尽くした
巨匠が、初めて出会うサラマンカホールのオルガン。楽器の特徴を活かした
スペイン・イベリアの音楽から、オルガンの歴史を紐解くようにフレスコ
バルディ、スウェーリンク、そしてブクステフーデ、バッハの名曲を奏でる
特別演奏。
【収録】2024年11月12日サラマンカホール(岐阜)
【出演】トン・コープマン,佐藤あゆみ
(Gガイドテレビ王国)
【下の番組と放送時間が重なります】
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★9月4日 (木) 朝 5:30 ~ 5:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(20)今月の復習
▽サンティアゴ旧市街の市場で「カメノテはどこで売っているか知って
いますか?」▽地産地消のオーガニック・レストランへ▽自家製野菜の
畑で「ありがとう。ご親切に。」▽小さな島にあるレインコートの会社で
「何をしているのですか?」▽前園真聖さんとサッカーでスペイン語練習!
▽「肩」「胸」子どもたちと体の部位を覚える▽ジェスチャーで「お金が
ない」「時間がない」
<出演>前園真聖,プリエト,マリア・ベロニカ,セニャリス・ビダル,
 ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
【上の番組と放送時間が重なります】
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★9月4日 (木) 13:05 ~ 13:10(NHKEテレ1)
名曲アルバム「雨だれ」ショパン作曲
名曲「雨だれ」が誕生したのはショパンが病気療養のために恋人
ジョルジュ・サンドと訪れたスペイン・マヨルカ島。山奥の修道院には
ショパンのピアノが今も残されている。
ロケ地 マヨルカ島(スペイン)
<ピアノ>イリーナ・メジューエワ
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆9月4日 (木) 17:00 ~ 18:00(NHK BS)
フロンティア 選 古代メキシコ 失われた文明の謎
中央アメリカで2500年以上も栄えたマヤ文明。高度な天文知識に
基づいた精密な暦や、4万を超えるマヤ文字、命を神に捧げるいけにえ
など、まったく独自に特殊な文明を築いた。彼らは一体何者だったのか?
なぜ人間を神へのいけにえとしたのか?最新の古代DNA解析から、その
ルーツや生けにえにされた人々の正体が分かってきた。さらに、
古気候学の最新調査から、文明衰退期に彼らを襲った驚きの事実が
明らかになってきた。
<語り>オダギリジョー
(Gガイドテレビ王国)
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★9月4日 (木) 19:00 ~ 19:54(日テレ)
突破ファイル 空港税関&草薙バイト
 街に忍び寄る脅威!巨大アーバンベアを撃退!
空港税関…メキシコの雑貨を持ち込んだ姉妹に麻薬反応!巧みに隠した
手口とは?▼草薙バイト…BBQ場に巨大なクマが出現!逃げ場がない場所で
巨大熊を撃退した方法は!?
【MC】内村光良  【レギュラー解答者】サンドウィッチマン
【ゲスト解答者】EXIT、ガクテンソク、颯太・優樹(aoen)、生見愛瑠、
 マヂカルラブリー、松下洸平
【VTR出演者】石川愛大、入江美沙希、小高サラ、木村昴、高田夏帆、
 田中美久、宮下草薙、よじょう(ガクテンソク) ほか
▼空港税関  空港に現れたのはメキシコからの雑貨を大量に持ち込もうと
する姉妹。  2人の荷物からは麻薬反応があったが一体どこに隠したのか!?
木村昴&高田夏帆&田中美久が驚きの密輸方法を暴く!    ▼草薙バイト
市街地に出現する恐怖の「アーバンベア」がBBQ場に出現!  女性1人は
救出するも、ピンチは続く…  人間も火も恐れないクマに退路を塞がれた
草薙が行った驚きの撃退方法とは?    ▼トッパーマン
(Gガイドテレビ王国)
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★9月4日 (木) 23:30 ~ 23:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(21)伝統の磁器づくり
▽ガリシアで親しまれている磁器の工場へ▽白地に深い藍色の模様が
美しい!食器やポット▽職人による手作業の絵付け▽「何か装飾のコツは
あるのですか?」▽「~はありますか?」物の有無を尋ねる表現
▽日曜日、ガリシア最大級の青空市へ▽小ぶりで甘い味わい!パドロンと
いう町特産のピーマン
<出演>前園真聖,プリエト,マリア・ベロニカ,セニャリス・ビダル,
 ホセ・アントニオ,<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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★9月5日 (金) 午前 3:35 ~ 4:00(NHK総合)
生きものたちの地球「南アメリカ 水辺広がる大草原」
南アメリカ大陸のほぼ中央部に位置するパンタナール。雨季には世界
最大級の湿原が広がり、乾季には見渡す限りの草原に姿を変える。草原や
湿原など多様な環境は、生きものの宝庫である。雄大な自然景観と、
そこに暮らす生きものたちの躍動する姿を、音楽と共にゆったりと
紹介する。登場する主な動物はアメリカバク、オオアリクイ、アルマジロ、
アカハナグマ、カピバラ、メガネカイマン、オオカワウソ、レアなど。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆9月5日 (金) 21:45 ~ 22:00(NHK BS)
岩合光昭の世界ネコ歩きmini「顔洗い」「ネコのひげ」
動物写真家・岩合光昭が撮る世界のネコたち。59分版、89分版からの
再構成。▽冒頭はネコのいろいろな「顔洗い」。▽「猫識」は「ネコの
ひげ」。顔回りになんと5種類も生えていてそれぞれ役割が。▽名場面は
東京・浅草の老舗提灯屋さんのネコとスペイン・バルセロナの画家と
暮らすネコ。
<出演>岩合光昭,<語り>山下大輝
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆9月6日 (土) 朝 5:00 ~ 5:45(NHK BS)
地球でイチバンの乾いた大地と天空の塩田「南米編~チリ・ペルー~」
紀行番組「地球イチバン」の特選映像。南米編は世界一乾いた大地チリ・
アタカマ砂漠など。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★9月6日 (土) 18:05 ~ 18:34(NHK総合)
所さん!事件ですよ 突撃!となりの多国籍タウン
円安もなんのその!秋の行楽シーズンにパスポートなしで海外旅行
できるって本当!?デニス植野のトルコ&ブラジル日帰り“ジェネリック
海外旅行”に密着!多国籍化する日本で満喫できるガチ海外グルメや
異文化スポットを深堀り!!▽海外ではなく、日本の“まちなか”で
留学!?国際情勢が不安定になるなかで注目の留学スタイルを徹底取材
▽お墓がない!?国籍や宗教にとらわれない霊園に密着!国境を越えた
“絆”と人情物語
<司会>所ジョージ,木村佳乃,<リポーター>植野行雄(デニス),
<ゲスト>サヘル・ローズ,室橋裕和,<語り>吉田鋼太郎
(Gガイドテレビ王国)
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★9月7日 (日) 14:30 ~ 15:00(TOKYO MX1)
水曜どうでしょうプレミア
 中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!(1)
おなじみの「水曜どうでしょう」を新たに映像修復し、これまでの
放送に無いシーンも加え再編集したシリーズ。
今度の海外ロケで向かう先はまたジャングル。これまでロクな動物に
逢えなかった反省により選ばれた場所…それは世界で最も多様な動物に
会える国・中米コスタリカであった。首都のサンホセに到着した一行は、
ジャングル奥地まで移動するため小型チャーター機に乗り込む。離陸に
失敗し無残な残骸となった旅客機が滑走路に放置されてる姿を横目に、
強風の中、コルコバード国立公園へと向かう。
<出演>  大泉洋、鈴井貴之
(Gガイドテレビ王国)
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★9月8日 (月) 午前 0:00 ~ 0:45(NHKEテレ1)
地球ドラマチック ジンベエザメ大接近!
ポルトガルのアゾレス諸島。近年、この島に世界最大の魚・ジンベエザメが
姿を現すようになった。しかもその姿が見られる年は、なぜか魚が豊漁に
なるという。一体、海で何が起きているのか?この謎に見せられた一人の
水中カメラマンが自ら海に潜り、真相を探り始めた。やがて多くの
科学者たちも加わり、最新機器を駆使して調査が進められていく。果たして
ジンベエザメがもたらした謎は解けるのか?
(ポルトガル2025年)
<語り>今井朋彦
~Atlantic Ridge Productions(ポルトガル 2025年)制作~
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★9月8日 (月) 20:00 ~ 21:54(テレビ東京)
世界!ニッポン行きたい人応援団スペシャル★スペインの日本祭り&墨流し
▼今年で開催11回目を迎えるスペインの大型ジャパンフェス「マツリ・
バルセロナ」を取材すると、応援団のブースは大盛況!参加者は毎年
3万人を超え、忍者、味噌ラーメン、墨絵、どら焼き、J-POPなど日本の
文化が大好きな外国人が大集結。そして、過去に番組出演した方々と
再会すると、驚きの進化を遂げていた!
▼フェスの参加者の中から、日本伝統の染色技術“墨流し”に人生を
かけているロサーナさんに密着することに。ニッポンのことを考えただけで
涙が出てしまう彼女の家には、墨流し作品が500点以上!小物雑貨店を
営み、墨流しのワークショップもしているという。そこで、本物の職人の
ワザを見てみたいというロサーナさんをニッポンへご招待!
▼まず向かったのは、福井県越前市。憧れの染職人の作品を目の前にして
感動の涙を流す。越前墨流しは日本で最も伝統的な技法で作られる墨流し
ともいわれ、始まりは平安時代とされている。黒、赤、青の3色の筆と、
松脂をつけた筆の計4本を巧みに扱い、水面に模様を作っていく様子は
圧巻!そして、ロサーナさんはこの繊細な作業に挑戦することに!
▼次に墨流しの着物をぜひ見てみたいと向かったのは、東京の銀座にある
着物店。その希少性と二つとない模様の美しさから2000万円の値が
付くものもあるという。熱意が認められ、瑞宝単光賞を受賞した着物染めの
巨匠を紹介してもらえることに。工房では14mの反物を一反のまま一気に
染める長年の経験がものをいう職人技を見せてもらう。
<応援団長>織田信成  <出演者>鍋かをり、高橋茂雄(サバンナ)
<ゲスト>オダギリジョー、LINA(MAX)
<ナレーション>増田明美、大塚芳忠
【見逃し配信はTVerで!】  https://tver.jp/series/sr68z5me4n
(Gガイドテレビ王国)
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2025年8月29日金曜日

トークイベント「彼女たちのラテンアメリカ文学」9/12(金)@UNITÉ三鷹

ラテンアメリカ研究所研究員の洲崎圭子氏が登壇します。奮ってご参加ください。

  • タイトル:「彼女たちのラテンアメリカ文学」
  • 登壇者:洲崎圭子、江口佳子
  • 場所:UNITÉ三鷹
  • 日時:9/12(金)19:30-21:00
  • 来店参加:¥1,980 税込/オンライン参加:¥1,320 税込   


『日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム』は、昨夏開催のシンポジウムを元に、文学や地域研究などの専門家によるコラムを加えたブックレットで、同テーマでは他に類書のない一冊です。

先住民文化、カトリック文化圏、大きな貧富の差、軍政や独裁など弾圧を経験してきたラテンアメリカの国々では、家父長制や男性優位の価値観“マチスモ”が根強く残っています。そんな中で困難な立場に置かれた女性たちがフェミニズムの思想や運動を粘り強く展開してきたことは、欧米からのフェミニズム受容が中心の日本では、あまり知られてきませんでした。ですが、例えばメキシコでは、女性の国会議員率は限りなく50%に近く、ジェンダーギャップ指数の順位も20位台と、日本のそれとは比較にならないくらい女性が活躍しています。

また、ガルシア=マルケス、バルガス=リョサ、コルタサル、フエンテスといった1970年代のラテンアメリカ文学ブームを牽引した作家は主に白人男性で、それらの作品は男性中心の世界観で描かれています。マリアーナ・エンリケス、サマンタ・シュウェブリンなど、日本で紹介される女性作家も近年ようやく増えてきましたが、まだまだ認知度が低いのが現状です。ラテンアメリカの社会状況、フェミニズムを踏まえて描かれた文学作品は英語圏では高く評価されており、邦訳が待たれる作品も数多くあります。

そこで今回の対談は、同書の編者、洲崎圭子さんと、執筆者のおひとりである江口佳子さんに「彼女たちのラテンアメリカ文学」と題してお話しいただきます。今、ラテンアメリカ文学をフェミニズムの視点で読み直すこと、そして文学を通してラテンアメリカの現在を知ることは、日本の私たちにとってどんな意義があるのでしょうか。ぜひご参加ください。

【登壇者プロフィール】

洲崎圭子(すさき・けいこ)

お茶の水女子大学研究協力員。大学非常勤講師。博士(人文科学)。20年近くつとめた地方公務員を辞めた後に住んだメキシコで出産。マッチョがひしめきあっている国というのは思い込みで、女性が多く活躍していることに驚いたことから帰国後に研究をスタートした。ニューヨーク、サンパウロにも居住。単著に『《産まない女》に夜明けはこない―ロサリオ・カステリャノス研究』(世織書房、2021)、共著に『ジェンダー事典』(丸善、2024)、『ラテンアメリカ文学を旅する58章』(明石書店、2024)ほか。


江口佳子(えぐち・よしこ)

常葉大学教員。陽気で開放的と評される中南米に居住し(メキシコとブラジル)、植民地統治、家父長制、軍政の歴史がもたらした文化・思考への影響を知る。ブラジルから帰国後、30代半ばに大学院でブラジル文学を専攻し、女性の生き方や社会的問題を問いかける女性作家の作品を中心に研究している。訳書にフーベン・フォンセッカ『あけましておめでとう』(2018)、リジア・ファグンジス・テーリス『三人の女たち』(2022)、イタマール・ヴィエイラ・ジュニオール『曲がった鋤』(2022、共訳者 武田千香、ともに水声社)がある。

2025年8月8日金曜日

公演『CARCAÇA(カルカサ)』KAAT神奈川芸術劇場2025/10/24-25

『CARCAÇA(カルカサ)』
多彩なステップと力強い歌声で、ポルトガルの歴史とアイデンティティを鮮やかに描き出す。グルーヴ感あふれるダイナミックなダンスが、現在と未来の世界を躍動的に浮かび上がらせる――考え抜かれた構成と情熱が融合した、心を揺さぶるフィジカルシアターの傑作。
振付・演出:マルコ・ダ・シルヴァ・フェレイラ
日時:2025/10/24(金)~2025/10/25(土)
会場:ホール
料金:一般:6,800円 / 神奈川県民割引(在住・在勤):6,000円 / 24歳以下:3,400円 / 高校生以下割引:1,000円 / 満65歳以上:6,300円
KAme先行
2025/7/6(日)
一般発売
2025/7/13(日)
お問い合わせ
チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)

映画『ムガリッツ』シネスイッチ銀座 9/19~


『ムガリッツ』
2024年製作/96分/G/スペイン
原題:Mugaritz. Sin pan ni postre
監督:パコ・プラサ
配給:ギャガ

毎年11~4月、メニュー開発のため休業する、ミシュラン常連の名門<ムガリッツ>
今年のテーマは「目に見えぬ物」。
革新的な料理38皿が誕生するまでの舞台裏を追った、ガストロノミック・ドキュメンタリー

映画『エミリア・ペレス』キネカ大森8/8-8/14[名画座2本立て]


『エミリア・ペレス』Emilia Perez
2024年/フランス/133分
監督:ジャック・オーディアール
キャスト:ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス
かつて最恐の麻薬王だった彼女。その出会いで女たちの運命が大きく動き出す。誰も見たことのないミュージカル・エンターテインメント!

[名画座2本立て]《誰も知らない自分と出会う》
『エミリア・ペレス』8/8(金)~8/14(木)[ 10:35 / 15:00 ]
『FEMME フェム』 8/8(金)~8/14(木)[ 13:05 / 17:30 ]
2023年/イギリス/98分
監督・脚本:サム・H・フリーマン、ン・チュンピン
出演:ネイサン・スチュワート=ジャレット、ジョージ・マッケイ、アーロン・ヘファーナン、 ジョン・マクリー、アシャ・リード

2025年8月4日月曜日

【ラ米関連新刊紹介】8/7刊行『詳解 チェ・ゲバラ「ボリビア日記」』エルネスト・チェ・ゲバラ 著/伊高浩昭 訳・解説


生誕100年を前に「ゲバラ日記」と知られる、最期までを記した遺稿をラ米取材60年のジャーナリストであり、当研究所学外所員の伊高浩昭氏が精査して新訳。現地取材・関係者の証言を基に伝説の英雄の実像に迫る!メモリアル写真を多数掲載。

刊行日 2025/8/7
ページ数 400ページ
定価2640円(10%税込)
ISBN 9784120059308



2025年7月29日火曜日

総合開館30周年記念 ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ@東京都写真美術館


・開催期間:2025年8月28日(木)~12月7日(日)
・休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
・料金:一般 800(640)円/学生 640(510)円/高校生・65歳以上400(320)円 

東京都写真美術館では、ポルトガルを代表する映画監督ペドロ・コスタ(1959–)による、日本最大規模で、東京では初めてとなる美術館での個展を開催します。コスタは、2018年にポルトのセラルヴェス美術館で開催された「Companhia(コンパニア)」(ポルトガル語で「寄り添う」および「仲間」の意)展や、2022年から2023年にかけてスペイン各地を巡回した「The Song of Pedro Costa」展など、映画だけでなく展覧会という形式においても国際的に高い評価を受けてきました。
本展は、コスタが10代の頃に出会い深い影響を受けた、スティーヴィー・ワンダーのアルバム『インナーヴィジョンズ(Innervisions)』(1973)と同名のタイトルを掲げています。音楽を通して社会と個人の関係に迫ろうとしたこのアルバムの精神は、彼の映像制作の方法論とも深く響き合っています。
旧ポルトガル領アフリカのカーボ・ヴェルデ*1から移住し、リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区*2で暮らす女性の過酷な日常を映し出した『ヴァンダの部屋』(2000)は、日本では2004年に劇場公開され、新たなドキュメンタリー表現として、大きな反響を呼びました。このようにコスタの映画は、暗闇と光の強いコントラストと、静謐かつ緻密な画面構成のなかに、現実の断片をすくい上げ、社会構造に鋭く切り込み、新たな視座を提示してきました。
今回の展示では、ポルトガルで暮らすアフリカ系移民の歴史を照らし出した『ホース・マネー』(2014)など、コスタ作品において重要な役割を担う、ヴェントゥーラをはじめとする登場人物たちや、彼らが生きる場所に関わる映像作品に加え、東京都写真美術館のコレクションも紹介します。
コスタの映像表現とその背景にある歴史的・社会的文脈に触れることで、「インナーヴィジョンズ」という主題を考察していきます。
また、会期中には美術館1階ホールにて、コスタ自身が選定した映画を紹介する上映企画「カルトブランシュ」や、代表作の特別上映も予定されています。映画の持つ力とペドロ・コスタの映像世界の奥行きを、新たな角度から体験する貴重な機会となることでしょう。

『グランドツアー』公開記念 ミゲル・ゴメス アーリーワークス@Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下

 

8/22(金)~9/4(木) 限定上映
※渋谷駅前 東映プラザ内に移転し営業しております。 
Bunkamuraはオーチャードホールを除き長期休館中です。

ポルトガルから届いた、夏と記憶のシネマたち
初期傑作2本から探る、幻想の映画作家ミゲル・ゴメスの原点!

最新作『グランドツアー』が見事、第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門監督賞を受賞し、いま最も注目を集めるポルトガルの俊英ミゲル・ゴメス監督。その『グランドツアー』の公開を記念して、ミゲル・ゴメス監督の初期の傑作である、監督デビュー作『自分に見合った顔』と、その才能を世界に知らしめた『私たちの好きな八月』を特別上映する「ミゲル・ゴメス アーリーワークス」の開催が決定

<上映作品>
・『自分に見合った顔』2004/ポルトガル/108分 © O Som e a Fúria | 2005
30歳の誕生日を迎えた男性教師フランシスコの身に起きる奇想天外な出来事を、ミュージカルタッチで描く第1部と、グリム童話「白雪姫」をモチーフにしたファンタジックな第2部という異色の2部構成で、ポルトガル映画界に新風を吹き込んだ、監督デビュー作。

・『私たちの好きな八月』2008/ポルトガル・フランス合作/150分 © O SOM E A FÚRIA 2008
音楽と祭りで賑わう、ポルトガルの山間地の小さな村の8月を舞台に地元の人々とそこで映画撮影を行う撮影隊とのやりとりがドキュメンタリータッチで描かれていくうちに、いつしかフィクションが混ざりあう、自由で愛おしい“映画の遊び心”が詰まった唯一無二の長編第二作目。

<各作品 料金>
一般¥2,000 学生¥1,500(平日は学生¥1,200) シニア¥1,300 小・中・高校生¥1,000 障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名様まで)¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日は¥1,200(税込)均一】
※株主優待券は8/25(月)よりご利用いただけます。

2025年7月26日土曜日

映画『骨』+『オオカミの家』・『名前のノート』+『ハイパーボリア人』新文芸坐8/5、6、7


【A】骨+オオカミの家

骨(2021・チリ/14分)監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ 声:アマリア・カッサイオオカミの家(2018・チリ/74分/BD)監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ※『オオカミの家』は劇場公開版の音響をさらにブラッシュアップした商品版Blu-rayで上映します

【B】名前のノート+ハイパーボリア人

名前のノート(2023・チリ/8分)監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャハイパーボリア人(2024・チリ/71分)監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ 出演:アントーニア・ギーセン、フランシスコ・ビセラル・リベラ

<上映スケジュール>2本セット上映

8/5(火)

オーディオルーム レオン&コシーニャの驚異のダークワールドを極上音響で!
 【A】骨+オオカミの家 18:00〜19:35

オーディオルーム トーク付 レオン&コシーニャの驚異のダークワールドを極上音響で! 【B】名前のノート+ハイパーボリア人 20:00〜21:25

★上映後トーク:山下泰司さん(映画DVD/Blu-ray制作者)、オノ セイゲンさん(マスタリング・エンジニア)

8/6(水)

オーディオルーム レオン&コシーニャの驚異のダークワールドを極上音響で! 
【A】骨+オオカミの家 19:00〜20:35

オーディオルーム レオン&コシーニャの驚異のダークワールドを極上音響で! 
【B】名前のノート+ハイパーボリア人 20:55〜22:15

8/7(木)

オーディオルーム レオン&コシーニャの驚異のダークワールドを極上音響で! 
【B】名前のノート+ハイパーボリア人 18:40〜20:05

オーディオルーム レオン&コシーニャの驚異のダークワールドを極上音響で! 
【A】骨+オオカミの家 20:30〜22:05

2025年7月25日金曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
旅するサボテン

 中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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★7月27日 (日) 午前 4:20 ~ 4:25(NHK総合)
名曲アルバム「アルフォンシーナと海」
 ラミレス作曲/フェリックス・ルナ作詞
1938年、46歳の若さで大西洋に散ったアルゼンチンの女性詩人、
アルフォンシーナ・ストルニをたたえた歌。松田美緒の歌とレオナルド・
ブラーボのギターでお送りする。
ロケ地:アルゼンチン/ブエノスアイレス、マル・デル・プラタ
<歌>松田美緒,<ギター>レオナルド・ブラーボ
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月27日 (日) 21:45 ~ 21:50(NHK BS)
滝藤賢一が行く 南米 珍奇植物紀行 第二弾・南米チリ(4)
芸能界随一の植物マニア、滝藤賢一さんがキテレツな「珍奇植物」の
自生地、南米チリ・アルゼンチンを訪ねる。サボテンの聖地と呼ばれる
地域だ。チリのアタカマ砂漠では、地元の人に「旅するサボテン」と
呼ばれるブロウニンギア・カンデラリスと出会う。年間降水量2.5ミリの
極端な乾燥地のため、カンデラリスはわずかな水を分け合い密集できない。
一定間隔で点在する様子が、まるで旅人を追いかけてくるように
見えたのだろうか。
(Gガイドテレビ王国)
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★7月28日 (月) 午前 1:28 ~ 2:28(TBS)
ドキュメンタリー「解放区」
 「死刑」を考える~世界の現場を訪ねて~
国家が個人の命を奪う究極の刑罰である「死刑」。死刑制度は世界では
廃止が潮流で現在7割の国が死刑を行っていない。    死刑廃止の潮流を
作ったヨーロッパ(ベラルーシを除く)を訪問。死刑について学ぶ高校の
授業現場や、死刑廃止のシンボル的存在として知られる元仏法相、
死刑復活を求める被害者遺族、そして殺人犯と遺族が直接話し合うことで
加害者の更生と被害者の回復を目指す「修復的司法」など多角的な視点で
取材した。
先進国の中で現在も死刑執行を続ける数少ない国である日本とアメリカ。
ただ日本とは異なり、アメリカでは死刑制度を維持するためには
「情報公開」が必要だとする立場だ。テキサス州の刑務所でテレビカメラに
よる死刑囚のインタビューを行い、死刑囚の執行現場の詳細も明らかに
した。
フランス、スペイン、アメリカ、日本での現地取材を通して、あらためて
「死刑」について問いかける。
小田和正「the flag」
※番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
(Gガイドテレビ王国)
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★7月29日 (火) 18:25 ~ 20:54(テレビ東京)
(秘)衝撃ファイル【空港で密輸を“ミヤブレ”&狡猾(秘)知能犯SP】
密輸摘発の瞬間や緊迫のカーチェイスなど、驚きのショート動画をお届け!
税関でロングスカートの女が呼び止められた。スカートの下には、不自然に
膨らんだスパッツをはいていた。女は、何を密輸しようとしているのか?
街でベビーカーを押していた、麻薬の運び屋の女が逮捕された!なんと、
ベビーカーの赤ちゃんはカモフラージュ。ベビー服の中身とは?騙しの
テクニックが続々!さぁ一緒にミヤブレ!
水際で危険を阻止するヨーロッパの空港リアルドキュメント!スペインの
空港では、ある旅行者が呼びとめられた。スーツケースの中には、
たくさんの衣類!実は、この衣類に違法なブツが隠されているという。
一方、イタリアの空港では、4カ国を不自然に乗り継ぎやってきた男が。
男は観光でやって来たというが、こんな時に嘘を見破るテクニックがあると
いう。あなたも一緒にミヤブレ! ほか
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月30日 (水) 午前 3:00 ~ 4:00(NHK BS)
ヨーロッパ絶景の道「スペインから南フランスへ」
「ヨーロッパ 絶景の道」シリーズ ヨーロッパ各地の美しい風景や
街並みをお届けします。今回は、スペインから南フランスへの道を
たどります。
スペイン、アンダルシア地方の港町・カディスからイベリア半島最南端の
街・タリファを巡った後、古都グラナダへ向かい、夜の幻想的な
アルハンブラ宮殿へ。そしてカタルーニャ地方のバルセロナや、ガウディが
インスピレーションを受けたといわれる聖地・モンセラートへ進み、雲海に
包まれる修道院を巡ります。さらにフランス・カマルグやマルセイユを
たどり、ロザリオ礼拝堂のあるヴァンスや、エズ、マントンの海岸へ
進みます。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆7月30日 (水) 朝 5:55 ~ 6:00(NHK BS)
名曲アルバム「イパネマの娘」
過ぎ去りし日々への懐かしさ、人恋しさ。にぎやかなリオの裏側には、
どこか切ない風景が広がっていた。ボサノヴァの音色にのせて、
「サウダージ」な街の情景を描き出す。
ロケ地 リオデジャネイロ(ブラジル)
【歌・ギター】小野リサ,【ピアノ】フェビアン・レザ・パネ,
【ベース】クリス・シルバースタイン,【ドラム】山口新語,
【サックス】グスターボ・アナクレート,【フルート】ヤマカミヒトミほか
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月30日 (水) 朝 7:55 ~ 8:00(NHK BS)
地球タクシー 5min.ドライブ「ハバナを走る カリブの風」
今回のタクシーは、ひと味違う。ダンディーなドライバー、
アルベルトさんは男盛りの44歳。年代物の真っ赤なオープンカーで
さっそうとカリブの風を感じながらハバナの街を駆け抜ける。ラテンの
粋と、生活のリアルが路上に入り混じる。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★7月30日 (水) 昼 11:00 ~ 11:10(NHKEテレ1)
10min.ボックス 地理
 なぜ群馬県には多くの外国人が暮らしている? 関東地方
今回の疑問は「なぜ群馬県には多くの外国人が暮らしているの?」
京浜工業地帯や京葉工業地域など、日本有数の工業地帯がある関東地方。
内陸部には、群馬や栃木、茨城を含む北関東工業地域がある。その工業
地域のなかでも、群馬には、ブラジル人や中国人、フィリピン人など、
多くの外国人が暮らしている。それはなぜなのか、「産業」や「町づくり」
など、いくつかの「見方」をもとに探っていく。
(Gガイドテレビ王国)
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☆7月30日 (水) 21:00 ~ 23:20(BS10スターch)
映画『エビータ』
「キャッツ」で知られるアンドリュー・ロイド・ウェバーの最高傑作と
言われるミュージカルを、マドンナ&アントニオ・バンデラスの共演で
映画化。貧しい生まれからアルゼンチンの元大統領夫人へと昇りつめ、
国民からエビータの愛称で親しまれたエバ・ペロンの激動の生涯を感動的に
描く。エビータ役のマドンナが素晴らしい演技と歌声で見る者を魅了。
主題歌「アルゼンチンよ、泣かないで」も印象に残る名曲。
監督:アラン・パーカー
出演:マドンナ/アントニオ・バンデラス/ジョナサン・プライス
 /ジミー・ネイル/ヴィクトリア・サス
1919年、アルゼンチンの田舎町に生まれ幼くして父親を亡くしたエバ。
不遇な幼少期を送った彼女は、その貧しい生活から這い上がろうと女優を
志し、15歳の時にタンゴ歌手の愛人になる。その後、下積み生活を経て
ようやく脚光を浴びたエバは、やがて“エビータ”の愛称で人気を
博していく。そして、陸軍大佐ペロンと知り合い恋に落ちた彼女は、
ラジオ番組を利用してペロンの政治宣伝を行ない民衆の支持を
集めていく…。
製作:1996年 米  本編時間:140分
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月31日 (木) 午前 1:35 ~ 2:35(NHK BS)
空からクルージング特別編 ヨーロッパ 崖の上の風景
空から眺めるヨーロッパの「崖の上の風景」。雲海に浮かぶモトヴン
(クロアチア)、アンダルシアの山腹の白い村、1200段でたどりつく
ギリシャの村!崖の絶景を満喫。
ナレーションはなくテロップで楽しむ紀行番組「空からクルージング」、
今回はイタリアの崖の上の街、チヴィタ・ディ・バニョレージョから
始まる“ヨーロッパ 崖の上の風景”。ギリシャ北部のヴラデトの階段は
1200段、40のカーブ!フランスでは崖からマリアが見守る姿。
ポルトガルのマルバオンは見晴らし良い崖に築かれた要塞の城、今や
見晴らしが人気で音楽祭が開かれる村。雲海に浮かぶモトヴン
(クロアチア)は幻想的。
(Gガイドテレビ王国)
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★7月31日 (木) 朝 5:30 ~ 5:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(16)今月の復習
▽ガリシア伝統の木ぐつ工房へ「この木ぐつ、ともて気に入りました!」
▽ガリシアの祭りに欠かせない民族楽器・ガイタ、その工房で「いちばん
古いのはどれですか?」▽サンティアゴで人気の祭り・キリスト昇天祭
「お祭りは2日前に始まりました」▽「釣りは好きですか?」「いちばん
大きな魚はどれ?」と聞いてみよう▽前園真聖さんとサッカーで
スペイン語練習!
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,
 セニャリス・ビダル・ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★7月31日 (木) 23:30 ~ 23:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(17)市場を散策しよう
新鮮な食材が集まるサンティアゴ旧市街の市場へ▽旬の野菜にチーズ、
豚の顔の塩漬けまで!▽ガリシア名物!岩の割れ目に生息する「カメノテ」
そのお味は?▽「カメノテはどこで売っているか知っていますか?」
▽ガリシアで古くから魔除けとして用いられてきた化石「アサバチェ」
▽黒いアクセサリー▽ムール貝のパテ
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,
 セニャリス・ビダル・ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆8月1日 (金) 朝 5:55 ~ 6:00(NHK BS)
名曲アルバム「ブエノスアイレスの冬」ピアソラ作曲
ピアソラの名曲にのせて、ブエノスアイレスで深夜タンゴを踊る市民の
姿や、駅でバンドネオンを奏でる老人など、アルゼンチンタンゴの
故郷ならではの風景を紹介する。
ロケ地/ブエノスアイレス(アルゼンチン)
<バンドネオン五重奏団>三浦一馬キンテート
(Gガイドテレビ王国)
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トランプ激怒、一歩も引かないルーラ ボリビア次期大統領選 展望 【ラテンアメリカ ニュースダイナミクス】伊高浩昭×高瀬毅

 ラテンアメリカ研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭先生が出演されています。


リオデジャネイロで7月初めBRICS首脳会議があり、加盟10国、同伴国10国および招待国諸国の首脳らが「トランプ関税」をはじめ国際情勢を話し合い、「リオデジャネイロ宣言」を採択。BRICSの存在感を示した。一方、ボリビアでは8月17日、大統領選(第1回投票)が実施される。主要候補を挙げ、展望する。


2025年7月16日 収録

2025年7月19日土曜日

ペルー映画祭 Vol.3

 Festival de Cine Peruano

詳細はこちら




新宿K's cinema       2025/8/30(土) ~  9/12(金)
横浜シネマリン       2025/10/4(土) ~  10/17(金)
前橋シネマハウス      2025/10/18(土) ~  10/31(金)※予定​
京都シネマ         2025年 10月 ※予定​​
シネ・ヌーヴォ       2025年 11月
ナゴヤキネマ・ノイ     2025年 11月

深掘り!フォルクローレ1 7/26(土)向丘地域活動センター

「ラテンアメリカ論Ⅰ(音楽)」講師 西村秀人先生のイベントです。
 
新シリーズ 深掘り!フォルクローレ 1
今回のテーマ:日本人が聞いてきたフォルクローレのはなし

  • 予約:folklore.bunkyo@gmail.com
  • 参加費:2,000円
  • 日時:7/26(土)14:00-16:00
  • 場所:向丘地域活動センター 多目的室(東京メトロ南北線「東大前」駅)


2025年7月18日金曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
コロンビア大使豪邸

 中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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★7月19日 (土) 10:25 ~ 11:00(フジ)
最強LINEグループ旅▼堀内健&屋敷&阿部なつき池田山散策!
コロンビア大使豪邸
堀内健・ニューヨーク屋敷・阿部なつきがLINEを駆使して五反田池田山
エリアを散策!スタジオではさらば森田・藤本美貴・吉川ひよりが池田山の
豪邸に大興奮!
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月19日 (土) 21:00 ~ 22:30(NHK BS)
行くぞ!最果て!秘境×鉄道~ボリビア・アンデス縦断列車~
今回の舞台は、南米・ボリビア。標高3000m級のアンデス山脈を走る
鉄道に乗り、高所に生きる人たちの村々を訪ねます。ウユニ塩原の絶景も
登場!ワクワクの鉄道旅です。
極寒の大雪原に険しい山岳地…そんな「秘境を走る鉄道」を旅する大好評
シリーズ。今回の舞台は、南米ボリビア。標高3000m級の
アンデス山脈を走る「アンデス鉄道」を、俳優の古原靖久さんが旅します。
沿線にはアンデスの断崖絶壁や水鏡が美しいウユニ塩原など絶景が続々!
また、先住民の村ではラマ肉など伝統の料理を堪能しました。そして
列車に思わぬハプニングも!最後まで目が離せないハラハラドキドキの
鉄道旅です。
(Gガイドテレビ王国)
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☆7月19日 (土) 23:00 ~ 23:30(BSテレ東)
ファッション通信【Weekend Max Mara スペインクラフトを巡る旅】
俳優でモデル 浦浜アリサがナビゲートをする特別企画「Weekend Max
 Mara スペインクラフトを巡る旅」!Weekend Max Maraのアイコン
バッグと共にスペインのヒストリー、アート、フードなど多彩なスペイン
文化に触れる旅へ。現地の職人や世界の有識者の声を通して
“ものづくり”の本質に迫る。クラフトマンシップの“ルネサンス”
パスティチーノバッグを通して、時代を切り開く!
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月21日 (月) 朝 10:15 ~ 11:01(NHK BS)
チョイ住み INバルセロナ
世界遺産サグラダ・ファミリアの目の前にアパートを借り、スーパーで
日用品を買い、地元の飲み屋で一杯。いま最も旬の若手俳優・杉野遥亮と
空前のプロレスブームの悪役・蝶野正洋。初対面の二人がチョイ住み!
暴れん坊のおじさんとイケメンの好青年…ちぐはぐな2人が、世界遺産を
見上げながらバルセロナで共同生活!ハプニングの連続、そして泣きたく
なるような素敵なご近所付き合いも!さて、どうなる???
<出演>蝶野正洋,杉野遥亮,<語り>YOU
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆7月21日 (月) 昼 11:01 ~ 11:11(NHK BS)
ホットスポット最後の楽園
 カリブ海2 神秘の水中鍾乳洞メキシコ・ユカタン半島
メキシコ・ユカタン半島には“セノーテ”と呼ばれる不思議な泉がある。
水中に入ると、そこはどこまでも透明な水で満たされた暗黒の世界。
ライトを頼りに進んでいくと突然、目の前に体育館ほどの広間が現れる。
天井から吊り下がる無数の鍾乳石は圧巻だ。中でも「地獄のベル」と
呼ばれる場所には、人間の背丈ほどあるベル状の石灰岩が幾重にも
ぶら下がっている。神秘の水中鍾乳洞と暗黒の世界に適応した奇妙な
生きものたちに迫る。
(Gガイドテレビ王国)
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★7月21日 (月) 13:05 ~ 13:10(NHKEテレ1)
名曲アルバム「カルメン組曲 第2番 ロマの踊り」ビゼー作曲
歌劇「カルメン」の舞台となったセビリア。恋に、踊りに。誇り高く生きる
女性たちが今もなお暮らしている。情熱的なフラメンコの踊りとともに
お送りする。
ロケ地:セビリア(スペイン)
<管弦楽>東京フィルハーモニー交響楽団,<指揮>角田鋼亮
(Gガイドテレビ王国)
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★7月22日 (火) 午前 3:55 ~ 4:25(NHK総合)
生きものたちの地球「南アメリカ 水辺広がる大草原」
南アメリカ大陸のほぼ中央部に位置するパンタナール。雨季には世界
最大級の湿原が広がり、乾季には見渡す限りの草原に姿を変える。草原や
湿原など多様な環境は、生きものの宝庫である。雄大な自然景観と、
そこに暮らす生きものたちの躍動する姿を、音楽と共にゆったりと
紹介する。登場する主な動物はアメリカバク、オオアリクイ、アルマジロ、
アカハナグマ、カピバラ、メガネカイマン、オオカワウソ、レアなど。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★7月23日 (水) 午前 2:35 ~ 3:35(NHK総合)
ヨーロッパ絶景の道「スペインから南フランスへ」
スペイン、アンダルシア地方の港町・カディスからイベリア半島
最南端の街・タリファを巡った後、古都グラナダへ向かい、夜の幻想的な
アルハンブラ宮殿へ。そしてカタルーニャ地方のバルセロナや、ガウディが
インスピレーションを受けたといわれる聖地・モンセラートへ進み、雲海に
包まれる修道院を巡ります。さらにフランス・カマルグやマルセイユを
たどり、ロザリオ礼拝堂のあるヴァンスや、エズ、マントンの海岸へ
進みます。
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月24日 (木) 午前 4:00 ~ 4:30(NHK BS)
空からクルージング特別編「ポルトガル・世界遺産を巡る旅」
世界の海をまたにかけ、大航海時代を切り開いたポルトガルには、
贅(ぜい)の限りを尽くした無数の世界遺産がある。マヌエル様式と
呼ばれる装飾に彩られたバターリャ修道院。壁や柱のすべてが金色に
彩られたコインブラ大学の図書館、白と青のタイルで埋め尽くされた
教会など、その魅力ははかりしれない。そうした文化遺産や、美しい街を
たずねながら、ポルトガルの歴史をたどり、ユーラシア大陸の西の果て、
ロカ岬をめざす
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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★7月24日 (木) 朝 5:30 ~ 5:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(15)サンティアゴのお祭り
▽サンティアゴの街がにぎわう「キリスト昇天祭」▽祭りの人気者
「カベスード」が踊り、街を練り歩く!▽移動遊園地に高速の観覧車!?
▽タコ料理の屋台「プルペリア」▽「お祭りは2日前に始まりました」
点過去を学ぶ▽サンティアゴの名物・アーモンド風味の焼き菓子
「タルタ・デ・サンティアゴ」▽粉砂糖を振り十字架を描く
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,
 セニャリス・ビダル・ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆7月24日 (木) 18:00 ~ 19:00(NHK BS)
名品の来歴 スペインから贈られた家康の洋時計
名品に来歴あり。今回は徳川家康が所持していた洋時計。家康をまつる
静岡・久能山東照宮の宝物として、大切に伝えられてきた。華麗な時計に
隠された驚きのエピソードとは?
華麗な装飾の洋時計は、四百年前、スペイン国王から贈られたもの。なぜ
スペインはこの時計を家康に贈ったのか?その裏には、ヨーロッパ諸国との
外交を巡る思惑が渦巻いていた。天下人となった家康が巡らせた野望とは。
そして近年、時計を解体することで浮かび上がった謎。さらに、戦後
起こった奇想天外な盗難事件。大河ドラマ「どうする家康」に出演した
松本まりかが、にわかには信じられないエピソードの数々に直面していく。
(Gガイドテレビ王国)
【再放送】
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☆☆7月24日 (木) 19:00 ~ 21:00(NHK BS)
究極ガイド 2時間でまわる☆☆☆
国内外の有名観光地を味わう「究極ガイド2時間でまわる」。今回の舞台は
スペイン・アルハンブラ宮殿。イベリア半島最後のイスラム王朝の王宮は、
豊かな水をたたえた中庭や独特な装飾で壮麗に彩られている。中には
キリスト教の影響を受けた芸術も見られ、二つの文化が混ざっている
箇所も。そんなアルハンブラ宮殿の魅力を2時間のルートで紹介。城下町を
楽しめるスポットや、地元の伝統料理も登場
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月24日 (木) 21:15 ~ 21:45(NHK BS)
世界入りにくい居酒屋 スペイン・コルドバ【常連のバースデーが大渋滞】
舞台は、キリスト教とイスラム教の文化がまじり合うスペイン南部・
コルドバ。さんざん道に迷ってたどり着いたのは、「銀細工職人協会」
というナゾめいた店名の居酒屋で…?
銀細工作りが盛んだったコルドバだが、革命を機に苦境に。生活費の
足しにと協会が居酒屋の経営を始めた。地元民も納得の伝統料理は蜜がけ
ナス、パンを溶かした濃厚スープ、生ハムと豚肉をまいた揚げ物。甘口と
辛口のワインをまぜたカクテルで流しこめば思わずブラボー!亡くなった
常連にまで予約席を用意してくれる人情居酒屋では店内至る所で家族友人
あげての誕生会が開かれて大盛況。店と客の関係をこえたつながりに
心温まる。
(Gガイドテレビ王国)
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★7月24日 (木) 23:30 ~ 23:50(NHKEテレ1)
しあわせ気分のスペイン語(16)今月の復習
スペイン北西部のガリシア地方。豊かな大自然に生きる人々の暮らしに
密着しながら、初歩的な会話を学ぶ新シリーズ。前園真聖さんと一緒に
しあわせになるヒントを探そう!
▽ガリシア伝統の木ぐつ工房へ「この木ぐつ、ともて気に入りました!」
▽ガリシアの祭りに欠かせない民族楽器・ガイタ、その工房で「いちばん
古いのはどれですか?」▽サンティアゴで人気の祭り・キリスト昇天祭
「お祭りは2日前に始まりました」▽「釣りは好きですか?」「いちばん
大きな魚はどれ?」と聞いてみよう▽前園真聖さんとサッカーでスペイン語
練習!
<出演>前園真聖,プリエト・マリア・ベロニカ,
 セニャリス・ビダル・ホセ・アントニオ,
<講師>京都大学大学院教授…柿原武史
(Gガイドテレビ王国)
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【映画】『アンデスの花嫁(103分/35mm)』@シネマヴェーラ渋谷


公開:1966年
監督:羽仁進
出演:左幸子、アンセルモ福田、比嘉タケシ、高橋幸治、ドン・マテオ、サンタ・マリア、ワイパリ・マッチ、金城光太郎
写真花嫁としてペルーへと嫁いだタミ子が土にまみれて働く姿を雄大な自然を背景に描く。南米アンデスでオールロケを敢行したドキュメンタリー・タッチのドラマで、左幸子と高橋幸治以外はすべて現地の人間を起用している。『ブワナ・トシの歌』と同系列のユニークな作品世界が素晴らしい。
©東京映画・羽仁プロ

【映画情報】@下高井戸シネマ


オリヴェイラ2025

没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集
ポルトガルが世界に誇る巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ。没後10年となる2025年、その多彩な作品群から珠玉の5作品を一挙上映。唯一無二の生涯を送った伝説的で魔術的な才能を発見/再発見する。

[A]訪問、あるいは記憶、そして告白
[B]カニバイシュ
[C]絶望の日
[D]アブラハム渓谷 完全版
[E]夜顔

8/9(土)~8/15(金)18:40 | 時間変則
8/16(土)~8/22(金)14:10 | 時間変則
※作品日替り
★ゲストによるトークショーを開催!
8/9(土)『訪問、あるいは記憶、そして告白』上映後、澤田直さん(フランス文学者)、渡辺一史さん(ポルトガル文学・思想研究者)
8/11(月・祝)『カニバイシュ』上映後、遠山純生さん(映画評論家)


ボサノヴァ~撃たれたピアニスト
2023年/スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル/1h43
監督・脚本:フェルナンド・トルエバ
監督:ハビエル・マリスカル

60年代にたった1枚のアルバムを残して失踪した実在の天才ジャズピアニスト、テノーリオ。彼の足跡を辿ってラテンアメリカの光と影を描くスリリングなアニメ。

8/16(土)~8/22(金) 17:50~(終19:38)

★先着でポストカードプレゼント!(数量限定)
一般1700円 / 大学・専門1300円 / シニア1100円 / 小・中・高1000円 / 会員990円


教皇選挙
アカデミー賞 脚色賞受賞、作品賞他8部門ノミネート

2024年/アメリカ・イギリス/2h00
監督:エドワード・ベルガー
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、イザベラ・ロッセリーニ

ローマ教皇が死去し、新教皇を決める〈コンクラーベ〉に世界各国から候補者たちが集まった。蠢く陰謀、差別、スキャンダル…。選挙の内幕に迫ったミステリー。

8/9(土)~8/15(金) 11:45~(終13:50)
8/16(土)~8/22(金) 9:30~(終11:35)
8/23(土)~8/29(金) 13:50~(終15:55)

一般1800円 / 大学・専門1400円 / シニア1100円 / 小・中・高1000円 / 会員990円

トリオ・リベルタ 結成25周記念コンサートシリーズ@和光大学ポプリホール鶴川




・10月28日(火) 和光大学ポプリホール鶴川 結成25周年記念シリーズ第1弾 
8月15日(金)発売

・11月10日(月) 和光大学ポプリホール鶴川 結成25周年記念シリーズ第2弾 
8月15日(金)発売

・12月10日(水) 和光大学ポプリホール鶴川 結成25周年記念シリーズ第3弾 
8月15日(金)発売

沖仁 フラメンコギタリスト Live 8/25@BLUE NOTE PLACE

 Pedro Sierra en Tokyo

【日時】
2025年8月25日(月)
【場所】
BLUE NOTE PLACE
【出演】
Pedro Sierra(フラメンコギター)
ゲスト:沖仁(フラメンコギター), 徳永兄弟(フラメンコギター)
【公演日時】
2025年8月25日(月)
・1stステージ:開演 18:00(開場 17:00~)
・2ndステージ:開演 20:45(開場 19:45~)
【会場】
BLUE NOTE PLACE
【料金・予約】
全席指定:7,800円(税込)
イープラス[1階席]
Table Check[2階席]
詳細はこちら

2025年7月17日木曜日

2025.7.24 IGSセミナー 「ラテンアメリカからひらくフェミニズム:生の収奪に抗する知と実践」


日時:2025年7月24日(木)14:00-16:00
場所:お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科棟604室

資本主義と家父長制、植民地主義と採掘主義が折り重なり、重層化された支配構造が人びとの生を収奪する社会に対して、声を上げてきたラテンアメリカの女性たち。本セミナーでは、先住民の運動、文学による実践、学生によるジェンダー構造の変革といった事例を通じて、ラテンアメリカの多様なフェミニズムをローカルかつトランスローカルな知として捉えなおします。ラテンアメリカにおける多様なフェミニズム実践を手がかりに、グローバルなジェンダー課題、日本におけるフェミニズム研究と実践の現在とこれからの社会のあり方を探る場にしたいと思います。

登壇者:
洲崎圭子(中央大学・お茶の水女子大学IGL)
柳原恵(立命館大学・お茶の水女子大学IGI)
柴田修子(同志社大学)
コメンテーター:菊地夏野(名古屋市立大学)
司会:大橋史恵(お茶の水女子大学IGS)

参加申込:要事前申込・登録制、参加無料
申し込みフォーム:https://forms.gle/6LhVJLu14RCL3utt7
言語:日本語
主催:お茶の水女子大学ジェンダー研究所
共催:立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会

2025年7月12日土曜日

ラテンアメリカ・カリブ・スペイン・ポルトガルTV情報
コロンビアの花農家にありがとう

  中西先生からTV番組情報を頂きましたので、掲載します。
(この番組情報は転載しないでください)
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(★=地上波、☆=BS 民放、☆☆=BS NHK)
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★7月12日 (土) 13:30 ~ 14:30(フジ)
スペイン天才ジャーニー~久保建英と美食の街~
美食に彩られたスペインの地で、夢のようなスペシャルタイムが実現です!
▽フォアグラに、バスクチーズケーキに、舞台となったサン
セバスチャンは、世界一と称される美食の街!10万本が眠るワインセラー
まで登場して…。街に根付くカルチャーが、24歳になった久保建英を
優しく包み、ある進化を起こしていました!
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月12日 (土) 18:00 ~ 19:30(NHK BS)
探検!世界の動物園の舞台裏 スペイン・ビオパークバレンシア
スペイン東部の街バレンシアにある動物園ビオパークバレンシアは
世界各地から年間60万人が訪れる大人気動物園!園内にはアフリカ原産の
樹木や自然石を巧みに配して現地の大自然を再現!数千匹の熱帯魚が泳ぐ
水槽をカバが悠然と泳ぐ姿やライオンとキリンが間近で暮らす様子は圧巻!
絶滅危惧種のキツネザルや最強の生物とも言われるハダカデバネズミなど
めったに見られない希少な生き物の楽園を俳優の平野宏周さんが徹底探検
する!
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月15日 (火) 午前 1:40 ~ 2:40(NHK BS)
世界の祭り スペイン・パンプローナ 牛追い祭り
一生に一度は見てみたい世界の祭り。今回紹介するのは、スペイン北部
バスク地方のパンプローナで毎年夏に開かれる“牛追い祭り”サン・
フェルミン祭。歴史あるパンプローナの旧市街を闘牛と人が全力で疾走。
さらに歌と踊りで街中が盛り上がる。熱狂の9日間を、映像と音で
余すところなく体感する。
(Gガイドテレビ王国)
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★7月15日 (火) 昼 11:05 ~ 11:15(NHK総合)
ホットスポット最後の楽園
 カリブ海2 神秘の水中鍾乳洞メキシコ・ユカタン半島
メキシコ・ユカタン半島には“セノーテ”と呼ばれる不思議な泉がある。
水中に入ると、そこはどこまでも透明な水で満たされた暗黒の世界。
ライトを頼りに進んでいくと突然、目の前に体育館ほどの広間が現れる。
天井から吊り下がる無数の鍾乳石は圧巻だ。中でも「地獄のベル」と
呼ばれる場所には、人間の背丈ほどあるベル状の石灰岩が幾重にも
ぶら下がっている。神秘の水中鍾乳洞と暗黒の世界に適応した奇妙な
生きものたちに迫る。
(Gガイドテレビ王国)
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☆☆7月15日 (火) 17:30 ~ 18:00(NHK BS)
驚き!地球!グレートネイチャー
 隆起!分裂!アンデス神秘の断崖~コロンビア
アンデス山脈が貫く南米・コロンビアは、激しい地殻変動によって生まれた
絶景の宝庫。山脈が引き裂かれてできた深さ2千mの大渓谷、断崖の穴から
吹き出す落差322mの巨大滝、美しい造形の神殿のような奇岩群、深い
海底から標高5千mの山頂まで持ち上がった岩壁「神々の玉座」…。神秘的
かつ大迫力の絶景誕生の謎を探ると、この地の複雑なプレートの動きによる
隆起と分裂というダイナミックな地球の営みが浮かび上がってきた!
(Gガイドテレビ王国)
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★7月16日 (水) 19:57 ~ 20:42(NHK総合1)
サンクスonデリバリー コロンビアの花農家に“ありがとう”
実はカーネーションの6割以上を輸入に頼る日本。中でもコロンビアは
国内シェアの約4割を占め、我々の冠婚葬祭を支えている。日本からの
「ありがとう」を届けるべく現地の花農家の元へ!出会ったのは生産の
最前線を担うシングルマザーたち。彼女たちは麻薬ビジネスが激化させた
内戦から逃れて、花農園で働いていたのだ。花の生産隆盛の裏にある苦難の
歴史を紐解きながら、力強く生きる人々の心揺さぶる物語をドキュメント
する。
<司会>佐藤隆太,AI,<ゲスト>福田麻貴,豆原一成,
<語り>板垣李光人,金光宣明,明智璃子,小林優子
(Gガイドテレビ王国)
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2025年7月5日土曜日

映画『入国審査』8/1(金)~ロードショー


2025/8/1(金)~
新宿ピカデリー、ヒューマントラスト渋谷、シネ・リーブル池袋、その他全国公開

NYに到着したが、なぜか入国できないカップル
「入国の目的は?」
その答えが、あなたの人生を左右する―
NYの空港で入国審査を待つ幸せなカップル。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜ二人は止められたのか?審査官は何かを知っているのか?予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が二人の間に沸き起こり──。

ホセ・パルラ「Home Away from Home」7/27(日)まで

ポーラミュージアムアネックス


〇入場無料 11:00-19:00(入場は18:30まで)

〇2025年7月27日(日)まで開催

パルラは、1973年マイアミ生まれ。アメリカ、プエルトリコ、キューバといった多様な移民文化に囲まれて育った。そうした環境は、都市生活や芸術に対する理解に深く影響を与え、パルラの作品に大きなインスピレーションをもたらしてきた。独特のカリグラフィーと、幾層にも塗りかさねられた絵肌に特徴付けられるパルラの作品は、都市の壁に残された記憶や痕跡を想起させると同時に、自身の経験が色濃くかさねあわせられている。とくに世界中を移動するなかで出会った都市や多様な表現との対話は、異なる抽象表現を交差させたパルラの独自の視覚言語の探求をうながしてきた。パルラの痕跡を刻む行為は身体性と質感に富んでおり、加筆や消去、かさね描きといった手法を織り交ぜられることで、身体の動きを反映した絵画的な意識の流れを生み出し、視覚文化の既成概念への揺さぶりをかけている。

都内2会場で同時開催する本展では「日本」を共通のテーマに展示。本展では、ひとつに限定される「ホーム」ではなく、記憶、移動、人とのつながりによって形成され、つねに変化し続ける風景という視点からパルラの作品を紹介する。

 パルラは1999年から幾度も日本を訪れており、日本の風土や文化様式からも多大な影響を受けてきている。ポーラ ミュージアム アネックスではこれまでの重要作品を中心に、パルラの芸術実践やクリエイターたちとの交流の軌跡を辿る。会場では、窯元で滞在制作された備前焼の作品や日本のアーティストやファッションデザイナーとのコラボレーション作品なども展示される。

2025年7月3日木曜日

ペルーコンテンポラリー映画祭 2025年7/18(金)-7/19(土) インスティトゥト・セルバンテス東京



ペルーコンテンポラリー映画祭2025 / FESTIVAL DE CINE PERUANO EN JAPÓN 2025 (VOL4)
2025年7/18(金)-7/19(土)
会場: インスティトゥト・セルバンテス東京
入場料無料、要予約。各回入替制、映画毎にご予約ください。

全作日本語字幕付、ペルーの誇る現代の映画関係者の素晴らしい才能をご覧ください。作品は数々の国際的な賞を獲得しており、現代ラテンアメリカの映画産業に大きく寄与しています。
豊かな多様性、美しい土地と習慣が千年の歴史の中で息づくペルー映画をどうぞお楽しみに。

[プログラム]

7月18日 (金) 
17:45 開場
18:00 開会のご挨拶
   『ラ・エレンシア・デ・フローラ』上映
20:30 終了予定

7月19日 (土)
開場9:50 / 上映10:10〜『Reinas』
開場12:40 / 上映13:10〜『勇気と聖性 ― アナ・デ・ロス・アンヘレス修道女の物語』
開場14:45 / 15:15〜『Yana-Wara』(2023年)

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2025年7月1日火曜日

【公開講演会】立教大学ラテンアメリカ研究所主催 2025/7/12

    公開講演会「日本とボリビアの絆 移住と国際協力から見る関係史」

1899年にペルーからボリビアに転住した日本人移民93名を嚆矢として、ゴム産業で興隆したボリビア・アマゾン地域への日本人移住が20世紀初頭に始まった。北部ベニ県のリベラルタに集住した日本人は、日本人協会を立ち上げ、地元社会との共生を試みた。その後、ゴム産業の衰退とともに日本人移民は各地に拡散したが、第二次世界大戦後、サンタクルス県にサンファン移住地とオキナワ移住地が創設され、同移住地への支援からボリビアへの国際協力や日系人支援が活発になった。1980年以降は、オキナワ移住地から横浜市鶴見区などへの日系人の逆流現象も起きている。彼らは地域コミュニティを支え、多文化共生の推進役としても活躍している。本講演会では3人の講演者が、移住と国際協力から見た日本とボリビアの100年にわたる関係を解説する。

講師:
・本学ラテンアメリカ研究所研究員
 大島 正裕(おおしま まさひろ) 氏
・国際協力機構(JICA)海外移住資料館 副館長
 小原 学(おはら まなぶ) 氏
・関東学院大学社会学部准教授
 藤浪 海(ふじなみ かい) 氏


日時:2025年7月12日(土)17:30~20:00
場所:立教大学池袋キャンパス14号館4階D401教室&Zoom
参加費無料
定員:教室参加200名、Zoom参加300名
事前申込必要 
→ 教室参加希望の方:https://s.rikkyo.ac.jp/yaqi7epr


→ Zoom参加希望の方:https://s.rikkyo.ac.jp/vti6zenm



映画『ボサノヴァ 撃たれたピアニスト』


2023年製作/103分/G/スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル合作
原題または英題:Dispararon al pianista
配給:2ミーターテインメント、ゴンゾ
劇場公開日:2025年4月11日
監督:フェルナンド・トルエバ ハビエル・マリスカル
製作:クリスティナ・ウエテ 脚本:フェルナンド・トルエバ
出演者:ジェフ・ゴールドブラム

フェルナンド・トルエバ監督が、「チコとリタ」でもタッグを組んだハビエル・マリスカル監督と共同監督を務め、ブラジル音楽の伝説的ピアニストであるテノーリオ・ジュニオルが1976年軍事クーデター直前のブエノスアイレスで姿を消した実話を題材に、ラテンアメリカの光と影を描いたアニメーション映画。

<上映館>
7/17(木)オーディオルーム トーク付 ボサノヴァ 撃たれたピアニスト 19:10
★上映後トーク:中原仁さん(放送・音楽プロデューサー/選曲家)、オノ セイゲンさん(マスタリング・エンジニア)
7/19(土)オーディオルーム ボサノヴァ 撃たれたピアニスト 17:00

8/16(土)~8/22(金) 17:50~(終19:38)
★先着でポストカードプレゼント!

2025年6月27日金曜日

週刊読書人2025年6月27日号巻頭特集:対談=伊高浩昭・柳原孝敦 <追悼・マリオ・バルガス=リョサ>

週刊読書人2025年6月27日号に、本研究所学外所員でジャーナリストの伊高浩昭氏とラテンアメリカ講座「ラテンアメリカ文学」講師で東京大学教授の柳原孝敦氏の対談が掲載。
巻頭特集<追悼・マリオ・バルガス=リョサ>「ラテンアメリカ文学ブーム」を牽引した最後の作家

https://dokushojin.net/news/1017/


2025年6月26日木曜日

映画『マルティネス』8月22日公開

 

メキシコ人若手女性監督ロレーナ・パディージャの長編デビュー作品。パンデミックを通してメキシコにおける若者と高齢者との関係性が変化したことに着想を得て、老いや死、孤独に直面し愛に迷う60歳の男性を主人公にしたユニークでほろ苦い人間ドラマを作り上げた。主演は、第90回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ナチュラルウーマン』(2017)で印象的な演技を見せたチリ人俳優フランシスコ・レジェス。字幕監修は当研究所の洲崎圭子研究員。

映画『マルティネス』原題:Martinez 2023年製作/96分/G/メキシコ
配給:カルチュアルライフ
監督・脚本:ロレーナ・パディージャ
キャスト:フランシスコ・レジェス、ウンベルト・ブスト、マルタ・クラウディア・モレノ

2025年8月22日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、テアトル梅田、アップリンク京都 他、全国順次公開!