今回のイベントでは、ラテンアメリカが舞台・ロケ地になっている作品が4本上映されます。
なかでもH) 『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』は、当講座 「ラテンアメリカ文学」講師の旦先生が最近翻訳刊行された「ウイダーの副王」(みすず書房)の映画版です!
A) 『小人の饗宴』
出演:ヘルムート・デーリング
人里離れた施設で始まったアナーキーなドンチャン騒ぎ。衝撃的な内容に物議を醸したが、世界のアートシーンに与えた影響は計り知れない。ヘルツォークは「ニワトリが恐ろしいと示したのは私が最初です」と語る。
B) 『アギーレ/神の怒り』
出演:クラウス・キンスキー
16世紀、アマゾンの奥地に黄金郷を求めたスペイン探検隊の実話が原作。最後の峠を越えたところで厳しい自然に阻まれ、食料も底をつき探検隊は内部崩壊してゆく。『タイム』誌が選ぶ<歴代映画100選>の1本に!
G) 『フィツカラルド』
出演:クラウス・キンスキー、クラウディア・カルディナ―レ
1982年カンヌ国際映画祭監督賞受賞
19世紀末ブラジル。稀代のテナー、エンリコ・カルーソーに感激したフィツカラルドが、アマゾンの奥地にオペラハウスを建てようと始めた事とは・・。船の山越えシーンが伝説になった途方もないスケールの映画!
H) 『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』
出演:クラウス・キンスキー
19世紀初頭のブラジル。フランシスコは農園主の娘に手を付けたため、アフリカに飛ばされ奴隷商人コブラ・ヴェルデとなるが、勲功をあげアフリカ総督になる。だが、栄華は続かず、首に懸賞をかけられる身に・・・。稀代の役者、クラウス・キンスキー