2026年6月15日月曜日

映画『これは君の闘争だ』上映会&座談会(7月18日)のお知らせ

「第三の波」でもたらされた

ラテンアメリカの民主主義と社会のいま

東京大学駒場キャンパスにおいて、「「第三の波」でもたらされたラテンアメリカの民主主義と社会のいま」をテーマに、映画『これは君の闘争だ』上映会&座談会を実施します。

“Primavera secundarista”(中高生たちの春)。2015年、ブラジル・サンパウロ州政府による公立学校再編政策に反対して、中高生による学校占拠運動が広がりました。学生たちは公立学校閉鎖と、それに伴う教育環境悪化への懸念から抗議運動を展開し、最終的に州政府は再編計画の停止に追い込まれました。さらに2016年にかけて、学生たちの運動は他州にも広がり、全国規模の公立学校占拠運動へと発展していきます。占拠された学校では、学生たちによる自主講義や討論会、共同炊事などが行われ、民主主義、フェミニズム、反レイシズム、LGBTQ+の権利といった多様なテーマについて議論する空間も形成されました。しかし、その後2018年には右派ポピュリストのボルソナロ政権が発足し、ブラジルの政治状況は大きく右傾化に向かいます。

本企画では、学生たちの視点から運動とブラジル社会の実像を描いたドキュメンタリー映画『これは君の闘争だ』(監督エリザ・カパイ、ブラジル・2019)の上映を行います。上映後、それぞれブラジル社会・ラテンアメリカ映画・メキシコ政治を専門とする研究者による座談会を実施します。2010年代のブラジルや、その他の域内諸国で顕在化する社会・経済・政治的諸問題を、民主化の「第三の波」以後の長期的文脈に位置づけて多面的に捉え直すことを試みます。

◾️座談会登壇者

近田亮平(東京外国語大学国際社会学部 教授)
新谷和輝(名古屋外国語大学現代国際学部 助教)
馬場香織(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
高校生・大学生や一般の方までどなたでもご参加いただけますので、ご家族やご友人に広くお声がけいただければ幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。


<日時>
7月18日(土)14:00-17:00(13:30開場)
<会場>
<参加費/事前申込/定員>
◾️参加費無料 ◾️要事前申込(登録〆切:7月16日(木)正午) ◾️定員100名
以下のURLよりお申込みください。一人ずつお申込みいただく必要があります。
定員に達した時点で受付を終了させていただきます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScGMOBdLM-MgDNmQlz3nRfU5NU7tgmVwFjEScbh29D2YDrqHQ/viewform

主催:科学研究費基盤A「民主化の「第三の波」再訪:体制移行論の新たな視角」(代表:横田正顕・東北大学[本企画担当:馬場香織]