2008年7月25日金曜日

サンパウロ便り


サンパウロからの写真

昨年までポルトガル語上級とラテンアメリカ論IIを受講していた鈴木さんからお便りが届きました。
お手紙からブラジルらしさ、そして、充実して毎日を送っている様子がわかりますね。元気な様子になんだか心があたたかくなりました。

**************************

こんにちは。

現在、サンパウロ大学の人文学部に留学に来ています(来年の1月まで滞在予定です)

日本では早稲田の社会科学研究科(修士)に在籍していて、80年代以降のブラジルにおける雇用や労働状況の変化について研究しています。

今年は移民100周年記念ということもあり、日本に対する注目も高まっていて各地でイベントやセレモニーが行われています。 そこで感じるのは、やはり私を含めた日本人がブラジルで好意的に受け入れられるのは、移民でこられた方々の功績のおかげであるということです。それに対してもちろん敬服します。

しかし、たとえば日本や日本人に対するブラジル人のイメージがひと昔前のもので止まっているな、とも感じます。「日本から留学にきた」というと、「移民研究できたのか?」、と言われることが9割です。 ブラジルと日本がこれから新しい関係を気づいていくためにも、過去の功績に感謝しつつ、また新しい視点で物事を見つめたほうがいいな、と今日この頃感じています!


・・とまあ、ちょっとまじめなことはこのぐらいにして(笑)、ブラジル人の明るさといい加減さと機転の良さはやっぱり生活していてすがすがしいです!やたら食べるし、しゃべるし、ひとの噂話が大好きで時々どっと疲れることもありますが、それぞれがマイペースで、going mywayで人生の楽しみ方そのものを知っているなあと感じます。

ブラジルにきてはや4ヶ月が経ちましたが、充実した日々を送っています。

また何かあったら報告しますね!
乱文、長文、失礼しました!
それでは!

鈴木志帆
元ラテ研受講生
早稲田大学大学院社会科学研究科修士2年
2008年度サンパウロ大学人文学部留学生