2024年11月19日火曜日

映画『パナマ運河地帯』フレデリック・ワイズマンの足跡 1967-2023 フレデリック・ワイズマンのすべて

フレデリック・ワイズマンの足跡 1967-2023
フレデリック・ワイズマンのすべて

第1期:2024年12月6日(金)-12月7日(土)(2日間)
第2期:2024年12月10日(火)-12月14日(土)(5日間)
会場:アテネ・フランセ文化センター

1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
60年近くにわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきた。
ワイズマン自身が“〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ”という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出される。 本特集では、1967年から2023年に撮られた47作品のうち、現時点で上映可能な44作品を11期に分けて上映。巨匠フレデリック・ワイズマンの足跡をたどる。

ラテンアメリカ関連作品
『パナマ運河地帯』Canal Zone 1977年(174分)
監督/フレデリック・ワイズマン
上映日/ 12/12(木)18:00~、2/15(土)13:00~、3/14(金)18:00~
永年、事実上アメリカの植民地だったパナマ運河地帯。1977年にカーター大統領は新運河条約を締結し、運河を米パ両国で共同管理することを決めた。政府関係者、軍人、ビジネスマンなど様々な人々が行き交うこの地帯で暮らすアメリカ人の生活が描かれる。同地帯は1999年12月31日にパナマに完全返還された。