2008年8月13日水曜日

伊高先生航海日誌

伊高先生よりのお手紙です。

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船上からの最終報告です。

メヒコ太平洋岸のアカプルコに8日、上陸jしました。

41年前に最初に来たころ、何度も砂に埋めた思い出が、紫の霞がかかって甘酸っぱくも、おぼろげに甦ります。しかし、別離と忘却が過去を軽くし、いまは感傷はありません。だから生きていけるのでしょう。

10日には、船の給水のため、メヒコのハリスコ州プエルトバジャルタに数時間停泊し、浜辺を散策し、大型でうまいマルガリータを呑みました。ここも34、5年前に来ましたが、特に感慨はありませんでした。

船は、バンクーバーに向けて、間もなく出港です。

これから小一週間、いろいろな講座を開きます。パブロ・ネル-ダとガブリエラ・ミストゥラルの詩の朗読や、メヒコ情勢、チェ・ゲバーラの愛と人生、ロシア民謡DJなどをやります。

17日には東京に戻ります。そして実りの秋に備えます。

9月下旬の再会を楽しみにしています。そしてレポートも。

ではまた、080810
プエルトバジャルタにて、サルバドール