2008年10月6日月曜日

ブラジル日本人移民100年の軌跡(その3)


松田美緒さんのブラジル日本移民に関する曲を集めたLuarより

第39回現代のラテンアメリカ(コンサートの部)

今日は来週末に迫った、第39回公開講演会「現代のラテンアメリカ」のコンサートの部に関する情報です。

皆さんはブラジル日本移民というとどのようなイメージをお持ちになりますか?
苦労に苦労を重ねて? 第2次世界大戦前後の御苦労? それとも勝ち組負け組? 最近のスセソの活躍ぶり? 

今回のコンサートの部でお伝えしたいのは、日本移民を支えた心の糧となった音楽です。今年のレクチャーとその次の週に行われる国際会議では、映像をふんだんに使って、日本人移民の歴史を紹介します。こうした映像だけではお伝えしきれない部分を紹介するために、ポルトガル語の歌を主に歌う松田美緒さんとボサノバギターの大家笹子重治さんをお迎えし、時空を超えて、みなさんをブラジルへとお連れします。

ポルトガル語はラテン語由来の言語の中でも、特に情緒豊かでしっとりとした優しさに満ちた響きをもっています。ブラジルの音楽、ポルトガル語の響き、松田美緒さんの身も心もふわっと包むような柔らかな歌声、笹子さんのギターのサウンドが翼となることでしょう。

どうぞお楽しみに!!