カストロ前キューバ議長の容態悪化か
キューバの精神的指導者フィデル・カストロ前議長(82)の容態が悪化したのではないかとの見方が流れている。
・それは、前議長が、共産党機関紙グランマなどへのコラム「省察」を昨年12月15日を最後に小1ヶ月書いていないこと
・元日の革命勝利50周年でラウール・カストロ議長のフィデル礼賛が目立ったこと
・11日(一昨日)、フィデルの盟友であるベネズエラのウーゴ・チャベス大統領が公式放送で、「フィデルが人前に現れることはもはやなく、記憶に刻み込まれるだろう。フィデルは肉体的生命を超えて生き続けるだろう」と明言したこと
——などを根拠としている。
現時点では、これ以上の判断材料はなく、新たな情報を待つしかない。
1月13日 伊高浩昭