野谷文昭編『日本の作家が語るボルヘスとわたし』(岩波書店刊)が刊行されます。ボルヘス会の大会での作家による講演をまとめたもの。立教で行った第一回の川上弘美さんを初めとする10人の作家によるボルヘス論集で、世界に類例を見ないユニークなものです。
<十人の日本の人気作家――川上弘美,多和田葉子,奥泉光,小野正嗣,星野智幸,平野啓一郎,辻原登,高橋源一郎,荻野アンナ,吉田文憲――が実作者として,また個性的な一読者として,難解とされるボルヘスの作品に向き合い,魅力あふれることばで語る.作家自身の文学の方法や思想までが浮かび上がる,ボルヘスの迷宮への道案内(岩波書店HPより)>
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