2011年9月1日木曜日

JICAちきゅう広場でのエルサルバドルに関するイベント紹介

1)セミナー「エルサルバドルと私」  講師:細野 昭雄(JICA研究所所長)日時:9月6日(火曜)18時30分から20時30分



会場:JICA地球ひろば 1階 市民のひろば
主催:駐日エルサルバドル大使館、JICA地球ひろば

9月はJICAちきゅう広場で、中米の「エルサルバドル共和国」を特集するのでご紹介します。

1階体験ゾーンでは民芸品や民族衣装、観光パネル資料などを展示し、同国を紹介しているようです。イベントの第一弾は、オープニングセレモニーとして、駐日エルサルバドル共和国大使館のマルタ・リディア・セラヤンディア次期大使よりご挨拶の後、元駐エルサルバドル大使の細野 昭雄JICA研究所所長による講演「エルサルバドルと私」を行います。

挨拶:マルタ・リディア・セラヤンディア氏 Mrs. Martha Lidia Zelayandia Cisneros
(駐日エルサルバドル共和国大使館 次期大使)

2)セミナー「エルサルバドルのバラの花―『星の王子さま』著者サン=テグジュペリと妻コンスエロの知られざる軌跡」
講師:安藤 二葉氏(版画家、エッセイスト)


日時:9月17日(土曜)14時から15時30分
会場:JICA地球ひろば 1階 市民のひろば
主催:駐日エルサルバドル大使館、JICA地球ひろば

 永遠の名作として世界中で読み継がれる『星の王子さま』。みなさんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
 この名作の著者、フランス・リヨン生まれのアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの妻が、エルサルバドル人だったことをご存知ですか?
 そして、『星の王子さま』に登場するバラの花のモデルが、そのエルサルバドルのコンスエロ・スンシン夫人だったという説も!?
コンスエロはエキゾチックな魅力を持つ中米美人でしたが、フランスの由緒ある貴族の家柄だったサン=テグジュペリの家族には受け入れてもらえず、彼の伝記の中でも多くを語られていません。しかしながら、『星の王子さま』が生まれた背景には、二人のさまざまなエピソードが隠れていそうです。
 本セミナーの講師、安藤 二葉氏は、自身が青年海外協力隊としてエルサルバドルで2年間暮らしていた経験から、作家サン=テグジュペリにエルサルバドル人の妻がいたことを知り、興味がわいたといいます。今回は、そんな興味から二人の軌跡を訪ねた安藤氏に、エピソードの一部を紹介していただきます。
講師:安藤 二葉氏(版画家、エッセイスト)
【略歴】立教大学文学部フランス語フランス文学科卒業生。ラテンアメリカ研究所OG

3)映画上映会『ROMERO―エルサルバドルの殉教者』

日時: 9月23日(金曜)14時から16時
会場:JICA地球ひろば 3階 講堂
主催: 駐日エルサルバドル大使館、JICA地球ひろば

エルサルバドル共和国
 その国名の意味「救世主」を体現し、唯一の武器「真実」をもって、民衆を守るために戦ったオスカル・ロメロ大司教。70年代、軍部や警察をはじめとする極右勢力のテロが吹き荒れ、軍部と富裕層の結びつきがさらに極端な貧富の差を生んでいました。1977年2月にサン・サルバドルの大司教に任命されたオスカル・ロメロは、当初「政治や社会問題に波風を立てそうにない」という理由で軍部や富裕層に支持されていましたが、就任後、立て続けに起こった事件をきっかけに穏健派から強硬派へと変わります。
 不正な選挙へ抗議した民衆が軍により虐殺されたり、社会活動をしていた身近な神父や多くの農民が相次いで行方不明になったり、殺害されたり、また多くの市民が虐殺されていくのを目の当たりにし、ロメロ大司教は、貧しい人々の声となるべく、軍部と独裁者による過酷な民間人弾圧と政治的暴力に対して「真実」を唯一の武器として、非暴力の戦いを決意します。その後の彼の運命は、そして国の行方はいかに・・・?

 本作品は、非道な政治的抑圧のなかで聖職者と人々が力を合わせ、正義と平和を勝ち取るために戦った実話に基づいています。

 オスカル・ロメロ大司教は「20世紀の殉教者10人」の1人として、ロンドンのウェストミンスター寺院の大西扉に胸像が飾られ、今も多くの人々から敬愛されています。また、2010年の国連総会において、パン・ギムン国連事務総長は、ロメロ大司教の偉大な功績を称え、大司教が人権の侵害と弾圧反対を主張したために暗殺された1980年3月24日から、毎年3月24日を「人権侵害の真相を知る権利と被害者の尊厳を守るための国際デー」と定めることを宣言しました。

 この機会に、歴史的な改革の一端をご覧いただき、その後1992年の和平協定まで続いた内戦の歴史と時代背景、そして現在のエルサルバドルに至る道のりについても考えていただくきっかけになればと思います。

※映画上映時間は105分
定員:250名
参加費:無料

4)セミナー“コーヒーハンター”川島 良彰「僕の人生を変えたエルサルバドル コーヒー」
講師:川島 良彰氏(コーヒーハンター、株式会社Mi Cafeto代表取締役)


日時:9月25日(日曜)16時から17時30分
会場:JICA地球ひろば カフェ・フロンティア 【地図】
主催:駐日エルサルバドル大使館、JICA地球ひろば 協力:株式会社 Mi Cafeto

エルサルバドルの主要産業のひとつ、コーヒー
 日本の九州半分ほどの面積しかない小さな国でありながら、1975年にはアラビカ種(世界全生産量の約70%を占める品種)の生産国として世界3位を記録したこともあり、高度な栽培技術によって、世界最高の単位生産性を誇っていました。
 現在では“コーヒーハンター”として広く知られる川島 良彰氏がコーヒー人生の始まりを過ごしたのも、その時期のエルサルバドル。川島氏がコーヒーを通して見たエルサルバドルを語っていただきます。

※当日は、今年の世界バリスタチャンピオン、エルサルバドル出身のAlejandro Mendez(アレハンドロ・メンデス)氏がゲストで参加予定です。

講演内容:
 ・ エルサルバドルのコーヒーの歴史と産地の説明
 ・ 私とエルサルバドルのコーヒーの関わり
 ・ これからのエルサルバドルコーヒーの行方
 ・ エルサルバドルのコーヒーの解説とデモンストレーション

講師:川島 良彰氏(コーヒーハンター、株式会社Mi Cafeto代表取締役)

対象:ご興味のある方ならどなたでも

定員:50名

参加費:1,500円(エルサルバドルのコーヒー(おかわり自由)、焼菓子「ケサディーヤ」付)
※参加費の一部は東日本大震災の被災地に寄付。

参加方法:下記問合せ先まで、電話またはEメールにてお名前、ご連絡先をお知らせのうえ、お申込みいただくか、または下記の「お申込み」ボタンからお申込ください。
http://www.jica.go.jp/hiroba/event/201109.html#a01-96-01