以前にお知らせしましたが、来週の月曜日に立教大学で行われる講演会のお知らせです。
公開講演会「ハイチとケベックのあいだで書くこと」
講師:ダニー・ラフィエリエール(作家)
日時:2011年10月3日(月)18:30~20:00
場所:池袋キャンパス マキムホール2階 M202教室
【講師略歴】
1953年、ハイチ生まれ。中等教育修了後ジャーナリストになるが、ジャン=クロード・デュヴァリエの独裁政権下で生命の危険を感じ、1976年、カナダ・ケベック州(モントリオール)に移住。工場などで働きながら、1985年、『間違いだらけの恋愛講座』で作家として華麗にデビューする。同作品はベストセラーになり、1989年には映画化もされる。90年代は一時マイアミに居を移すが、2002年よりモントリオールに戻り、2008年に『我が輩は日本作家である』を発表。日本文学への造詣も深い。2009年にはハイチへの一時帰郷をテーマにした『帰還の謎』(邦訳近刊)がケベックとフランスで同時発売されて、モントリオールで書籍大賞、フランスでメディシス賞を受賞し、世界的作家としての地位を固める。2010年1月、たまたまハイチの首都ポルトープランスに滞在していたときに大地震が発生。同年3月には、現地の様子を臨場感あふれる時評にまとめた『私の周りですべてが揺れる』を発表。2011年9月末から10月初めにかけて、ケベック州政府在日事務所と日本ケベック学会の招聘により来日予定。
対象者 本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料