ドン・カルロスのために Pour Don Carlos
(フランス=スペイン/1921年/80分/サイレント・伴奏つき/染色)
監督:ミュジドラ、ジャック・ラセーヌ
出演:ミュジドラ、スティーヴン・ウェバー、アベル・タリド
監督:ミュジドラ、ジャック・ラセーヌ
出演:ミュジドラ、スティーヴン・ウェバー、アベル・タリド
サイレント映画のスター女優ミュジドラがスペインのバスク地方で監督、主演した初の自主制作作品で、土地やそこに住む人々を生かし、歴史もの、アクションもの、そしてメロドラマへと自由にジャンルを横断して撮られている。19世紀末のスペイン王位継承権をめぐるドン・カルロス派(カルリスタ)とイザベル2世派が争ったカルリスタ戦争を題材に、若い役人とドン・カルロス派のミューズを描く。ミュジドラ自ら妖しく、狡猾で、しかし最後は恋する男のために命をかけるミューズを演じる。シネマテーク・ドゥ・トゥールーズ、シネマテーク・フランセーズ、サンフランシスコ無声映画祭による4K復元2019年版にて上映。
3.31(金)15:30~/4.2(日)15:00~