「岡本太郎を魅了した古代メキシコ宗教的世界」
日本の芸術家や創作家で古代メキシコに魅了された人は多い。1960年代後半にメキシコを訪れた芸術家・岡本太郎はその一人であり、各地の遺跡・先住民集落・博物館などを訪れることを通して、この地の古代的文明の創造力に強い感銘を受けた。とりわけ、古代アステカの大地の女神「コアトリクエ(蛇の腰巻)」にはすっかりと魂を奪われたようで、彼の著作物等にはこの女神への言及がしばしば現れる。そのような太郎が60年代末に作成した二つの作品「太陽の塔」と「明日の神話」は、彼による古代メキシコの宗教的伝統の解釈という性格を持っている。本講演ではこの二つの作品について考察することを通して、古代メキシコの精神性に接近するための方途を探りたい。
講師:岩崎 賢 氏(神奈川大学外国語学部スペイン語学科准教授)
日時:2025年11月22日(土)17:30~19:00
会場:立教大学池袋キャンパス5号館1階5121教室&Zoomウェビナー(ハイブリット開催)
申込方法:事前申し込み 必要 参加費 無料
定員:教室参加200名、Zoom参加300名
教室参加希望の場合 → https://s.rikkyo.ac.jp/1122aula
Zoom参加 → https://s.rikkyo.ac.jp/1122zoom
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お問い合わせ:立教大学ラテンアメリカ研究所事務局
TEL:03-3985-2578
E-mail:late-ken@rikkyo.ac.jp
